お下げ髪の詩人

若い日の小沼丹さんに、少年少女のためのこんな作品群があったのか
サブタイトルは「小沼丹未刊行少年少女小説集・青春篇-」 若い頃の小沼丹に、少年少女のためのこんな作…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1744 件
得票数:42064 票
いつまでも読み切れない沢山の本が手の届くところにありますように。
ただたのしみのために本を読める日々でありますように。

若い日の小沼丹さんに、少年少女のためのこんな作品群があったのか
サブタイトルは「小沼丹未刊行少年少女小説集・青春篇-」 若い頃の小沼丹に、少年少女のためのこんな作…

やりきれないほどにかがやかしく、かけがえのない、なんてことのない笑いの日々
岩波少年文庫100冊マラソン 13冊目 週刊誌に連載された、見開き1ページ程度のコマ割りの…

アルバレッシュの風の歌が聞こえる
15~16世紀にかけて、オスマン帝国の圧政から逃れたアルバニアの人々がイタリア各地に移住した。 こ…

貧しい人や苦しんでいる人によりそう七つの民話風の短編と、四つの小さな話
岩波少年文庫100冊マラソン12冊め 貧しい人や苦しんでいる人によりそう、トルストイによる…

食の周りの話ばかり三十六篇。食と一言で言っても……
食の周りの話ばかりのエッセイ集だから、読んでいると、おなかがすいてくる。 食、とひとことでいっても…

厳しい大自然のなかで子どもの成長を促すもの
岩波少年文庫100冊マラソン 11冊目 夏の間、本土から離れた居住地のテントで過ごすエスキ…

デレクの考える楽園とは、何なのだろう。
1994年、52歳の時にエイズ合併症でこの世を去ったデレク・ジャーマンのこの本は美しい遺作だ。 1…

よく似た孤独の周りをよく似た孤独がぐるぐる回っている
1930年代末、アメリカ南部のある貧しい町に、ジョン・シンガーはいた。彼は聞くことも話すこともできな…

前三部作のあと、十年以上たってから発表された第四部
岩波少年文庫100冊マラソン 9冊め、10冊め 『フランバーズ屋敷の人びと』は、もともと三部作…

「実際は解決されたものなどないのだ。人生には、まだまだたくさんの驚きがあふれている」
岩波少年文庫100冊マラソン8冊め 四部作の内、第三部。 1916年、戦下のイギリス。ク…

第一部は、馬、馬、馬だったが、第二部は飛行機、飛行機、飛行機だ。
岩波少年文庫100冊マラソン 7冊め 20世紀初頭に始まる大河、四部作のうち、第二部。舞台…

長い物語が始まる。その第一部。
★岩波少年文庫100冊マラソン 6冊目 四部作(全五冊)の第一部。 クリスチナは幼い…

在日コリアン四世代の年代記。
★上下巻合わせての感想です。 日本が朝鮮を占領した1910年に始まり1989年までの、ある…

なかには、ちょっと変わった事情で、そういう姿・暮らし方をするようになった動物がいる
★岩波少年文庫100冊マラソン 5冊目 むかしむかし、動物たちはみんなどれもこれも似たよう…

そして問いかける。「この世は生きるに値するか」
宇藤聖子は五十歳。子が一人立ちして、夫と二人暮しになった。「どうやらあがったようだ」という言葉は、身…

名門女子校で殺人事件が起こる
中東のラマット国で革命が起き、逃亡を謀った国王は飛行機事故で亡くなる。亡くなる前に、王はお抱えパイロ…

ヴィーチャは四年生になりました
★岩波少年文庫100冊マラソン4冊め 九月、学校が始まり、ヴィーチャは四年生になりました。…

これは、おやすみなさいの絵本。
月刊絵本『こどものとも0.1.2.』の一冊。 だっこして一緒に遊んで、だっこしたまま座り込…

「自由というのはね、だれにも支配されないってことなんだ」
★岩波少年文庫100冊マラソン3冊目 登場人物は野菜や果物たちで、容姿はもちろん、その性格…

この本は、漢詩集でもなくその解釈の本でもなく、エッセイであるけれど、それだけではなく。
漢詩。日本では、漢文訓読という方法で読み下してきた。中国語で音読せず、日本語にも翻訳せずという、独特…