壊れたおねえさんは、好きですか?



読み手を選ぶ枯れかけのおばちゃんの生々しい性の話。下ネタばかりのぶった切りエッセイ集。
仕事も金もあるし、パートナーも、友人もいる。 だけど、自分には性的魅力がない?! フェロモン、性…

本が好き! 1級
書評数:276 件
得票数:2988 票
複数形から宿主生物へ。職業は食糧。
ちまちまと読みたい本を消化する日々。
単数形に戻りましたが、今度は別個体に栄養を吸い取られています。
割と色々読みます。
生物学(農学/遺伝学他)、考古学(トルコ/エジプト/シリア)、食文化や旅物、SFやゴシックホラー、ペンギン、恐竜、発達心理学、オカルトや妖怪、探検も好きです。
一応、生物学関係で修士持っていますが、お仕事は生物とは無関係に技術系の法律をあつかう事務職でした。退職することに。働かずに食べるご飯は美味しい。
事象の差分を気にする傾向にあります。
土日はあんまり現れません。



読み手を選ぶ枯れかけのおばちゃんの生々しい性の話。下ネタばかりのぶった切りエッセイ集。
仕事も金もあるし、パートナーも、友人もいる。 だけど、自分には性的魅力がない?! フェロモン、性…



ヲリキリさまの設定がなかなか凝っていて、好感がもてた。他のキャラクターたちが賑やかしになっているのが残念。
前巻に引き続き学校が舞台となる本作。 科学的解決、本格ミステリー調の古い怨霊、超能力ときて本作…




コロンブス以降、新大陸からもたらされた数々の植物。それらは栄養状態を改善し、食生活に変化を与え、世界を変えるのに十分なインパクトを与えた。本書では特に6つの植物に着目して、その影響について述べる。
コロンブス以降、ヨーロッパ世界には新大陸原産の数々の植物がもたらされ、現代文明の礎となった。 その…




「イスラム」とい単語を聴くだけで、なんとなく怖いイメージを抱いていないだろうか?イスラムとは?なぜテロや紛争が起こっているのか?教科書的に解説した一冊。ベリーダンスに鼻の下をのばすのは、実に正しい。
「イスラム原理主義」、「イスラム過激派」、ニュースを賑わすそんな単語に、なんとなくイスラム=過激で怖…



ニニとトトの母がキキじゃなかったら。魔女じゃなかったら。キキを取り巻く優しく、故に残酷な人たちが、双子の力になったのかもしれない。
魔女の宅急便5 魔法のとまり木より15年。 キキとトンボさんの間には双子の姉弟が生まれていた。本作…



長い長い思春期のトンネルを抜けて、最終話にふさわしい大円満、ハッピーエンドである。ライちゃん主人公の物語が読みたい。
トンボさんとの恋の行方、結婚式のヴェール、変わっていくジジ、そしてサヤオさん。 キキの物語はこれで…



夫である伝右衛門の気配が希薄な不倫劇。あっさりとした読後感がむしろ不気味である。
歌人柳原白蓮。本名伊藤燁子。 華族の妾腹の子として生まれながら、九州の石炭王伊藤伝右衛門に嫁ぎ、人…



初心者を意識して、写真を多用した説明書き。しかし写真では分かりにくい箇所もあり、イラストが欲しかった。説明する、ということの難しさを感じた。
人気型紙ショップパターンレーベルの子供服の型紙本。 Lessonのタイトルの通り、初心者でも分かり…



演出家であり、役者。耽美主義者。坊ちゃん然とした素直さとカリスマ的な迫力。 三島由紀夫作品を読んで感じる三島由紀夫像と、本作に描かれる三島由紀夫像は奇妙に一致する。
若くして名を馳せ、文壇、芸能にと活躍し、最後は割腹自殺という壮絶な死を遂げた文士、三島由紀夫。 そ…




消費は快楽。快楽につながらない出費は「悪」。そう豪語する買い物依存症中村うさぎの痛快エッセイ。
消費は快楽だ。それは間違いない。 動機はどうであれ、経済状態がどうであれ、価格がどうであれ、消費は…



カレー、ターバン、タージマハールのインド。バックパッカーたるもの避けては通れない異界、インド。読んでいるだけでぐったりしてしまう熱い国、インド。
インドへの取材旅行記、そしてタイへのバックパッカー体験旅行記の2編からなる旅エッセイ。 旅エッセイ…

ウシが黄色い黄身の水玉模様になったのは、めだまやきを食べたから。なんだかちょっと愉快な気持ちになる「絵」本。
「いちご たべたのだぁれ?」 それだけである。 正にタイトルそのもの。それ以上でもそれ以下でもな…




昨日の副菜の食材が、今日のメインになるような、連作短編集。
食べることは生きること。 本書は誰かの日常のなかにある食事がモチーフの連作短編集である。 あ…



人物像の変化やメインの二人の変化はなんだかちょっと唐突な感じがするものの、中盤はホラーとしてきっちり怖く、謎解き解決へと至る過程はすっきり感がある。
私立湯浅高校という女子校から依頼が舞い込んだ。曰く狐狗狸さんによる狐憑きに美術準備室の幽霊、部室のポ…

面白い内容になりそうな資質を秘めているが、考察がとても物足りない。残念な一冊。
ボリビアの魔女市場に集まる売り手買い手は全て魔女なんだろうか。 特別な客にしか売らない店とかないん…




新社会人にも通じるキキの苦悩。だけど現実とは違って最後はきっと上手くいく。そのことが清々しい。
魔女を生業とする14歳の少女キキの成長物語。二冊目。 「赤い靴」や「黒い手紙」は、清々しく結ば…



失敗をしても叱られずに済んでいること。周りに優しい人が溢れていること。それは不幸なことなのかもしれない。
カラッと爽やかな夏のシーンから始まる。 しかし、前巻ほどではないにせよ、うじうじは健在で、もう読む…



不幸になるための近道の一つ。 それは他人と自分を比べて、他人を羨むことなんじゃないだろうか。
人は誰でも簡単に不幸になれる。 それは他人と自分を比べて、他人を羨み、妬むことだ。 本作のキ…




恐竜の身体や歯などが別の凹凸のある紙になっているなどギミックをこらした、まさに触れる絵本。紙の仕掛け絵本とはまた違った、感覚絵本である。
表紙の卵に始まり、色とりどりの恐竜、体皮、歯などが特殊な紙になっており、正に触れる絵本だ。 「…




「だるまさんが」に続くシリーズ2作目。だるまさんの身体にあるあんなパーツこんなパーツに焦点が。
「だるまさんが」に続くだるまさんシリーズの2冊目。 「だるまさんが」ではだるまさんが様々な動作…