黄色い雨





縁ある人にはきっと手元に届く本だろう・・・そんなことすらも感じてしまうような深い1冊でした。
最後のページを閉じると、思わず大きく深呼吸。 しばらくなにもせずボーっとしていたい感じと、早く頭を…

本が好き! 1級
書評数:811 件
得票数:20964 票
ジャンルを問わず、年間200冊を目標に読書をしています。
「たしかあの人が、あんなことを言っていたな…」というような、うっすら記憶に残る書評を書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。





縁ある人にはきっと手元に届く本だろう・・・そんなことすらも感じてしまうような深い1冊でした。
最後のページを閉じると、思わず大きく深呼吸。 しばらくなにもせずボーっとしていたい感じと、早く頭を…



お下品だけどなかなか興味深い話も。ちょっとドキドキな大人の修学旅行の案内人は小説家兼バスガイドの花房観音さん。
小説家でもあり、現役バスガイドでもある花房観音さん。 普段は修学旅行生たちに京都や奈良を中心に…





本の中の人たちが、あなたを探しているかもしれない。
こうして飽きもせずに読んだ本のあれこれを書き、時に登場人物に共感し、時に違和感を感じ不満を言いたくな…




お花屋さんに並ぶ珍しい花の舞台裏をちょっぴり覗けた気がします
プラントハンターという言葉から受ける印象はターザンみたいな人が 密林に忍び込み、珍しい植物をどんど…



「やりますか、一応」・・・か。
この国の若者の話だけど、どこか異国の人々の話のような… そんな錯覚が起きたのも、私がもうこの小説の中…




幹ちゃんは、ばななさんがこれまで描いた中で一番かわいい人なんですって!
すごくふんわりしたタイトル。 きっと癒されるだろうと開くと、むむ。 1ページ目から飛び込んできた…




中身より缶!缶好き女子必見!
お菓子の缶と言えば… と聞かれてパッと思い浮かぶ缶がいくつくらいありますか? 女性は結構 お気に…



ふんわりした雰囲気に包まれながらも伝わってくるものが意外にも大きい。
ふわぁーとした絵がまず目に飛び込んできます。 朝日の木漏れ日がさす、モモコの寝姿からはじま物語。 …




「ただいまー」「行って来ますー」。昔の小学生は遊びに忙しかった
高野秀行さんと言えば、早稲田の探検部在籍していたころから、破天荒な冒険の様子を 綴った作品が有名で…




りかちゃん、髪が伸びる市松人形・・・等々、今回も個性的な人形たちが続々登場!
たまさか人形堂の続編になります。 続編が出ると思っていなかったので気を抜いていました(笑) …



読み終わってもなお荒野
必ず読む作家の一人である桐野さん。 今回も楽しみにしていたけど、うーむ。 どうしたことか、桐…




下にくぐらせて、上にだして、くぐらして、だして。くぐらして、だして・・・
いまから100年以上前のお話。 コロンビア群の山間にかごを作って暮らしている人々がいたそうです…



フランシスってなに?
「火山のふもとで」の評判の良さから、とても気になっている作家さん。 あいにく今も図書館の長い列…。…



「お父さん、会ってほしい人がいるの」 ─────そのとき貴方は…
「娘はやらん!」なんて、卓袱台をひっくり返すシーンをついつい イメージしてしまったわけですが、そん…





この結末が読めるなら4巻という長い道のりも無駄な時間にならない
この結末が読めるなら4巻という長い道のりも無駄な時間にならない というのが、私の大きな感想です。 …




ある日突然物が消えたら…それはたぶん小人たちの仕業!
「小さいおっちゃん」とか「小さい兵隊さん」を見たことがあるという方の 話を時々耳にする。 お…




飼い猫も怯える群さんの料理とは…
えらいこちゃ、えらいこちゃ、よいよいよいよい♪ まるまる一冊、この音楽が流れています。 い…




ふたりぼっちの孤独を味わう
タイトルからちょっと場末の演歌が聞えてきそうなお話かと思いきや、 舞台はイギリスの小さな田舎町でし…





藤圭子 日本にはこんなにも一本気な歌手が居たことを多くの方に伝えたくなる
入院中の中村うさぎさんが、新潮社の中瀬さんにすすめられ、その面白さに一睡もできず 一気読みしたとい…



「車の運転のとき、バックで振り返る仕草」これにいまだキュンしている私は昭和女…
【胸キュンの症状】 ・胸がドキッとする ・ハッとして開いた口がふさがらない ・口元がにやけ…