あの日にドライブ
それでも人は前を向いて強く生きるしかないんだぁ って思い直した. 過去にこだわる気持ちや自分にプライドのない男なんていないと思うから… それでも少し、この主人公にはイライラしたなぁ
本が好き! 1級
書評数:312 件
得票数:1534 票
ただの読書好きです
今から読む本と今まで読んできた本の整理を少しづつやっていければ…
それでも人は前を向いて強く生きるしかないんだぁ って思い直した. 過去にこだわる気持ちや自分にプライドのない男なんていないと思うから… それでも少し、この主人公にはイライラしたなぁ
宗教的背景がキリスト教ということもあり,日本人には全ての世界観が受け入れられるかといえば難しいかも知れない。 奇跡を信じようと思うエビデンスの無さが,時にはヒトに必要なことなのかもしれない。
「人は人に救われる」 そんな単純明快な答に辿り着くことをヒトは無意識に求めているのかもしれないことを,本著はさらりと書き綴っている。
実在する阪急今津線の駅から駅までの小さな日常を浮かびあげ,さらにストーリーがリレーしていく物語である…
舞台は沖縄の八重山。 海に囲まれた自然の中で悠々自適に過ごす姿には憧れる。 沖縄に根付く祖先崇拝,それを受継ぐ現代で「神様なんて信じない」と胸を張る娘と「神様に呆れられたオバァ」との友情ファンタジー。
人が本来わかっていたことなのに、何がわからなくなってしまったんだろう? 大切なことって何? みんな、目で捉えているのに、耳で聞いているのに、気付かないのはなぜなんだろう?
尊厳死肯定? 否定? いまいち作者の立場がわかりません。 リビングウィルを調べるのであれば他書を進めますが、尊厳死協会の歴史などを整理するには役立つかなぁ!?
1966年に書かれたものとは思えないほど現在の感性にマッチしているのに驚いた。 今読んでも、時代に色あせることは無い。 障害受容、死の受容の出発点となり、その手のバイブル的な書である。
短編私小説といったところでしょうか。 子どもの頃って,色々なことが輝いている時代だなぁ って思います。 子どもの頃か…。
「おばあちゃん」と「まい」との関係はとても素敵だ。魔女は本当にいるのかも!? 短いけれども,本当に引き込まれるこの感性,個人的には好きだなぁ。
物語は,夜のハンブルグ空港に到着したワタナベが,誘われる様に森の中へと続いていく,1969年の過去に・・・,ってな具合で始まります。 20年前に読んだ時には理解できなかったが,今なら少しは・・・。
この本を初めて読んだのは,かれこれ20年前になろうか。 まだまだ,ガキだったあの頃。 まるで幻想…
様々なITを屈指しながら,ある建物を突破していくという物語。 しかし,何だか肩透かしを食らったみたいだった。 読み易くはあるけれども,う~ん・・・。
胸を刺されて殺された35歳の女性が,自分の命日に1日だけ何故だかわからないけれどこの世に戻ってくる・・・という変った設定の物語です(ホラーではありません)。 読後感は,清々しかったです。
いわゆる脱サラ40歳男のできすぎた物語だが,面白い。 40歳が節目と考えるかどうか・・・ こんな奇跡が自分の身の回りに起きたらいいのになぁ…。
無人島に漂着した30人の男と1人の女の物語だ。 映画化されたりして,一時期話題になっていたため読んでみた。
無人島に漂着した30人の男と1人の女の物語だ。 映画化されたりして,話題になっていたため読んで…
人間と同じ位に巨大化したエビの出現から退治というゴジラの様な架空の物語。 肝心の化物退治は少し拍子抜けしたものの,それがこの物語の核でないという事は,読んでもらえば理解できると思う。 ほんと面白かった。
人間と同じ位に巨大化したエビの出現から退治というゴジラの様な架空の物語である。 本著では,エビ…
共感覚という特殊な能力を持つ青年をカウンセリングしている臨床心理士が,彼を巻き込む殺人事件や様々な問題を解決していくミステリー。 ストーリーは面白く,最後まで時間を忘れて読み続けられる。
共感覚という特殊な能力を持つ青年をカウンセリングしている臨床心理士が,彼を巻き込む殺人事件や様々な問…
栄光,挫折,嫉妬,名声,そのどれもが表裏一体に混在する世界に足を踏み入れながらも,悲しい程過去に囚われた男たちがそこにいた。 命を賭して自分の信念をまっとうした石尾の生き方は,純粋がゆえに痛ましい。
ロードレースについての知識が全くなかったものの最後まで飽きずに読了できる面白さがある。 どんな競技…
主人公の容はもちろんのこと,同室になった人達や主治医まで,本音の言葉を使った心理描写が大変上手い。 何気ない一言の重さや何気なく”生”と”死”を読み手に内省させる語り口は絶妙だ。
どっかで聞いた事のあるような感じで,途中で犯人がわかってしまうところなんかもありきたり,さらには相変わらずのグロさ! でもなぜか読む手が止まらないのは,登場するキャラが光っているからなのかも?
千年の時代を超えてその時代の人々を見守っていた一本の楠木と人々の哀悲の物語。 全体の構成としては良かったのだけれど、どうしても出てくる人出てくる人の人間模様になじめず。