小説の読み方~感想が語れる着眼点~




本書は『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編であり実践編であります。現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、予備校の授業のようなイメージで解説してくれます。
本書は芥川賞作家・平野啓一郎氏による読書論・第2弾です。個人的には『本の読み方スロー・リーディングの…
本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。




本書は『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編であり実践編であります。現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、予備校の授業のようなイメージで解説してくれます。
本書は芥川賞作家・平野啓一郎氏による読書論・第2弾です。個人的には『本の読み方スロー・リーディングの…




本書は作家・平野啓一郎氏が提唱する「スロー・リーディング」を解説したものです。夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に実践的な手法の数々を 教えてくれます。
この記事を書くために先ほど何度目かの再読をいたしました。本書は作家・平野啓一郎氏による「本の読み方」…





紆余曲折を経て結婚したえり子とN島たろう氏。甘い新婚生活を夢見るえり子とどこまでも我が道を行く旦那の理系クンぶりがたまらないシリーズ第3弾です。僕も家電は嫌いではありませんがN島氏の執念に脱帽でした。
紆余曲折を経て夫婦となった、「白衣」「メガネ」「ITオタク」の理系男子に萌える文系女子のえり子と、『…




戦後三五年を経て密かに始められた「海軍反省会」。部外者に公開されることのなかった会の記録が、録音テープに残されていた。その長さ、四〇〇時間―。これについてNHK三人の識者による鼎談を書籍化した物です。
これはもともとNHK放送の鼎談番組を収録し、書籍化されたものだということで、以前ここでも書いた『日本…




大企業に勤めている人は、うかつなことを書けない…。そのため、登録をしたはいいけれど食べたものくらいしか書くことがない…。そんなあなたにお勧めの1冊です。『iPadバカ』の著者初のSNS入門書です。
僕は筆者の本を読むのはこれが初めてで、FacebookなどのSNSをどうやって使いこなしていけばいい…




政治の世界で激しい浮き沈みを経験してきた筆者が初めての師匠である中川をはじめ、田中角栄、福田赳夫、安倍晋太郎、金丸信から、小沢一郎、野中広務、田中真紀子、小泉純一郎、プーチンまで、すべてを語りつくす。
本書は裸一貫で上京し、拓殖大学在学中に政治家・中川一郎元農林大臣の秘書となり、その後、実に40年間の…




本書は 映画「スーパーサイズ・ミー」の監督が自ら被験者となり、ファストフードの危険性を暴くノンフィクションです。彼のいうことを鵜呑みにはできませんが、投じたその一石は大きな波紋となったと思います。
本書は映画『スーパーサイズ・ミー』を手がけたモーガン・スパーロック監督自身が「人はファストフードのみ…



この本はおそらく佐藤優氏が執筆したものでなければ読んでいなかったかもしれません。自分もまた『国体』という言葉を聴いて『国民体育大会』を連想する『戦後の日本人』の典型であると読んだあとに思い知りました。
本書は戦後GHQによって禁書となった『国体の本義』に「知の怪物」こと佐藤優氏がその全文に詳細な解説を…




ハンバーガーを初めとするファストフードは手軽ではおいしいけれど、その裏側には驚くような話、こわい話がたくさんある。本書はティーンエイジャーを主な対象として著した著者の真摯な思いが伝わってきます。
本書は『ファストフードが世界を食いつくす』をティーンエイジャー向けに書き直し、新たに内容を付け加えた…




世界でたった一つの宿として、燦然と輝く「俵屋」。18世紀の初頭に創業したこの宿は、現在18室のみ。この宿をひいきにしていた客の一人が故スティーブ・ジョブズ氏で僕はこの宿の存在を彼経由で知りました。
京都・俵屋―この宿の存在を知ったのは何を隠そう故スティーブ・ジョブズ氏がお忍びで日本を訪れる際、必ず…





本書は秋田・阿仁地区に住む現役マタギたちの猟や生活風景を撮影したカメラマンの16年の記録を写真と文章でつづったフォトエッセイです。時代が変化し、消えつつある彼らの存在を収めた貴重な記録です。
これは、本書の姉妹編とも呼べる田中康弘氏の「女猟師」(エイ出版社)を読んで、こっちもできれば読んでみ…




本書は元祖『ヤンキー先生』として受験界ではその名を知らぬものはいない代ゼミ,東進のNo1古文講師・吉野敬介先生による「裏バージョン古文教科書」ともいうべき一冊です。自身が長年書きたかったのだそうです。
僕自身も彼の授業を受け、高校時代では無味乾燥だった古文がこれだけ面白いものだということを教わり、大学…



ゾロやウソップたちがルフィのために体を投げ出すのはなぜか…。心に傷を負っていたナミやロビンが、ルフィに心をひらいたのはなぜか…。原典をほとんど読んでいないので詳細がわかりません。でも書いております。
本書は大人気を博した漫画『ワンピース』の 世界観を基にして『仲間力』というキーワードを軸にして、筆者…




本書を読むきっかけとなったのは、何度目かに見たモーガン・スパーロック監督のドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』の得点映像で筆者とスパーロック監督との対談映像を見直したことがきっかけでした。
本書を読むきっかけとなったのは、モーガン・スパーロック監督のドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミ…





千八百四十八年二月、大好評を博したショパン六年ぶりの演奏会の一週間後、フランス二月革命が勃発する。この激動の時代の中で、ショパンやドラクロワをはじめとする芸術家や、彼らの周辺の人物がいかに生きたのか?
前に平野氏よりツイッターで『ここから最初に読んでみたらどうか?』といわれたショパンのコンサートの場面…




メディアで流れる世界のニュースは本当なんだろうか? 私が今信じているこの価値観は世界でも通用するのか? 「おちゃらけ社会派ブロガー」を自認する筆者が、世界を自分の足で歩いて、考えたことが記されております。
「自分の目で見て、自分の足で歩いて、自分の心で感じよう! 」 社会派ブロガーを自認する筆者の3…





本書は映画『戦場のピアニスト』の主人公・シュピルマン氏による手記です。もともとのタイトルは『ある都市の死(本書では1章のタイトルになっている)』で、第2次世界大戦の惨禍を生き抜いた彼の言葉は重いです。
映画『戦場のピアニスト』で一躍有名となったポーランドのピアニストであり作曲家のウワディスワフ・シュピ…




国家の主人は政治家か? 官僚か?―副島隆彦と佐藤優の両氏が徹底的に語りつくす対談本の第2弾です。2010年に出版された本書ですが、竹島や尖閣をめぐる領土問題については今だからこそ読む価値があります。
本書が出版されてから少し年月がたち、2012年の段階では小沢一郎は民主党を離れており、佐藤優氏の小沢…





指輪選びから両親へのあいさつまで、理系男子のありえない思考回路にドギマギ。はたしてふたりは結婚までたどりつけるのか? 彼らが結婚するまでの軌跡を記した本作にはさまざまな教訓が詰まっていると確信します。
筆者自身の連れ合いの通称「理系クン」を描いたエッセイ漫画の第2弾、今回は結婚編です。ここでも相変わら…



爆笑問題・太田光氏の上梓する書き下ろし小説の第2弾。すべて短編小説で構成されてはいるのですが、その一つ一つ中に物語上の「つながり」があると気づいたのは、半分ほど読み終えてからでした。読むかどうかは…。
爆笑問題・大田光氏による小説の第2弾です。最初にこれを読み始めたときは中身のすべてが短編小説なので、…