崩れゆく絆




すべてが、崩れ落ちる
「アフリカ文学の父」と言われるチヌア・アチェベの作。 アチェベはナイジェリア・イボ族出身で、ロンド…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1828 件
得票数:50051 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw




すべてが、崩れ落ちる
「アフリカ文学の父」と言われるチヌア・アチェベの作。 アチェベはナイジェリア・イボ族出身で、ロンド…




ギリシアの自然哲学から現代のメガサイエンスまで、「科学」の誕生と発展を追う
元々は放送大学のテキストであったものの書籍化。 おそらく一時限ごとの講義をそのまま章立てしているの…




甘美なる不死と背徳の香り
全20巻からなるアンソロジー集の12巻目。 「吸血鬼」は数多くの作品を生んだ、一大怪奇譚である…




憤怒・怨恨・愛憎。中有に漂う割り切れぬ思い。
鬼と聞くと何を思い浮かべるだろうか。 角が生え、目を見開き、口をかっと開けた怖ろしい顔。赤や青とい…





農民写真家の「里帰り」
大原治雄はブラジル開拓農民写真家である。1927年にブラジルに渡り、開拓農民として働く傍ら、家族の記…



人はなぜ行方をくらますのか。大都会に寄る辺なく集う人々の、「失踪」と「事故物件」を巡る物語。
本書の1つのキーワードは、「事故物件」である。賃貸アパート・マンションなどで、居住者が何らかの理由で…





AIはベストセラー作家になる夢を見るか
文学賞は数々あるが、その1つに星新一賞というものがある。 周知の通り、星新一はショートショートの名…

競走馬の世話をする厩務員のお仕事実録コミック
競馬といえばもちろん馬が主役だが、彼らが走る背景にはさまざまな仕事がある。 馬に乗る騎手(ジョッキ…

体内に棲む彼らは、味方だったり敵だったり。
特集は「腸内細菌」。 別の本( 『マイクロバイオームの世界』 )でも触れたが、ヒトには多くの微生物…





地球に残された歴史の刻印
地球が誕生してから現在まで、46億年。長い時を掛けて、現在のように生物が繁栄する星となってきている。…




実は一緒に暮らしている、身近な微生物(しかも1つや2つじゃない、何兆もいるのです・・・)
近年注目を集めているのが、ヒトの表面や内部にいる微生物である。皮膚や口腔、鼻腔、腸、肺、さまざまな場…




メロドラマと、誰もがそれを感じていながら言葉に出さない(あるいは出せない)いくつかの事柄
著者はナイジェリア人。アメリカに留学し、学位・修士号を取得しつつ、精力的に作品を発表して注目を浴びる…




長女はいつだって失敗する、のか・・・?
「ハウル」といえば、スタジオ・ジブリのアニメーション「ハウルの動く城」を思い出す人が多いかもしれませ…




ミステリの女王は小道具使いも完璧。クリスティー作品に登場した毒薬を巡るお話。
アガサ・クリスティーといえば「ミステリの女王」。その著作は、聖書とシェイクスピア作品の次に世界で最も…

科学は1日にしてならず。その成立を追う。
著者は1979年のノーベル物理学賞受賞者(「素粒子間に働く弱い相互作用と電磁相互作用を統一した相互作…



旅は道連れ世は情け お伴にするなら駄犬がよいw
江戸時代の伊勢参りを舞台にした、エンタメ時代小説。 生きて行くには困難が付きものである。何だか…

旧ソ連従軍女性が見た戦争-「小さきもの」たちの声は、たとえ小さくとも忘れ得ぬ「重み」を残す
第二次大戦時、ソ連では100万を超える女性たちが従軍した。それに加えて、パルチザン部隊や非合法の抵抗…



![ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1))](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41XP3D6TS3L._SL160_.jpg)
かすてらで有名なあの2匹のところに、謎のお客さまがやってきた!? #冬の書影
ぼくらの なまえは ぐりと ぐら このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべるこ…

賢いロミオとジュリエット、親の目を盗んだ逢瀬の結末は
今号の特集は「ブラックホールとワームホール」。 理論物理の話は、とかく、直感的にわかりにくいものが…





あなたが落とした手袋の片方も、もしかしてこんなかわいい彼らの住処になっている、かも
ウクライナ民話の絵本です。 寒い冬の日、おじいさんが子犬と森を歩いています。 あれあれ、おじいさ…