誰かが足りない



宮下さんらしい前向きで温かいお話でした。
タイトルから、もしかしてホラーなのか!?とちょっとびくびくしながら読み始めたのですが、宮下さんがそん…

本が好き! 1級
書評数:103 件
得票数:562 票
本好きの図書館員です。どうぞよろしく♪



宮下さんらしい前向きで温かいお話でした。
タイトルから、もしかしてホラーなのか!?とちょっとびくびくしながら読み始めたのですが、宮下さんがそん…



ほのぼのとした小路ワールド。今回はちょっと意外な設定が新鮮でした。
小路さんの小説は、心がきーんと凝り固まっているときに読むと気持ちがふんわりじんわり解きほぐされて、こ…

仕事の場だけでなく、日常生活の中でのコミュニケーションにも役立てたいノウハウが満載でした。
この本では、仕事をしていく上での心構えと同時にどうしたら仕事が”デキる”人になれるのか、がとても具体…




手に取らずにはいられないタイトルでした。
東電の社員を父に持つ小学6年生の男の子が毎日新聞に寄せた手紙。悪いのは東電だけではないのではないか。…




もう一度見直してみたい備蓄食品。
昨年の大震災を教訓として災害時の備えを見直した方も多いと思います。 この本では、ご自身が被災され震…




ハートウォーミングな小路ワールド全開♪
あーこれぞ小路さんの世界だなぁ、という感じ。悪人がひとりも出てこない。ネタばれになるのであまり言えな…



朝井さんは、大人になりきれない思春期特有の感情の揺れや、細かい心の襞を掬い上げるのがほんとうに上手だと思います。甘酸っぱい読後感がキュンと胸を締め付けます。



火鉢とか洗濯板とか蚊帳とか、懐かしのアイテム満載でした。湯たんぽなど今見直されているものもあり、便利になりすぎた今だからこそ、もう一度昔の生活の知恵を学び直すことは意味があるのではないかと思います。




有川さんの最新刊家族小説。
小説版と、演劇版に着想を得て執筆された”Parallel”の2話が収録されています。 情けない…



まさに中島京子さんのアソートボックスのような感じの短編集でした。目の付け所がおもしろいなぁ、と思う作品がたくさん盛り込まれています。でも中島さんの場合、私はやっぱり長編のほうが好きかなぁ。



会社勤めを辞めてカフェを開こうとする未紀。見通しの甘い未紀の行動には少々イラつきもしましたが、そんな奮闘の日々を通して自分がほんとにやりたいことが見えてくるという前向きな終わり方でホッとしました。



我が家の問題・・・ほんとにあまりにも身近過ぎてコワいくらいのお話ばかりでした(笑)こういうこと、きっとたくさんあるんだろうなーと思いながら一気読みでした。





辞典の編集という地味なことこの上ない仕事。この地味な仕事に熱い情熱を注ぎ込む編集者たち。好きだなぁ。こういう仕事もこういう人たちも。こんな仕事をこんな感動的な小説にしてくれた三浦しをんさんに拍手。



18世紀のヴェネツィアが舞台。バロック期の有名な作曲家ヴィバルディが教師を務めていたピエタのお話で、読み終わったときには、なんとも深く静かな感動がひたひたと押し寄せてきました。


映画監督柚木真喜子を巡る人々の話で柚木の人物像がぼんやりと浮かび上がってくる、そんな形の小説。形としてはこんなのもありかと思うけれど最後まで柚木の本質が見えてこず何となく歯痒いままで終わってしまった。




えっ!その人が真犯人!?というまさかの展開。登場人物のキャラクターがそれぞれとても際立っていましたが、なかでも棗広海がとてもかっこよかった。万城目ワールドを満喫しました♪





じいちゃんサイコー!!こんなキュートなおじいちゃんがいたらほんと毎日が楽しいだろうな~♪梅佳代さんのじいちゃんへの愛情が零れ落ちるくらいに詰まった写真集です。



想像以上の超訳ぶりに少し驚きましたが、原典との比較はともかく、若い人や素人にもわかりやすい内容になっていることは間違いないと思います。



青山さんの長編小説。テーマとしてはかなりヘビーなのだが、とても静かで小波のように物語が展開してゆく。少し物足りなさを感じなくもなかったが、青山さん独特の情景や感情の繊細な描写がとてもよかった。




平松さんの書評を初めて読みました。スゴイです!
いやぁ、すごい書評でした。 ”ぜんぶ、本が本を連れてきた。ちっとも脈絡がないように見えて、じ…