赤レンガの御庭番 (講談社タイガ)【Kindle】




明治の横浜を舞台に、ホームズ&ワトソン的な気配も感じさせる穏やかな探偵もの
明治末期・横浜。 犯罪コンサルタント組織『灯台』が暗躍する難事件にアメリカ帰りの美貌の青年探偵が挑…
本が好き! 1級
書評数:1633 件
得票数:23151 票
夏休み。久しぶりに1週間じっくり母と向き合えた気がします。




明治の横浜を舞台に、ホームズ&ワトソン的な気配も感じさせる穏やかな探偵もの
明治末期・横浜。 犯罪コンサルタント組織『灯台』が暗躍する難事件にアメリカ帰りの美貌の青年探偵が挑…


《館》をテーマに6人の作家たちが描く6つのミステリー
はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』 恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』 高田崇史『QED~ortus…





どういう生涯が幸せかなんて、他人が押し付けてはいけないよね
谷崎潤一郎×イラストレーター・夜汽車のコラボレーション。 とにかく美しい。 華やかで静謐な文章に…




中宮・彰子と、彼女に仕えることになる紫式部を描いた物語。
藤原道長の娘・彰子。 父に言われるがままに宮中に入ったのは彼女がわずか12歳の事だった。 一条天…



手を繋いでいるのではなく、掴んでいるんですねw
この作品、シリーズ6作目なんですね。 一貫して、ある事件が元で昔の記憶を失っている18歳のヒロイン…





シャオさんに代わって野球やらせて欲しくなった。夏に読んでさらに良かった。
第170回直木賞受賞作品ですよね。 京都を舞台にしたお話2編が収録。 《十二月の都大路上下ル…





現代JKが明治40年にタイムスリップ。でもとっても順応性の高い子なので、そのままそこで暮らすという選択は…難しい?
外は雨。 音楽の授業中、どういうわけか明治40年にタイムスリップしてしまった女子高生の陽菜。 幼…



薄暗い雨の日に読むと雰囲気2割増しですね(ホラーではありません)
恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」、小林泰三「攫われて」、新津きよみ「還って来た少女」、乙一「SEVEN …





シリーズも長く続いていますが全然トーンダウンしないのね。相変わらず面白い!
今度の奇蹟調査はスペイン。 スペイン・バレンシア地方にある小さな村。 そこにあるサン・ビセンテ・…



ちょっとレトロな香り漂う短編集。恩田陸さんファンにはさらに嬉しい作りかも。
春よ、こい、茶色の小壜、イサオ・オサリヴァンを捜して、睡蓮、ある映画の記憶、ピクニックの準備、国境の…




美しい挿絵がとても印象に残る作品でした
国家経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が所有する広大な敷地に建つ「ブラックローズハウ…




愛すべき屁理屈顔の百間先生の物語。お馴染みの方々が登場します。
昭和初頭の神楽坂。 影が薄くなかなか人に顔を覚えてもらえぬ大学生・甘木。 行きつけのカフェーで偏…



読んでる最中ずっと辛かったけれど 知り得た事は無駄にしない
昭和21年8月といえば敗戦からちょうど1年。 生活は苦しくとも平和に戻りつつある復興の過程の時と思…



タイトルや帯のショッキング傾向と異なり、割と客観的に事件を紐解いているので読みやすい
長年通信社の記者を務めた著者が、昭和の初めを中心に反響の大きかった事件を新聞報道を中心に9つの事件を…



こんな地域色のある場所という面白さは感じるけれど
関東大震災前の神田・新銀町の様子が読み進むとじんわり浮かび上がる。 こういう書き方はオダサクのとて…




現在はアラフォー、学生時代からの友人男女4人の「美しき謎と過去への思索」の旅
学生時代から仲の良かった男女4名。 それぞれ家庭を持つ30代後半となった今でも時折都内で集まって飲…





事件は似てはいないのに、読みながらなぜか私の頭の中は《死の棘》でいっぱいだった。
絞殺されて約半日後、旅館の仲居によって無惨な姿を発見された石田吉蔵享年42歳。 遺体の右腿には「定…




舞台が江戸時代とはいえ、すっかり私にとっては同時に存在する並行世界的存在の作品。
本所深川森下町の人気小間物問屋の主・遠野屋清之介は生国嵯波で採れる紅花を一手に握っていた。 これを…





百合に囲まれた古い洋館は『魔女の家』と呼ばれていた
むせるほどの百合の花に囲まれた古い洋館『白百合荘』は周囲からは『魔女の家』と噂されていた。 そこに…



思ったより反感なくすんなり読んでしまった。
坂口安吾×しきみによる『恋愛論』。 乙女の本棚シリーズ第36弾だそうです。 はじめに書いてし…