ハップは大学時代に反戦運動してた同志の女性トゥルーディーと結婚した。ベトナム戦争は大学生特権で徴兵免除されていたが、反戦家の筋が通らないと思ったハップは、徴兵拒否する為に大学を中退、良心的徴兵拒否では

なくて、単なる徴兵拒否罪で懲役18ヵ月の実刑判決を受ける。 トゥルーディーはハップが刑務所に居…

23名+2人の偉人達の失敗とリカバリーをイラスト、漫画付きで読みやすく提示したお子様向けの感動作。20世紀型読物としては、傑作だが、両親がお父さんとお母さんとは限らない21世紀の子供達に読ませるには、

フェミニズム視点が欠落してるのが、惜しい。 両親と表記すればいいのに、お父さんとお母さんですわ…

21世紀の新しいノワールアクションフェミニズムゲイ文学。体重136㎏の魅力的なレズ女性も出て来ますわよ。女の裸にうんざりし、風俗店の用心棒を辞め、食肉工場の警備員になったハップが強姦魔から助けた少女は

、社長の娘だった。 普通の小説なら少女との恋愛物語になるが、ホモフラグ立ちすぎのこのシリーズが…

題は『鬱屈精神科医、家を売る』の方が訴求性があると思う。死んだ両親の持ちマンションを売る為にリフォームしようと思ったが、リノベーションして住む事にした、家ネタのエセイ。エラリー・クイーンの『中途の家』

ネタ勿論出て来ます。 現代建築家が他人に押し付けるふざけた芸術的な家に怒っておられます。 …

敵は「女はみんな家にいて子供の面倒を見るべきだとか、男の世界にでしゃばるべきではないとか、おきまりのたわごと」をほざく女性差別者兼黒人差別者である、素晴しいフェミニズム反人種差別本格ミステリ死肉アクシ

ョンゲイ文学。 本格ミステリとしては伏線の張り方がヘタだが、クリスマスイヴに裸で抱き合って眠る…

春日先生と詩人の穂村のヘタレ自慢対談集。春日先生より穂村の方が運痴で音痴でヘタレ度が凄くて吃驚。穂村は靴ベラも巧く使えず靴を完璧に履かずに爪先立ちで歩きだしコケそうになる香ばしい人物。10年ピアノ習っ

たが猫ふんじゃったも弾けない人物。 恋人とデート中に通行人に「ブス!」と言われても聞こえなかっ…

ハップ&レナードシリーズ⑤。ゴロツキの知識人、子犬や黒んぼやインディアンやユダヤ人や南部人や白人のクズや小男が大好きな、弱きマイノリティの味方のハップと、ゲイの黒人レナードのウンコまみれ痛快アクション

ロードノベル。 マフィアに性奴隷にされた娘を救出する話だが、アルマジロを救出してしまいレナード…

退屈してる構ってチャンだからw。傷つけてくる人との和解は不可能。対処法は、逃げられない場合、適度に傷ついた振りをする事。いじめっ子の個別性を真摯に考えても無駄。どんないじめをしてくるかパターン分析して

、自分の予測が当たるか否か推理して楽しもうw。 谷沢永一先生のいじめっ子の太腿をナイフで刺せ!…

21世紀の新しい強盗ノワール謀略エンタメフェミニズムゲイ純文学。フェミニズムネタは女強盗が大金getして家事やらなくてよくなりラッキ!(洗濯せず服を買い続ける)という『家事労働に賃金を』ネタぐらいしか

ないが、主人公がゲイとカミングアウトする素晴らしい展開になります。 毎晩男と寝る事を夢見るだけ…

2017年71歳になったボブは、子供たちへ遺産分配する為にスワガー一族が七代暮らしてきたアーカンソーの地所売却を決意。更地にする為に業者を入れたら、家の地下から金庫が出てくる。

鋼鉄を錫メッキした芸のあるその金庫には、千$札一枚と拳銃と謎の地図が隠されていた。 祖父のチャ…

頭おかしいことを売り物にしている春日先生の、21世紀の新しい自虐ギャグ文学。ドの『地下室の手記』より上。魂の救済方法として同性愛に目覚める事も考察してる知的レベルの高い本。エセイではなくて私小説と解釈

すべきだろう。 でなければマザコンで母と共依存関係の境界性パーソナリティ障害の春日先生がキモす…

1944年のミリの物語と2014年のボブの物語がシンクロしていく。敵ユニットはほぼ同じ。戦闘地形は同一。ミリと同じようにボブも山上に追い詰められていく。武器はない。いや、ある!『漂流教室』ネタｷﾀ━━

━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!! 上巻の一番最初のエピグラムが『ターミネーター』で、タイムトラベルも…

女性をヒロインでなくヒーローと呼称する21世紀の素晴しいフェミニズム戦争謀略スパイ銃器アクション小説。2014年、ボブの友人のワシントンポスト紙モスクワ特派員のキャシーは、時代の要請に鑑み、フェミニズ

ムネタの記事で一発当てる野望を抱き、WWⅡ時代の赤軍女性スナイパー、ミリ・ペトロワの調査を開始。 …

ベスト1は、シャーロキアンの北原尚彦。本棚に映画パンフレットやらレコードジャケットやらを飾る趣味の悪い人も居るが、北原は竹宮惠子教授のサイン色紙を飾る趣味の良さ。わたつきの女の子ではなくて、ジルベール

だと完璧だったが、ちょっと惜しい。 ２位は文春編集者の某の大沢在昌、山田正紀、桐野夏生が並ぶ本…

犯人の回想録は続く。私はオズワルドを狙撃手として雇った。標的はエドウィン・ウォーカー将軍だッ!えっ、ケネディ大統領じゃないのかよ!?見事に騙されました。そして、ケネディ大統領暗殺事件と極大射程事件が結

びつく、驚異の展開! ボブは言う、 容疑者は絞られた。容疑者は地球に現存する全人類! …

第一の被害者は、狙撃手を主人公とする冒険小説を書いている作家。彼は自身の小説に登場させた車で轢殺する殺し屋、ホイールマンに殺される!メタフィクショントリックｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!殺されたの

はJFK暗殺事件の真相を暴く本を書こうとしていたから。 作家の妻は我らの主人公ボブに犯人捜しを…

スワガーシリーズ④。反戦運動に青春を燃やす大学生達の物語と、ベトナム戦争小説と、ソ連崩壊後の現代スパイ小説の三つが見事に融合した本格ミステリ。全ての事件の黒幕は予測つくだろうが、犯人探しではなく、被害

者探しのミステリ。 目立つ被害者は四名だが、犯人が本当に殺したかったのは誰かと推理しながら読ん…

スワガーシリーズ③。②の『ダーティホワイトボーイズ』もスワガーシリーズであったことが、これを読むと納得出来る。①の『極大射程』事件の後、ボブ・リー・スワガーは銃を全て土に埋め、マスゴミの取材を断って、

馬の調教師として隠棲していた。 そして、②のバドの息子ラスは、大学を休学し、作家になる夢を抱いて、…

1936-37年のスペイン内戦を舞台にした英対露のスパイものだが、主人公スパイが詩人希望(文芸誌に箱レベルで投稿するが没ばかりw)の元警官という詩情溢れる傑作。スパイにさせられたのは、警官時代のミスを

訴えて刑務所で攻撃的ホモと同房にするぞとMI6に脅迫されたから。 それ以外にもホモネタ多い…

1945年1月、何をやろうがナチスドイツの敗北は決定しているのに、ナチ親衛隊は、新兵器赤外線暗視スコープ付きのライフルで、狙撃計画を起てていた。計画を察知したOSSとSOEは合同して狙撃阻止に奮戦する

。 今頃、国家元首だろうが、ローマ法王だろうが、誰が殺されても世界情勢には影響がないのに、ナチ…