コウノドリ(1) (モーニングKC)




「出産は病気ではない」、しかし妊婦は患者で、その15%は命の危険と隣り合わせになるという。産婦人科を舞台に繰り広げられる医療ドラマ。
謎のジャズピアニスト、ベイビー。彼のライブでは2時間を超える演奏がなされることもあれば、わずか10分…

本が好き! 1級
書評数:276 件
得票数:2988 票
複数形から宿主生物へ。職業は食糧。
ちまちまと読みたい本を消化する日々。
単数形に戻りましたが、今度は別個体に栄養を吸い取られています。
割と色々読みます。
生物学(農学/遺伝学他)、考古学(トルコ/エジプト/シリア)、食文化や旅物、SFやゴシックホラー、ペンギン、恐竜、発達心理学、オカルトや妖怪、探検も好きです。
一応、生物学関係で修士持っていますが、お仕事は生物とは無関係に技術系の法律をあつかう事務職でした。退職することに。働かずに食べるご飯は美味しい。
事象の差分を気にする傾向にあります。
土日はあんまり現れません。




「出産は病気ではない」、しかし妊婦は患者で、その15%は命の危険と隣り合わせになるという。産婦人科を舞台に繰り広げられる医療ドラマ。
謎のジャズピアニスト、ベイビー。彼のライブでは2時間を超える演奏がなされることもあれば、わずか10分…



読後、改めて写真を見る。 読み始めるまえには「うげ、虫だ。」としか思わなかったシロアリが、ちょっと気になる存在に見えて…は来なかった。残念。
タイトルの通り、シロアリ本。 真社会的昆虫であるシロアリの生態や習性について語られた、まさしく生物…



スピリチュアルなお話抜きに、終末医療、看取りの話として読みたかった。まさしく修羅場としか言いようがない状況も、明日は我が身かもしれない。
すごく久しぶりの田口ランディさん作品。 スイス生まれの異端の精神科医、エリザベス・キューブラー…




本書ではパンデミックをキーワードに、病害の発生、微生物がレパートリーの減少、HIVウィルスの危険性などに触れている。最後はデジタル疫学を用いた、発生予測の時代へ、と、筆者の論調は明るい。
パンデミック。病害の世界的な流行を指し、爆発的感染、とも訳される。 エボラ出血熱の感染者が過去最大…




魔女鍋。ヘビやカエルをぐつぐつ煮込んだ鍋。果たしてそのお味は?
通常版が欲しかったのだけど、通常版が売り切れていたため特装版を購入。本編の他におまけがついていました…



女性じゃなくて女子。主人公が強くて正しくて、とてもデフォルメされた漫画的な表現なのに、業界が違っても「いるいるいるいる」と思わず首を縦に振りたくなるような、不思議なリアリティだ。
久しぶりに宮木あや子さん作品。 タイトルの通り、主人公の河野悦子は出版社で校閲の仕事をする校閲…




「いないないばぁ」で赤ちゃんが笑っているのには「あれ?いない?あ、いたーー!」と「隠れてたって分かるよ?どうせそこにいるんだろ?ほらいたー!」という2パターンがあるらしい。赤ちゃん絵本のド定番。
赤ちゃん用の絵本、と考えた時に真っ先に思い浮かんだのが本書だった。 でも、自分では買うまい、と思っ…



言葉のテンポがよく、一緒に遊べる可能性を秘めた赤ちゃん絵本。
赤ちゃん向け。ページは厚紙ではなく、読み聞かせ用の一般的な絵本である。 赤いだるまさんがゆらゆらし…




極地、北極を旅しながら、かつて同じ地で129人全員が死亡したフランクリン隊の足跡を追うドキュメント。探検物とは異なる読後感で、長文ながら読者を飽きさせない。
それからずいぶんと長い間、他の人間の姿を目にすることはなかった。(27ページ) 冒頭として、な…




臭い、音、光。野生動物が本当に嫌いなのは何?鳥獣害防除の効果的な方法についての一冊。農業、鳥獣害に無関係な人間が読んでも案外面白い。
以前のアパートで鳩の巣に悩まされたことがあるので、獣害を受けている立場から言えば、本当に迷惑でス…



レントゲン撮影したあれやこれやの写真集。特にボーイング777を写した写真は圧巻。是非大パネルで見てみたい作品である。
レントゲン…、X線撮影と聞いて思い浮かぶ画はどのようなものだろうか? 健康診断の胸部X線?骨折した…




いざ行かん、幻の怪獣探しの探検へ…!血湧き肉躍る冒険譚とは異なる。多くの労力を割いても結果の出ない探検は、無駄だろうか?中学生くらいで読んだら別の人生があったかもしれない?
「え―と、それでぼくたちは怪獣を探しに行こうと思ってます」(11ページ) 早稲田大学探検部。 …




すでに最新ではないものの、古さは感じない。赤ちゃん研究の今にせまる。
「赤ちゃん」研究の最前線を取材しまとめまたもの。 とはいっても、初出の新聞連載は2002年、現在は…


アリゲーターパイク、グッピー、ピラニア…。200種を超える多摩川に「いるはずのない」生物たち。そんな「タマゾン川」の現状にたいする問題提起が本書だ。
かつては「死の川」と恐れられながらも、下水処理施設の建設により清らかさを取り戻した都市河川、多摩川。…



家族、トラウマ、性…。呪縛に捕らわれ、何かに躓き、解決の糸口を見出せないまま、大人になった少女たちの、延長思春期物語。
廃校になった小学校。夜な夜な繰り広げられるキャッツファイト。本書はそのアクターたる少女たちを描いた短…




高級巨大な実験機械の代名詞。電子顕微鏡を使って観察したあれやこれや。ゆるーい理系的電顕観察エッセイ。
電子顕微鏡といえば、研究室の最奥にどでんと鎮座して、高額巨大実験機械の代名詞のようなものじゃなかろう…



使うことばの裏側に、10倍もの知っている言葉がある?
NHKすくすく子育てのことばの習得に関する本。ある程度発達に関する本を読んでいると、短いだけに物足り…



果たしてこれはエッセイなんだろうか。必要がないから40年間未経験なのである。なのに、今、それをやれって!
合コン、一人暮らし、骨折献血、結婚に離婚。競馬に占い。 42歳男子ならだれでも経験していそうな(?…




トルコには「oya gibi(オヤのように)」という熟語があるのだとか。意味は「繊細な、美しい、上品な」。そんな繊細で美しいボンジュックオヤを紹介した本書。眺めるだけでも幸せな気持ちになれる。
タイトルから普通にビーズ編みの本かと思いきや、ボンジュックオヤの本である。 イスラム教の女性…



青春、初恋、ホラー。夏らしさ満載の現代ファンタジー。佐野が可愛いよ、佐野。
夏休み。廃校になった母校で体育館で体育用品の整理をすることになった幼馴染三人。本当はクラス中に声がか…