葬送〈第1部(上)〉




二人の天才芸術家の物語
『葬送』[全四冊](平野啓一郎) 読了です。 ショパンとドラクロワという、ジャンルの異なる二…

本が好き! 1級
書評数:175 件
得票数:1858 票
ものごころついたときから本好きです。
私に読まれるべき本を、なるべく数多く読んであげたいと思っています。




二人の天才芸術家の物語
『葬送』[全四冊](平野啓一郎) 読了です。 ショパンとドラクロワという、ジャンルの異なる二…





つぎにどこを打つのがいいのか、が鍛えられる
ようやく一桁級になったぐらいの棋力です。 布石ぐらいの石の方向はだいたいわかったつもりだったのですが…





全1024作品が三冊に
『星新一 ショートショート1001』[全三冊] (星新一) 読了です。 タイトルに「10…




容赦ない快楽殺人の心地よさ
『江戸川乱歩全集 第5巻』(江戸川乱歩) 読了です。 「押絵と旅する男」はとても不思議な短…





序盤から中盤にかけての戦略
序盤から中盤にかけて、定石の周りでどのような戦略で打つべきか、を解説した本です。 「このような戦略…




くねるような文章は、人を篩にかける
『カンバセイション・ピース』(保坂和志) 読了です。 最近好きになった柴崎友香が影響を受けている…





サンチャゴ老人にはただただ憧れる
『老人と海』(ヘミングウェイ/福田恆存訳) 読了です。 実に骨太な作品。 「配られたカー…




いろいろ思いを馳せることができる、楽しい読書体験
『夕暮まで』(吉行淳之介) 読了です。 「あなたは、騙すことばかり考えているのよ、なにもか…





その後、いかに打ち進めていくべきか
いつも相手の地や勢いが大きく感じられ過ぎて、いつも無理な手を打ってしまい、形勢を損じてしまうことがと…





本当に小説を読んだな、という気持ちになる
『森鴎外全集4』(森鴎外) 読了です。 正直、全集3までは鴎外のエリート臭が鼻につく作品も…

甘ったるい表現ばかりの納得行かない作品
『この闇と光』(服部まゆみ) 読了です。 ※ ※ 内容に触れます。 ※ 辛辣な感想です…




わざわざこのテーマで書く必要はあるか?
『女のいない男たち』(村上春樹) 読了です。 短編集です。 私の好みでは、「木野」が秀逸…




「孤島の鬼」の“雑記帳”が秀逸
『江戸川乱歩全集第4巻 孤島の鬼』(江戸川乱歩) 読了です。 「孤島の鬼」と「猟奇の果」…





悪魔との契約は結局暗い
『ファウスト』[全二冊](ゲーテ) 読了です。 ※ ※内容に触れますので、嫌な方は読まな…





太郎の日常が淡々と描かれている
『春の庭』(柴崎友香) 読了です。 現れてくる一文をじっくり味わいたくなる。 しかし、ど…




ただ、とにかく陰鬱。読むのを諦めそうになった
『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介) 読了です。 まず、冒頭の ---------- 油…

コーヒーが好きなのなら、コーヒーを「黒い液体」と表現するのをやめてほしい
『純喫茶トルンカ しあわせの香り』(八木沢里志) 読了です。 まず、コーヒーが好きなのなら…




「妄想」に励まされました
『森鴎外全集3』(森鴎外) 読了です。 最近ますます読むのが遅くなり、読むのに一か月近くかか…





人間御木元玲から神格化された御木元玲へ
『よろこびの歌』(宮下奈都) 読了です。 久しぶりに胸を高ぶらせながら読める作品に出会いま…



ヘッセの自己探求の作品
『デミアン』(ヘッセ/高橋健二訳) 読了です。 確か最初は高校生のとき、家にあった世界文学…