シリアの秘密の図書館





本は雨に似ています。
どうして人間は争いをやめないのだろう。 ワファー・タルノーフスカさん作の絵本『シリアの秘密の図書…

本が好き! 1級
書評数:2636 件
得票数:26431 票
ニックネーム「夏の雨」は、宮本輝さんの「朝の歓び」という作品の中の一節、「あなたが春の風のように微笑むならば、私は夏の雨となって訪れましょう」から、拝借しました。
「本のブログ ほん☆たす」という名前で、本についてのブログを運営しています。
ブログでは書評のほかに、その本を読んだ時の「こぼれ話」や本の話題など掲載しています。





本は雨に似ています。
どうして人間は争いをやめないのだろう。 ワファー・タルノーフスカさん作の絵本『シリアの秘密の図書…





昭和は遠くなりました
今年(2025年)は「昭和100年」ということで、昭和関連の本がたくさん書店に並んでいる。 吉村…





ほんとうのさいわい、とは
名取佐和子さんの『銀河の図書室』には 宮沢賢治の本がたくさん紹介されていますが、 この岩波少…





この夏、宮沢賢治が読みたくなります
『銀河の図書室』(作 名取佐和子)は、この夏の第71回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」の…





作家として書かなければならなかったこと
1990年に発表した『乳房』は伊集院静さんの初期の短編集で、 この作品で第12回吉川英治文学新人…





わかりあえば、みんな友だち
この夏の第71回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」の「小学校低学年の部」に選ばれた1冊。 …





昭和49年に戻ってみたくありませんか
『じい散歩』や『団地のふたり』で人気の高まる藤野千夜さんがそれらの作品より以前、 2013年秋…





愛の詩集が文庫になりました
詩集『歳月』は、 詩人茨木のり子さん(1926―2006)が亡くなったあと見つかった詩篇から …





新しいシリーズのはじまりです
きむらゆういちさん作、あべ弘士さん絵による絵本『あらしのよるに』が初めて出版されたのは、 199…





一身二生で日々ときめく
「人生100年時代」といっても、人の寿命は人それぞれ。 それでも、昔よりは格段に寿命が伸びている…





村上龍は現代の文士かも
「文士」という呼び方は最近ではあまり耳にしなくなった。 意味は「文筆を職業とする人」で、特に小…





バラクラバは目だし帽のこと
この夏の第71回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」の「小学校中学年の部」に選ばれた1冊。 …





絵本でわかるやなせたかし
NHKの「連続テレビ小説」(通称 朝ドラ)の、第112作めとなる2025年前期の作品が、 漫画家…





あの頃が懐かしいなあ
年4回の季刊で発行される AERA臨時増刊の「サザエさん」の2025年夏の巻が出ました。 『…





あなたの本を処方します
町から書店がどんどんなくなっているというニュースをよく耳にする。 その一方で、若い世代の人たちが…





朝ドラ副読本として読もう
NHKの「連続テレビ小説」(通称 朝ドラ)の第112作めとなり「あんぱん」は、 「アンパンマン」…





子どもたちにきれいな地球を残してあげたい
この夏の第71回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」の「小学校中学年の部」に選ばれた1冊が、キ…





大きな歴史の影に埋もれてはいるが
吉村昭さんの作品が好きで結構読んできたが、この『敵討』という作品は未読であった。 作品を知るきっ…





信頼できる大人が登場する信頼できる短編集
第172回直木賞受賞作。(2025年) 作家というのは、それがすべてでなくともよくて、漫才師で…





この詩集、厄介を避けるといわれていて
「井伏鱒二は広島、加茂村の人である。」 こういう書き出しで始まるエッセイを、伊集院静さんの『大人…