市立第二中学校2年C組

ひとり言のような、日記のような、2年C組の学生たちのお話。読んでいると、中学生の頃は一日が長く感じて、学校に行くのが窮屈に感じたなあ、と思い出す。
これは、市立第二中学校2年C組の、10月19日を切り取った小説。 どこでもないけど、どこにでもあり…

本が好き! 1級
書評数:109 件
得票数:1455 票
現在、人生2度目の大きな読書ブームです。
図書館に行っては、子供の絵本と自分の本を真剣に選ぶ日々。買いたいけど、場所も無いので・・・。
でも時々衝動買いしたりして。
絵本、児童書、小説、よく読みます。
みなさんの書評を読んでいると、自分では選べなそうな本に興味が持てるので楽しい!
せっせとチェックしては、どんどんと読んでいきたいと思います。

ひとり言のような、日記のような、2年C組の学生たちのお話。読んでいると、中学生の頃は一日が長く感じて、学校に行くのが窮屈に感じたなあ、と思い出す。
これは、市立第二中学校2年C組の、10月19日を切り取った小説。 どこでもないけど、どこにでもあり…



結婚に失敗したり。綺麗だった思い出の真実に驚愕したり。失恋したり。色々あっても、気分は上々。森絵都さんは元気をくれる。
森絵都、という作家さんは、よくできた嘘つきだと思う。 この世界で、無さそうだけど在りそうな、や…


「イタイやつ」というのは、実は「天才」のもう一つの側面なのかもしれない。イタイ、イタくない、そんな周囲の視線におびえつつ、確固たる自分を持った人物たちのストーリー。
短編3つからなる1冊。 後から知ったのですが、既出の作品のスピンオフ的なものなのですね。 私は辻…




荒野。読み終わってからも彼女のことが頭から離れない。ちょっとした恋のよう。
荒野、という名前の少女だなんて、それだけでぐっと掴まれてしまった。 よりにもよって、女の子からほど…

オタク腐女子が暴く、会社の闇!合間合間にはさまれる、おかしな作中作の小説も、読み応えありますよ!
三浦しをんさん、一体どれだけ読めば底が知れるんだろう。 この作品を読んでみても、やっぱり、底が知れ…

ノスタルジックな共同アパート「てふてふ荘」。一晩寝たら何かが起こる。でも、起こらない人もいる。
ずっと以前に、このサイトで書評を見た本作品。 ちょっとネタバレだったので、今回読むにあたって純粋に…





ミステリ指南書、とも言える趣の1冊。秋の夜に、作中で登場するミステリをよみふけってみるのもいいかもしれない。
「ミステリ読むのって、初めて?」 最初のページにぽつりと書かれたこの一言。私は「うん」と頷…

呼んでもこない。そのくせ呼ばなくても近くにいる。ずっといる。猫ってやっぱり気まぐれで、ちっとも優しくないけれど、猫なりの愛情がちゃーんとあるんだなあ。
猫漫画(というカテゴリーはないですけれど)ということで、 ふわふわ可愛くて、飼い主の愛情たっぷりの、…

心を揺さぶられて、ちょっと甘やかされて、少し切なくなって。恋焦がれる気持ちって、本当に様々だなあ。
三浦しをんという作家さん、ずいぶん見くびっていたみたいです。 そんなつもりは全くなかったのですが、…





痛々しい、でも愛おしい。4人の高校生が紡ぐ、それぞれのストーリー+1編。暗い夜空を突き進む一閃の光のような、勇気をくれる物語。
青春小説。 読後感はまさにそれだった。 なんか、久々に青春物を読んだな、と。 …





東京スカイツリーのてっぺんで作業していたタワークレーンからの眺望、見てみたくありませんか?634mの全長を、まるごと眺めてみたくありませんか?
私、東京スカイツリーに行ってきました! それも、一般客には解放されていない、特別な「裏側」ツアー…

松本山雅。このチームはまだあまり知られていないけれど、もしかしたらものすごいビッグチームになるかもしれない。そんな気にさせてくれる1冊。
サッカーが好きな人ならば、「松本山雅」と聞くといろいろ思い当たることがあると思う。 特に去年、201…




豪華客船モナ・リザ号。ネズミの如く忍び込んだ双子たちは、果たして海のはてまで行けるのか。豪華クルージング気分も味わえて、夏にぴったりの作品です。
アレックス・シアラーの本を読むのは2冊目。 ずっと昔に「魔法があるなら」という作品を読んだことがあ…





なあなあ。いい言葉だなぁ。一般的に使う「なあなあ」とは違う、神去という土地の方言です。(フィクションですが)
将来の見通しもない高卒の主人公。 老人ばかり取り残されていく過疎の村。 廃れていく林業と、それに…




子供にできることは少ない。でも、子供だからできることは意外とある。加納朋子さんにしてはビターな作品で、心にぐっときました。
物語は小学生の森(しん)という少年を主人公に、北九州を舞台に始まります。 この森という少年、とにか…





星が好きな方は、ぜひ手元に1冊!ただ読むだけでも楽しいし、検定も受けたくなりますよ!
この本を初めて見たときから、絶対に読みたい!と思っていました。 天文宇宙検定なるものがあるとは知ら…

ダイアナ・W・ジョーンズが描くフェアリーテイル。今までありそうでなかった組み合わせに、わくわくしながらページをめくってしまいます!
ダイアナ・W・ジョーンズの物語の魅力は、オモチャ箱をぶちまけたようなハチャメチャなにぎやかさと、それ…




ああ、だいふくが食べたくなってきた。餡子嫌いな方は、読んじゃダメですよ。
だいふくってカワイイ。 名前の響きも可愛いし、見た目もぷにっとしていて、愛らしい。 外側のお餅と…




すっかりこの作者のファンになってしまったみたい。明るくて、ちょっと切ないところもあって、元気になれる1冊です。
『ワーキング・ホリデー』・・・二国間の協定に基づいて、相手国で休暇を楽しみながら、滞在資 …




物心ついたときから、「家」は空の下だった。食べるところと寝るところがあれば天国。だけど、大好きな存在が一緒にいれば、本当に天国。
明るい青空に、白いシッポ。 たぶん楽しそうに揺れていて、遊んでいるのか散歩の途中なのか。 そ…