ペットのアンソロジー



爬虫類をたくさんペットとして飼う。その時の、想像を超えた飼育の日々には驚愕した
ミステリー作家の近藤が10人の作家に依頼し、ペットにまつわるミステリー作品を書いてもらう。その作品…

本が好き! 1級
書評数:6246 件
得票数:92031 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



爬虫類をたくさんペットとして飼う。その時の、想像を超えた飼育の日々には驚愕した
ミステリー作家の近藤が10人の作家に依頼し、ペットにまつわるミステリー作品を書いてもらう。その作品…





自分たち夫婦に子供ができないのは、妻に原因があると思っていた。しかし妻は浮気相手との間に子供ができていた。主人公は人生2回目の大切な「許す」を発した。
あの時、ああしなくて、こうしていたら自分の人生はどうなっていただろう。忘れたはずだと思っていたこと…



我々は病気になりたくないと思っているのだが、世の中には自分は病気にかかっていると信じ込んでいる人がいる。
お掃除ガールキリコが活躍するミステリー&お仕事小説シリーズ。 主人公の只野は看護学校を卒業…



どうして、多くの人が、ぬいぐるみを集め、愛おしく思うのだろう・・・
おなじみぶたぶたさんシリーズの2作目。ぬいぐるみだけど、生きて生活しているぶたぶたさん。 …



たいしたことじゃあないように思えるのだが、人生の中でいつもチクリと胸を刺す出来事がある。
ぶたぶたシリーズ、文庫用書下ろし作品。 ぶたぶたさんはぶたのぬいぐるみ。大きさはバレーボール…



ぶたぶたは、バレーボール大のぶたのぬいぐるみ。どんな目にあっても殆ど死ぬことはない。裁縫箱から針と糸と綿をとりだし、綿を詰め縫い合わせれば元に戻るから。
シリーズものが殆どの作家矢崎の、その原点ともいえる「ぶたぶた」シリーズの一作目。「ぶたぶた」シリー…



死んでしまった人が、もう一度生き返りたいと思うのが普通だと思うが、かならずしもそうではない。
食堂つばめシリーズ3作目。連作短編集。 食堂つばめは一旦死んでしまった人間が、本当に死んで…



NHKでもドラマ化された、人気のお仕事小説、お掃除ガールキリコシリーズの第一作目。
NHKでもテレビドラマ化された、おしゃれでキュート、お掃除大好きな女の子キリコが活躍する人気のお掃…



ハードボイルド小説は、闘わなきゃあ。気障な会話と、高級な食事と飲み物だけでは・・・
ハードボイルド小説の大御所北方の作品。ハードボイルド小説、もちろん息を飲むような男同士の対決が売り…



さあ、美味しいものを思いっきりたくさんお食べ。そして、生きている世界へお帰り。「食堂つばめ」は 生と死の分岐点。
花穂は目覚めた。病院のベッドの上だ。だけどいつも周りにある、色んな機械も器具もないし、病院の匂いも…





マイナス30度。貧しい食事。極寒のシベリアの収容所で人々が生き抜けたのは、毎晩美しい声で歌う歌手の歌声と、文学の朗詠(すべて暗唱されている)のおかげだった。
主人公志摩(作者米原万里)は1959年から64年まで、父の仕事の都合で家族でチェコのプラハで暮らし…



最近はライブは静かに行っているようだが、マスコミやメディアに全く登場しない、売れっ子バンドGreeeeNの誕生物語
全くお恥ずかしい話なのだが、老年の域にはいってきた私、現在巷ではやっている曲やアーチストを殆ど知ら…



明治時代に日本にやってきて、白樺派の芸術家たちとともに、陶芸に打ち込んだバーナード リーチ。平板と思える彼の人生に沖亀之助という男を創造し、リーチの人生を揺動させる
日本で陶芸を芸術作品の世界に押し上げたことで、有名な、自身も陶芸家、画家として名をなしたバーナード…





作品のトーンが、ある動作や言葉でがらりと変わる。その心地よい変転に体をあずけ、浸りきる。日本の名作はこれだ。
10人の文豪たちよりすぐりの名短編を収録した作品集。教科書にも載っている作品ばかりで、殆どすべての…




芸術や個性のプログラミング化を追求する。果たして芸術や個性はコンピューターで再創造できるか。
雪子は中学生のとき、学校を休んだ薫のところへ連絡ノートを持ってゆくことがきっかけで薫と一番の友達と…



純文学作家が、突然ミステリーを書き大ベストセラーとなる。それが事件を起こす。
母恋信也という変わった苗字を持つ男がいた。暴力をしょっちゅう振るう父親、その父親、信也が中学生の時…



家族レンタル描写。ユーモア満載で、捧腹絶倒。
花菱家の大黒柱、花菱清太郎は旅回りの劇団「大柳団之助一座」の流し目の花菱清太郎といわれた役者だった…



バイセクシャルの斎藤とゲイの伏見がセックスを語りつくす。内容がすさまじく、気分が少し悪くなる。
ゲイであることをカミングアウトした伏見とバイセクシャルであることをカミングアウトをした斎藤が、あり…



昼食でのおもてなし料理がインスタントラーメン。ここで発せられる言葉「心得ている」意味が不明
偲と杏二が営むカウンター9席だけの小さなリストランテ。常連客で毎日ほぼ満席。 普通のカップルや訳…



江戸時代は妖怪をはじめ、怪異な者が活躍した。それが明治になったからっていなくなることはない。
物語は明治20年の銀座。江戸時代にはあちらこちらに、妖怪、お化け、河童などの怪異なものが闊歩してい…