領主館の花嫁たち
  



  

愛を失い憎しみに囚われた人々の叫びをきく
The course of true love never did run smooth …
					本が好き! 1級
					書評数:359 件
					得票数:5331 票
					
ススキノの読書バーで、本読みさんとお話ししていたら、またまた書きたくなっちゃった。僕はお子ちゃまなみに頭の中が単純なんだな...
  



  

愛を失い憎しみに囚われた人々の叫びをきく
The course of true love never did run smooth …



  
![([ひ]2-1)ダイナー](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-py7evPdL._SL160_.jpg)
まるでマカロニウェスタン!
平山夢明さんの『ダイナー』は、愉快痛快奇々怪々な殺し屋たちが、次々と登場する物語だ。 携帯サイ…



  

まったく厭な小説です(悪い意味ではなく)
子供の頃、随分残酷な遊びをした。 蜘蛛の巣にとってきた蝶を絡ませたり、トンボの尻にクローバを突…


  

同じ人物が7度殺される奇妙奇天烈なミステリ
連城三紀彦さんの『私という名の変奏曲』は、7人の人物が1人の女性をそれぞれ殺害するという、とてもトリ…




  

横山秀夫さんの気合の入ったデビュー作。(本当に)オススメ!
『ルパンの消息』は、第9回サントリーミステリー大賞(1991年)佳作賞を受賞した、横山秀夫さんのデビ…


  

ちょっと期待しすぎちゃいました。
昭和35年 第十三回日本推理作家協会賞作は、鮎川哲也さんが『黒い白鳥』と『憎悪の化石』の二作同時受賞…



  

横山秀夫さん”らしさ”のある短編集
横山秀夫さんの作品には、”らしさ”がある。 つまり、”横山秀夫らしさ”だ。僕にとって、この”ら…




  

あぁ、あの頃に戻りたい・・・
長男が高校生になってから、自分の高校時代はどんなだったろうと思い起こすことが多くなった。 パッ…



  

昭和の商店街の風景そのまんま
僕の父方の実家(つまり、じいさんの家)は、北海道の地方都市で商売をしていた。 果物や乾物、魚ま…




  

イスラム世界をペテンにかける驚天動地のエスピオナージ!
覆面作家A・J・クィネルの『メッカを撃て』は、アメリカ、イギリス、ロシアが手を組んで、イスラム世界を…


  

タイトルは秀逸なれど...
第15回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作 飴村行さん『粘膜人間』は、なんといってもタイトルがすごい。 …



  

雪降る季節に恋愛小説などを
雪が降ると人恋しくなる。 僕は、雪を見ると、条件反射的に寂しさの頂点に達するらしい。冬にはあま…


  

ロマンティックミステリをご存知か
どうやら世の中には、ロマンティックミステリなるものがあるらしい。 定義は?というと、判然としな…



  

人生の機微を謳いあげた名品
横山秀夫さん『クライマーズ・ハイ』は、1985年 日本航空123便墜落事故報道の舞台裏を描いた作品だ…



  

余韻を残す幕の引き方が素晴らしい人間ドラマ
『長く孤独な狙撃』は、レジナルド・ヒルの別名義パトリック・ルエルの作品だ。週刊文春ミステリベストテン…




  

まったく”耳”が痛いですぅ
3年前にダイエットを始めてから、毎朝、体組織計に乗っている。 血圧も測って、記録してから朝飯を…



  

第19回(2002年)サントリーミステリ大賞・読者賞ダブル受賞作は、すぐれた心理サスペンスなのです。
サントリーミステリー大賞は、1983年か2003年まで実施されたミステリー新人賞で、受賞作はテレビド…



  

『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』で一世を風靡したジェイ・マキナニーの長編第2作は、日本が舞台。くっ くらいですぅ・・・
『ランサム』は、『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』で一世を風靡したジェイ・マキナニー(今や忘れられ…




  

名品ぞろいのアンソロジー
『天外消失』は、<世界ミステリ全集>の最終巻『37の短編』(1972年)というアンソロジーから、14…




  

幼い頃、殺人者の娘になってしまった姉妹。彼女たちの30余年の人生がつづられます。
罪というのは、それを犯した本人よりも、周囲の人々へ大きな傷を残してしまうように思う。 例えば、…