日の鳥 2

妻には本当にいつか会えるのだろうか?
震災後の東北を行く雄鶏の旅、第2巻(第1巻は こちら )。 「日の鳥」と呼ばれる彼は、東日本大震災…

					本が好き! 免許皆伝
					書評数:1826 件
					得票数:50000 票
					
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw

妻には本当にいつか会えるのだろうか?
震災後の東北を行く雄鶏の旅、第2巻(第1巻は こちら )。 「日の鳥」と呼ばれる彼は、東日本大震災…




  

「毒にも薬にもなる」! 生物毒の魅力
キワモノ的なタイトルと表紙だが、なかなかおもしろい1冊。 「毒」といってもさまざまあるが、本書…


  

現在の腸内フローラ研究をわかりやすくまとめた入門書
タイトルはキャッチーだが、現在の腸内フローラ研究最前線をわかりやすくまとめていて読みやすい。若干、乳…

残されたものの落とし前
占領下の東京を描くコミックス6巻目。 中国の戦地で死線をくぐりぬけた、班長・川島とヒゲの門松。焼け…

妻よ、妻よ、おまえはどこへ行ってしまったのか。
東日本大震災のあの日以来、突然いなくなってしまった妻を探して、雄鶏が旅に出る。 東北のあの地、この…



  

ポルトガルの青い青い空の下
南ポルトガルの小さな街に住む著者による16編のエッセイ。 故あって、ヨーロッパの端っこの漁師町…

1冊の本を多方向から読み解く試み
中公新書のロングセラー。 小説を読む上で、まずは作品世界に入り込み、その体験を楽しむというのが、最…



  

「文春砲」というよりは(週刊新潮)「黒い報告書」
近松門左衛門といえば、「日本のシェイクスピア」とも称される江戸期の戯作者である。 浄瑠璃・歌舞伎の…



  

悲運の美少女、三条河原の顛末
文禄4(1595)年8月2日。太閤秀吉の命により、京の三条河原で凄惨な処刑が行われる。市中引き回しの…

型破りな和尚の型破りな「喝!」
受験生時代、ありがちに煮詰まっていた頃、友達に勧められた本。別の方の別の本の書評を読んでいてちょっと…
    

「たたみかたとは『方向性』のこと」(編集長のことばから)
少し変わった雑誌をいただいた。「30代のための新しい社会文芸誌」という。 30代を過ぎてしまった自分…

定説を飛び越えるロマン
特集は2題。宇宙誕生のインフレーション理論と、進化論の恐竜と鳥の関係。 インフレーション理論は…



  

予測可能な未来を手に入れようとすること。予測不能な事態が付随すること。
ゲノムは生命を形作る上の設計図である。 この設計図はいつでも完璧というわけではない。時に、「欠陥」…

腸内細菌との暮らし方
ヒトの体内あるいは体表面にともに棲む微生物(=マイクロバイオーム)についての本を何冊か読んできている…


  

生と死の境目で意外と楽しくやってます
新聞書評か広告で見かけた。 タイトルが「おばちゃんたちのいるところ」で副題が"Where The …

ニホンオオカミとはそもそも何か?
近年、イノシシやシカが増え、山や畑が荒らされる例が増えてきている。捕食者が消え、生態系のバランスが狂…

In her tomb by the side of the sea (E. A. Poe "Annabel Lee")
とある機会に別のレビュアーさんからいただいた。 世界各国の墓の写真集である。 厳粛なもの、派手な…

文化大革命の頃の中国の貧村を舞台とする。ぎりぎりの生活の中、人々に残るのは、食欲と性欲と若干のユーモア、そしてそれぞれが胸に秘める「真心」か。
全30話からなる短編小説集のようでもあるが、それぞれは淡くリンクし、読み終わると連作一大長編としての…




  

ニッポン・TVアニメ発展記。多くの人に愛されたあの作品はこうして生まれた。
黒い縮れっ毛。赤いほっぺ。元気に走り回るまっすぐな瞳の女の子。 長い長いブランコを漕いで雲に乗るオ…

夢見る夢子さんの夢は叶ったのか・・・?
タイトルがすべてを語っている感もある1冊。 近代以降、多くの女性が「教養」を身につけようと生真面目…