クジラアタマの王様




疾走感は抑えめながらも、代わりに寓話感があるちょっと系統が違う作品。初期の薫りが若干する。
「クジラアタマの王様」 優等生の政治家ほど、何も出来ません。賛否両論あるくらいのほうが。 …

本が好き! 1級
書評数:1052 件
得票数:13225 票
読むことが減ってきました。
モチベーションクラウドを入れる必要がある。
●書評について(2021〜)
・書評内の作者等は敬称略。
・★★★:がっかりはしない。面白さは人によるかも率高し。
・★★★★:結構オススメ
・★★★★★:オススメ




疾走感は抑えめながらも、代わりに寓話感があるちょっと系統が違う作品。初期の薫りが若干する。
「クジラアタマの王様」 優等生の政治家ほど、何も出来ません。賛否両論あるくらいのほうが。 …




ど真ん中ミステリーにテンポ良い会話と狙いどこ良い題材を使ってる。読んでもデビュー作とは気づかないかも。随分しっかりしてる。
「クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない」 このミスシリーズ。 「これがデビュー作と…





伊坂幸太郎の新作も同タイミングとは有難し。まさかの展開。
「希望の糸」 まさかの展開。 直近で伊坂幸太郎と東野圭吾の新作が刊行されるとは有難い。さ…



長い長い歴史がそこにはあった。普段楽しんでる漫画には、たくさんの大先輩がおりました。今でも、流行りそうなものがあるなぁ。
「日本の漫画本300年:「鳥羽絵」本からコミック本まで」 さあ、振り返ってみる。 日本が世界に…




ある種バイブル的な立ち位置にあり、スルメ本のはず。自分にとって出汁までとれて初めてスルメ本になるや〜つ。
「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」 とりあえず読めよと言われる奴。 …



いつもよりは抑え目と思われた勧善懲悪が、最後に顔を出した。とは言え、全体的にはスポーツ色が強い。ドラマはいつもの仕上がりで原作とはテーマが異なると感じる。
「ノーサイド・ゲーム」 もはやオリジナル脚本で勝負する気が感じられないのかTV局。とにかく池井戸潤…




第1章を読んじゃうと止まらない。2章の謎が解けない。
「いけない」 久々。 向日葵の咲かない夏には見事な仕掛けにやられた。それ以来、道尾作品を…



人の心は常に狙われている。すぐ闇が巣食ってしまう恐怖。
「許されようとは思いません」 カバーの裏にも謎がある。 ミスを隠す為に重ねた嘘から戻れな…



各々の個性を遺憾なく発揮した華麗なる文豪ギャラリー。個人的には新ジャンルに出くわしたと言う感想。
「短編画廊 絵から生まれた17の物語 (ハーパーコリンズ・フィクション)」 新ジャンルに遭遇。 …



ゴールデンカムイにハマってる人は、アイヌ文化の基礎知識がおススメになるに違いない。
「読書する人だけがたどり着ける場所」 Hint本。 ・驚いて、深めていくことが人間らしい…


あのツチヤタカユキ。ラジオを聴いていたら、分かる、あの、ツチヤタカユキです。
「笑いのカイブツ」 ある意味、お笑いマスター。 伝説のハガキ職人であるツチヤタカユキ。彼…




余韻よりも強烈な謎残し。ちょっと毛色の違いを感じた螺旋シリーズ。
「シーソーモンスター」 面白企画。 まず、螺旋プロジェクトについて話さねばならない。“ …




死を抱えて生きてきたもの同士がぶつかり合う。
「夏の陰」 二人の宿命。 犯罪が生む悲劇を題材にし、死に囚われた二人の新たな生への出発が描かれて…



腰痛は恋の悩みにそっくり。上手いこと言うなぁ。未知なる世界は腰痛!!
「腰痛探検家」 始まりは三十八の夏、前触れも無く始まった腰痛はいつもと違った。 高野…



ジャーナリズムが信用できない社会は闇だ。これが印象深い。情報操作する現代社会は、さて、どうだ?
「アディオス!ジャパン 日本はなぜ凋落したのか」一読あれ。 ジャーナリズムが信用できない…



僕に焦点した3編を収録。とりあえず、怖い。
「GOTH 僕の章」 異常者達。 人間には殺す人間と殺される人間がいる、僕は前者だ。人の…



騙されない。やつらはサイコパス。でも、ストーリーは綺麗に見える?
「GOTH 夜の章」 乙一といえばこれ。 乙一と言えばGOTHを読むべし!みたいなので、…




かなりのサイズ感だろうと覚悟していたが、内容をかなり絞った様で、よくぞこのボリュームに収めたな感がある。熱量的には時代小説は今後も傑作が出そうな気配。
「宮部みゆき 全一冊」 ファンならば必読。 かなりのサイズ感だろうと覚悟していたが、内容…





久しぶりに暖かい作品を読んだ。傑作はまだのタイトルが良いね。
「傑作はまだ」 血はつながってる。だけど家族じゃない。 加賀野はそこそこ売れている作家…


出だしから不穏な空気を漂わせるシェアハウスの物語。この手のものは感想が難しい。
「マーダーハウス」 気をつけるしかない。 鎌倉の地に南フランス風洋館のシェアハウス。庭園…