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hacker

hacker さん

本が好き! 1級
書評数:2351 件
得票数:45055 票

「本職」は、本というより映画です。

本を読んでいても、映画好きの視点から、内容を見ていることが多いようです。

書評 86ページ目(2351件中 1701~1720件目)

動きの悪魔

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動きの悪魔

鉄道怪談というとまず思い出すのは、マルセル・シュオップ『列車081』、チャールズ・ディケンズ『信号手』ですが、本書は、鉄道怪談ばかり集めた「ポーランドのラヴクラフト」と呼ばれる作家による短編集です。

「訳者が出版のあてもなく本書の訳出を始めたのが2014年3月末か4月頭のこと。一篇ずつ訳しては電子書…

投票(15コメント(0)2016-02-20

片手の郵便配達人

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片手の郵便配達人

「手や命を捧げられることを期待するような国家に、いったいどんな愛国心をもてばいいというんだろうね」(本書登場人物の言葉) 同じ作者による『そこに僕らは居合わせた』に続いての、第二次大戦の証言です。

「第二次世界大戦が終結して70年になります。敗戦国となったドイツは大きな代償を支払うことになりました…

投票(16コメント(0)2016-02-07

女のいない男たち (1977年)

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女のいない男たち (1977年)

「青年たち以上に絶えず死を考えている者などありはしない」(ポール・ニザン著『陰謀』より) 62歳の誕生日前に自殺したヘミングウェイが、28歳の時に発表した本書には既に死と老いが色濃く影を落としています。

「ぼく自身は眠りたくなかった。暗いなかで目を閉じたままにしていると、魂が身体から脱けだしていくのを、…

投票(14コメント(0)2016-02-06

ザ・キープ〈上〉

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ザ・キープ〈上〉

「(壁に古代スラヴ語の血文字を書いた)犯人は非常に博学な学者か、さもなければ五百年ばかり冷凍されて生き続けてきた何者か、とでも考えるほかはありません」(本書より)上下巻あわせてのレビューです。

第二次大戦中、吸血鬼伝説が多々残るトランシルヴァニアの山中のディヌ・バスという村を通る街道の確保を命…

投票(18コメント(0)2016-01-31

切り裂きジャックはあなたの友―ロバート・ブロック短篇集

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切り裂きジャックはあなたの友―ロバート・ブロック短篇集

1935年から1963年までに発表された中から選んだ13作品と、ロバート・ブロックとSFを論じた文章が収録されていて、彼がいかに映画好きであったかがよくわかる、日本独自編纂の短編集です。

ロバート・ブロックなら、長編から短編まで50作近く(本書刊行1976年時点)訳している仁賀克維が、そ…

投票(20コメント(0)2016-01-24

失われた時のカフェで

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失われた時のカフェで

「男たち、女たち、子どもたち、犬たち。この途切れることのない流れ中で、通り過ぎた、あるいはさまざまな通りの彼方に消え去った彼らの中で、人は時おり、ある面ざしをとりとめたい、と希う」(本書より)

「記憶」を語る作家パトリック・モディアノは、去る一年と来る一年を思う、この時期に読むのがふさわしい小…

投票(18コメント(2)2015-12-31

移動祝祭日

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移動祝祭日

「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ」(作者の言葉) 私にとって、これぐらい真実な言葉はありません。

先に引用した文章は、本書の冒頭に掲げられているものです。そして、次に引用する文章は、本書の最後の部分…

投票(12コメント(0)2015-12-23
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