三四郎





夏目漱石先生の、永遠の胸キュン小説。
これは「大学に入学するため熊本から上京した青年が、都会に戸惑い翻弄されながら淡い恋をする。」というだ…
本が好き! 免許皆伝
書評数:862 件
得票数:25661 票
「本が好き!」に参加してから、色々な本を紹介していただき読書の幅が広がりました。





夏目漱石先生の、永遠の胸キュン小説。
これは「大学に入学するため熊本から上京した青年が、都会に戸惑い翻弄されながら淡い恋をする。」というだ…




与謝野寛(鉄幹)・晶子夫妻の長男の回想録。「石川啄木に会ったことがあるのは、もう僕ぐらいのもんでしょう、ねえ・・・。」
本書は与謝野晶子没後50年に出版された聞き語りである。語り手の与謝野光氏は、晶子と寛の長男で慶応大卒…





身はこの世を去れども、愛の心は去らず。
アンソロジー 『世界堂書店』 の書評の中で、レビュアーの皆さまがこの短編を大変褒めておられたので、ち…




些細だけれど価値あるものについて
1950年に新聞連載が開始されたアメリカの漫画「ピーナッツ」は、50周年を迎える頃には世界75カ国に…




無垢な少年と魔界の女、光と影の映像美。
「氷や、氷や。」 暑い日盛り、静かな野原の細道を美少年が天秤棒を担いで歩いてくる。年齢は十歳ほど、…





自分の「この本」に思いを馳せずにはいられない。
こどものころ、どんな絵本を読んできましたか? ぼろぼろになるまで、くりかえし読んだ一冊はあります…





喜びの種を見つけ育てる生き方。
世の中生きている間には、いやなことやグチをこぼしたくなることも多いが、言っても仕方のないことは言わ…





女性解放運動を非難する男たちに、痛烈な一撃!
与謝野晶子といえば短歌、というイメージ。しかし、彼女は短歌以外にも様々な文筆活動を行っており、女性解…




これ、司馬遼太郎の長編『風神の門』へのオマージュだ。
関ヶ原の戦いが終わっても「この先の天下様は徳川です。」という事実を絶対的にするため、家康は華々しく豊…




観光庁主催「究極のお土産品評会」で選ばれた逸品を紹介。地域の特産物から生まれたユニークな商品、お土産に持って行きたい人も、もらえないからお取り寄せしたい人も。
地域の特産物を生かした魅力的なお土産は各地にあるのに、地方の生産者には全国的な流通ネットワークがあり…




サッカー日本代表専属シェフにも再び勝負の時がやってきた。心身のコンディションを整える全70品の必勝レシピ。美味しいごはんで最高のパフォーマンスを!
サッカー日本代表専属シェフ西芳照さんの役割は、選手たちが試合で最高の力を発揮できるような食事を提供す…




エッセイスト与謝野晶子、少女時代の思い出を綴る。
自分の子どもたちのために書いた童話集 『金魚のお使い』 といい、『源氏物語』現代語訳の美文といい、与…




日本発「カワイイ文化」の原点はここにあり。
わずか15年と短いながら、大正時代は日本のベルエポックだった。文明開化で出会った和と洋は、レトロとモ…




身の内に取り入れた文化教養は、実人生との相互作用で活かすべし!
草食男子の急増に伴い、女子の恋愛成就願望は萎んでしまった。徒労感に襲われた女子は、続々と「文化系」と…





「店の倉庫の奥には、過去へ通じる穴がある。どうかケネディ暗殺を阻止してくれ。」 SFにして歴史小説、そして極上の恋愛小説。読後の感動は忘れ難い。
*上下巻合わせた書評です。 この妙なタイトルは、1963年11月22日、ケネディ大統領暗殺の日…




「歌に上達しようと思うなら恋をしなさい。」by与謝野晶子
やは肌のあつき血潮にふれも見でさびしからずや道を説く君 明治33年創刊の詩歌機関紙「明星」に載…





明治から現代までの「恋歌百人一首」。ときめきも切なさも、三十一文字に想い溢れる。
ずいぶん前になるが、新聞の日曜版の連載エッセイに、俵万智さんが恋の歌を一首選び、それを解説するという…





禁書の時代の「本」にまつわる物語。必死で心に翼を生やそうとする少年少女の、なんと瑞々しいことか。
今から50年程前、文化大革命の頃の中国では、とにかく「知」が敵視された。官僚や芸術家、学者や医者など…




君は日本の五大醤油を全部言えるか?
一度も醤油を口にしたことが無い人なんて、いませんよね。醤油はもはや日本人の遺伝子に組み込まれた調味料…




人の一生は現実に翻弄されるけれど、心は現実に縛られない。「心」の世界に生きようとした時、物語は生まれる。
いづれの御時にか、レビュアーあまたおはしける中に、 かの源氏54帖読み終はり給ふ ありけり・・・ …