恋文の技術




森見登美彦さん本人が出てきたのには驚きました。ばかばかしいけど愛しくて、呆れちゃうけど心温まる。そんな手紙ばっかりです。

本が好き! 1級
書評数:114 件
得票数:444 票
小説を主に読みます。
ジャンルは幅広い方だと思います。
わたしの中の四天王は、
東野圭吾さん、有川浩さん、湊かなえさん、瀬尾まいこさん。
伏線だらけのミステリーが好きです。
肩の力が抜けるようなほのぼの系も好きです。
好きな作家だったら、エッセイもたまに読みます。




森見登美彦さん本人が出てきたのには驚きました。ばかばかしいけど愛しくて、呆れちゃうけど心温まる。そんな手紙ばっかりです。




私も、伊良部先生みたいな先生だったら悩みも解決しちゃうような気がしました!先生に振り回されてる患者の様子も面白かったです。




最後の章で、やっと展開が予想できるって感じでした。予想通りの展開でしたが、それを含めても読んで良かったと思える本です。みんな気持ちよく結末を迎えてるって感じです。




読み進んでいくうちに、「最後はこうなるんだろうな」って言う予想を、最後に気持ちよく裏切ってくれました。




いいですね。湊かなえワールド炸裂でした。真実を解き明かすピースだけがどんどん集まって、最後に全てが繋がり合う感じです。




伊坂幸太郎さんの作風が、一瞬で好きになるような小説です。陣内の適当さが、逆に響いて、心温まるストーリーばっかりです。




これを読めば、「マネジメント」と言う言葉を深く考えられるようになります。物語も面白くて、内容がぎゅっと詰まってる感じですね。




最初は、主人公の行動がもどかしくてもどかしくてページをめくる手が遅くなってしまいましたが、最後、すっきりと読み終えることが出来ました。




バースディは、人間の言葉を理解することが出来る賢いボノボ。そんなバースディは事件当時、何を見たのか…。




最初はスローペースで読みにくいかなって思いましたが、最後の最後、泣いてしまいました。イツキとさやかは本当にお似合いだと思う。



さすが瀬尾さん。優しいタッチで、心が温かくなります。ひとりひとり占ってゆくうちに、主人公自身も成長していく姿が見受けられますね。



実際に起きたら、こう言う人たちは絶対に現れるでしょうね。そう言う意味では、現実的なのかもしれません。



これは…単純なホラーと言うより、精神的に参っちゃいますね。ただ、結末と言うか、展開と言うか、それは読めましたね。



すごく繊細で、深入りしたらすぐに壊れてしまいそうな感じ。でも、だからこそ優しくて温かい物語。登場人物がみんな可愛い。



もし自分がこの実験対象になっていたら…そう思うと、気が滅入ります。私だったらすぐにスイッチを押してしまいそう。



とにかく怖い。最初はそうでもないんだけど、最後の最後、子どもがすごい姿になっちゃって…その描写がとてつもなく怖かった。



描写技術があんまりないためか、うまく想像することができなかった。もっと想像できれば、怖かったかもしれない。



こんなゲームが存在するのなら、是非ともやってみたい。でも、「やっぱりゲーム」って思っちゃって、なかなか怖いとは思えなかった。



面白い内容なんだけど、日本語が変なところが何箇所か見受けられるのは否めない…。そこが少し残念なところ。



親指探しにはルールがある。そのルールを破ったから、由美は消えてしまったんだ。大学生になった主人公達は徐々に由美のことを忘れつつあるが、その時事件が再び起こり始める。