日蝕・一月物語(新潮文庫)





好ましく面白い作風でした
『日蝕・一月物語』(平野啓一郎) 読了です。 「日蝕」は芥川賞受賞後すぐに読んだことがありま…

本が好き! 1級
書評数:175 件
得票数:1858 票
ものごころついたときから本好きです。
私に読まれるべき本を、なるべく数多く読んであげたいと思っています。





好ましく面白い作風でした
『日蝕・一月物語』(平野啓一郎) 読了です。 「日蝕」は芥川賞受賞後すぐに読んだことがありま…





失われ、そして得る物語
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹) 読了です。 『少年カフカ』『アフ…




長編「青年」を読んでみてください
『森鴎外全集2』(森鴎外) 読了です。 小品ですが、「電車の窓」「里芋の芽と不動の目」「桟…





雪沼を舞台とした短編集
『雪沼とその周辺』(堀江敏幸) 読了です。 雪沼という山間部の町を舞台にした七つの短編集で…




二人の問題を同時に扱った実験作
『1Q84』(村上春樹) 読了です。 まず初めに、章名について。 例えば、「BOOK…




イギリス生まれの仏教徒による説話集
イギリスで生まれ、理論物理学を学んだ後に仏教徒となった著者の説話集です。 タイトルは『マインドフル…




序盤どう打つかの解説書
実際に打たれた棋譜(韓国同士のものが主ですが、韓国vs中国、韓国vs台湾もあります)を基に、序盤での…




中村文則のミステリ挑戦
『去年の冬、きみと別れ』(中村文則) 読了です。 作品中でもたびたび言及されている、芥川龍…





アブノーマル・グロテスクこそ本質
『江戸川乱歩全集第2巻 パノラマ島奇譚』(江戸川乱歩) 読了です。 新聞や雑誌の連作小説と…




最終巻にふさわしい「あの本」
『ビブリア古書堂の事件手帖7』(三上延) 読了です。 ※ ※内容に踏み込んでますので、気…





成長譚と括ってしまうにはあまりに濃密
『ジャン・クリストフ』[全四冊] (ロマン・ローラン/豊島与志雄訳) 読了です。 ドイツの…





どうとでも打てるけど、どう打つのが満足か
数年前に囲碁を始めました。 今、某インターネット碁会で一桁級いくかいかないか、というところです。 …





初めて読む方から親しんでいる方までおすすめです
『「ユリシーズ」演義』(川口喬一) 読了です。 二十世紀を代表する長編小説、『ユリシーズ』…





初心者から知識をもっと得たい方まで
『雲のすべてがわかる本』(武田康男) 読了です。 今まで読んできた雲の本とちがって、雲がど…





意外に読み易く思いました
『森鴎外全集1』(森鴎外) 読了です。 いきなり文語体で、「これは読み終わるのに時間がかか…


結局残念な作品になりました
『哀しい予感』(吉本ばなな) 読了です。 もし「私」と「おば」の話だけだったら、傑作だった…





陰鬱で濃密な中村作品
『迷宮』(中村文則) 読了です。 相変わらず暗く陰鬱な作品ですが、とても濃密な内容です。 …





人間の暗い面が多く描かれている
『太宰治全集9』(太宰治) 読了です。 戦後の混乱期から死の直前までの作品集です。 第八…





初心者でもわかりやすい
囲碁を始めてまだ少しですが、初心者にもわかりやすい解説で、とてもためになりました。 石の形がどれほど…

要はスピリチュアル本
『アムリタ』[全二冊] (吉本ばなな) 読了です。 小説の形式をとっていますが、要はスピリ…