蜘蛛女のキス





~言葉の糸で綴るイメージの海〜
一般的に、本を読むのが好きな人はおそらくこれから本を読む時に「よし!これからこの本を読むぞ!!」など…

本が好き! 1級
書評数:192 件
得票数:3777 票
かしこまったものは書けませんが、
マイペースに書いていけたらと思います。
よろしくお願いします.





~言葉の糸で綴るイメージの海〜
一般的に、本を読むのが好きな人はおそらくこれから本を読む時に「よし!これからこの本を読むぞ!!」など…




空き家再生と戸建て賃貸に興味があり、なおかつお金が大好きなそこのあなた!この本は「買い」ですよ!!
なんか胡散臭い書評タイトルにしてしまった・・・すみません。それとkon吉PCが壊れたためスマホから打…




コルタサル読みはじめの幸福。
優しいけれどちょっと馬鹿。 そんな男の語る倒錯したラブストーリーってやつがあるとしたら、それは…




・・時をかける絵画・・イーゼンハイムへの受難の旅・・・
ドイツ文学者であり西洋文化史家である著者・中野京子は、本書『怖い絵』シリーズをもって、その文筆家とし…





世界文学全集へいたる道
人と本とが出会うとき、多くの場合はすれ違いに終わる。 書店の棚から手に取ってみてパラパラめくり…



こだいろーまのくえすちょん。
本書はある程度の史実に基づいた<フィクション>であり、<小説>であるということをまずお知らせしたい。…




北大西洋にうかぶ島国アイスランドは日本の面積の約3分の1ほどで、その人口は33万人という小国だ。本書の舞台はそんなアイスランドのレイキャビク。端から端まで二時間もあれば歩けてしまうちいさな町・・・・。
ずさんで、不器用。場当たり的で無計画。 半地下のノルデュルミリのアパートの一室。白髪を血で染め…





本書を読むということは心のなかに「アマ」という苦界を所有することだ。そこで背中に火がつく夢を見るか、迦陵頻伽と共に生きるか、虚無の風に吹かれるかは自分次第です。人の心は一瞬で鬼にも仏にもなる。
赤目四十八滝、京都上京西洞院丸太町上ル夷川町、神戸元町、西ノ宮高松町、東京日本橋通一丁目、京都小山花…





ジュリアン・グラックは不思議な作家だ。その美しく荘厳な文章は彼を気難しい芸術家、もしくは思慮深い哲学者に思わせ、一方で彼の孤独で静謐、誠実な人柄は、私に地中海世界のひどく青い空、そして雲を連想させる。
登場人物は三人。 優れた頭脳と目見麗しい容貌を持つ精神の双生児アルベールとエルミニアン。 …





<永遠にあの6月を> 1979年6月ニカラグアにおけるサンディニスタ民族解放戦線の革命成功。後の復興と反革命勢力(コントラ)との闘いを老コルタサルがその両眼で見て、肌で感じて、紙に記したルポルタージュ。
中央アメリカの小国ニカラグアは1937年~1979年の間、アメリカの武力干渉を受けた国家警備隊を背景…




★ブラジル幸福物語☆
結論から言って、とても面白かった。 可愛らしい装丁と、可愛らしい子供たちの写真に癒され、異国の地で…



駄作ととるか傑作ととるかの物語
今、とても困っている。 なぜ困っているのかを書く前に、本書の構成を書いておく。 1ページ2段組み…




『本が好き!』でいるために。~「ドライアイって案外大変。」
『目が良くなる!!10の眼トレ』献本いただきありがとうございました。 イラストが多く、字も大き…




1897トランシルヴァニア
一八九七年は、ウィリアム=フォークナーが生まれ、ジョルジュ=バタイユが生まれ、大佛次郎が生まれ、陸奥…




SF黄金期もっとも多作だった男とその傑作。
1: 人となり ロバート・シルヴァーバーグ(米・1935~)は50~60年代のSF黄金期におい…




「 She is punk! 」とよむほむほむ
本書は穂村弘の短歌50首に歌人の山田航(わたる)が鑑賞文を書き、穂村がそれに対しコメントする形式とな…





すべてのアダムとイヴたちへ
1950~1960年代を彩ったSF雑誌群。 『AMAZING』『galaxy』『Fantasy a…




( *´艸`)らくごの効能( ;∀;)
世間でレジェンドといえば、それはスキージャンプの葛西紀明のことを指すのだろうが、私の中でレジェンドと…




読まずぎらいの俊太郎PARTⅡ
<K。>の本って驚くほど内容がないの。読む価値なんてないわ、君はたしかそんなことを言っていたね。<K…




愛と哀しみのコペルニクス
娘・バーバラの看病を終えた帰路の途中、主人公ジョーン・スカダモアは砂漠の中の寂れたレストハウス(鉄道…