ウディ・アレンの映画術





巻末に「主要作品年表」が収録されている。それを見ていて驚いたのは、あのウディアレンが、今年75歳になっていた、という事だ。
私がリアルタイムでウディアレン監督の(出演の・脚本の)作品に初めて触れたのは、たぶん『アニー・ホー…

本が好き! 1級
書評数:137 件
得票数:914 票
分野を問わず、好奇心の赴くまま、同時に数冊を読み進めてしまう、しかしながら、恐ろしく遅読のおぢさん。





巻末に「主要作品年表」が収録されている。それを見ていて驚いたのは、あのウディアレンが、今年75歳になっていた、という事だ。
私がリアルタイムでウディアレン監督の(出演の・脚本の)作品に初めて触れたのは、たぶん『アニー・ホー…




ブックデザイナーにして、50冊以上の装幀を手掛けた著者によるこの本は、まず何と言っても「手触り」がたまらない魅力の本だ。本がデータになってゆく中で、この方向性、つまり「感触」と伴にメッセージが届くその事が、画期的だと思った。
この本を献本していただいてから、やがて1か月が過ぎてしまった。けれど、この本に関しては、とある講座…





今現在進行している「うつ病」を取り巻く問題を、まるでミステリを読むように解読し、解明してくれる、実にスリリングで密度の高い本。
いつの頃からだろうか、「それは病気です。今は、良い薬があります。病院に行ってお医者さんと相談しまし…



は・じ・め・て・・・BLを読んでしまった・・・
なるほど、、、これが、その、世界なのか。疎いので「電波系」って言葉からウイキで調べたりしてしまった…




『食べるに追いつくダイエットなし』とは、上手く言ったものである。。。
BMIが25.5で、腹まわりが83センチという、実に微妙なポジションにいるのが、私、みかん星人だ。…





これは「書評」ではなくて「資料」かな。。。
献本された 『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』 は、早川書房の『SFマガジン』が創刊50周年…





「漫画」という読み捨てられる文化の中で、数少ない「所有する満足」を感じる作品。久しぶりに読んだら、夢うつつの一夜を過ごしてしまった。
およそ35年前に私が入学した中学校には図書室が無かった。その数年前にとある事情で閉鎖になったらしく…




いまだに、密かに、「ガンプラ」を作ってはいるのだけれど、この本を買ってしまったのは『明和電機』の社長がガンプラ工場見学をした記事があったからだ。。。
「ガンプラ」を手にしてしまったのは、浪人していた時だった。もちろん、ヒマだから、【ドム】が売られる…




1996年の3月から『LaLa』に連載されていた「スタイリッシュラブロマンス(宣伝コピー)」な少女マンガ。2006年の1月に文庫となった、その1。
連載当時のキャッチコピーが「スタイリッシュラブロマンス」だったそうだが、中身は「時代を問わない永遠…



1996年の3月から『LaLa』に連載されていた「スタイリッシュラブロマンス(宣伝コピー)」な少女マンガ。2006年の1月に文庫となった、その2。
ヒロイン・加恵の叔父が登場。これがなんとも強烈で、強引で、強面で、良い。本来なら「女の子」にもっと…




1996年の3月から『LaLa』に連載されていた「スタイリッシュラブロマンス(宣伝コピー)」な少女マンガ。2006年の1月に文庫となった、その3。
【2巻】のレビューの最後に、「つまり『キス』はミュージカル・マンガだ」と書いたけれど、舞台映画のミ…




1996年の3月から『LaLa』に連載されていた「スタイリッシュラブロマンス(宣伝コピー)」な少女マンガ。2006年の1月に文庫となった、その4、完結。
こうして、所謂「少女漫画」を不惑を越え初老の男が読む、それ自体はさして珍しくも無くなったけれど、や…


いつの時代でも、どんな分野でも必要とされる、「入門」として好適だと思う。
友人の、中学生になった子どもが夢中になっているので、文庫を買ってみた。 どうやら、本当は「心霊…




『カラフル』というタイトルが素晴らしい。カラフルである自分、他人、そして社会を楽しめる人でありたいと思う。
罪を犯した「ぼく」の魂が、「自殺した少年・真」の体にホームステイし、その日々の中で「ぼく」の罪を思…




自身が呑兵衛、または身近に酒呑みな人がいるなら、「まったく、酒呑みって輩は」と、自嘲したり、ほくそ笑んだりしつつ、旨い食べ物がない時には、この本が「話の肴」になるかもしれない。
みかん星人も、「道楽」とはいかないまでも、酒呑みだ。や、家族は「呑兵衛」と思っているのかな。ともか…





90歳になる・・・と妄想して、その時までに体験しておきたいこと、残しておきたいものが、増えてしまった。。。
正義感 大切な人からの年賀状 電話友達・…


『南総里見八犬伝』というタイトルにある「里見」の由来を描いてある。ただしこの「エピソード0」は、物語の「発端」のさらにその前を描くのみで、「南総」が舞台となったところで終わっている。
『南総里見八犬伝』というと、みかん星人が中学に入学した頃に始まった人形劇『新八犬伝』を真っ先に思い…

マンガならではの微妙な表情が伝えてくる「気持ち」に、一コマごとに引き込まれてゆく。 文庫で500円、、、安すぎる。。。
献本していただいた『 この世界の片隅に 』のその前に、こうの史代氏が書いていたのが『夕凪の街 桜の…





フォトグラファー・山本まりこ氏の「魅力的な写真集」に、「その撮影解説」が付いている本なので、まず、眺めていても楽しいし、自分でも難しいことを考えずにプロの写真に挑戦できる。これは、かなり画期的なガイドブックだと思う。
この本は、最近話題のコンパクト一眼「オリンパスPEN」の使い方ガイドブックである。が、みかん星人、…


タイトルの「困ったときの」という枕詞もまた、ベタな言い回しだ。だいいち、ベタ語に頼りたくなる「困ったとき」って、どんな時だろ?
このタイプの【辞典】というと、『悪魔の辞典』を思い浮かべる。つまりは「読み物」であって、国語辞典の…