よくわかる柔道受け身のすべて





本書は横浜国立大学教育人間科学部教授である木村昌彦先生が柔道の中でも基本であり極意でもある「受け身」にスポットを当てて著わされた珍しい柔道の技術書です。
僕自身も子どものころに少しだけ柔道を齧り(試合に負けて1ヶ月ほどでやめた)、長じて上京してからはある…
本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。





本書は横浜国立大学教育人間科学部教授である木村昌彦先生が柔道の中でも基本であり極意でもある「受け身」にスポットを当てて著わされた珍しい柔道の技術書です。
僕自身も子どものころに少しだけ柔道を齧り(試合に負けて1ヶ月ほどでやめた)、長じて上京してからはある…




ノンフィクション作家、安田峰俊氏が世に出るきっかけとなった中国の大規模掲示板を翻訳する人気ブログ『大陸浪人のススメ』(現在は公式ページ『大陸浪人のススメ おかわり』に移行)を書籍化したものです。
現在はノンフィクション作家として活躍されている安田峰俊氏が世に出るきっかけとなった自身が「迷路人」の…




本書はフランス人オタク第一世代である筆者が自らの体験を踏まえて「日本のサブカルチャーはなぜフランスの若者をこれほど熱狂させるこことになったのか」を語ったものです。国境を越えてもオタクはオタクです。
トリスタン・ブルネ。僕が彼の存在を知ったのは評論家の荻上チキ氏がパーソナリティーを務めるラジオ番組「…



本書は29歳当時の安田峰俊氏が、スターリンなどが何者でもなかった時期にどのような知識や価値観、思想などの「教養」を得、独裁者となったのかと、「ワ州」への潜入記が交互に収録されております。
僕が安田峰俊氏の著作を読んだのは『和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人』(現在は角川文…





合計年齢が二人合わせて120歳。新世紀ばかっぷる伝説の第1巻です。美容整形のパイオニア、高須克弥先生と強烈な破壊力と叙情溢れる筆致で大人気を博す漫画家、西原理恵子両先生による規格外のおのろけ絵巻です。
「毎度毎度よくもまぁ…。」 本書の基になった小学館の『ビッグコミックスペリール』の連載の最後のペー…



実業団チーム、日本ユニシス・実業団バドミントン部が模範演技をし、監修を務めるのは中條彪監督によるダブルスで勝利を得るための方法が豊富な写真と解説で記された本です。僕はやったことはありませんが…。
正直な話、僕は個人的にバドミントンをやったこともなければこれからも(恐らく)やることはないであろうし…



本書は強豪校から学ぶ「バレーボール部」のエッセンス。自分の実力を伸ばす、チーム全体を強くする、大会で好成績を出す、試合に必ず勝つ…それらの一切が詰まったシリーズです。「見る側」として読みました。
僕は中高生のこ路にバレーボールは体育の授業でしかやったことがなく、今後もやることは一切ないのですが、…




現在でも海上自衛隊や海上保安庁にそのエッセンスが引き継がれているといわれる旧日本帝国海軍の調理技法。本書では創設当時から昭和の終戦時に至るまでの「食」から見た海軍文化を紹介するものです。
これはもうすでに何度か書いていることなのですが、13歳のときに他界した僕の祖父は戦時中海軍に所属して…




昨今際注目されている「地政学」についての入門書です。刊行されたのは1984年と、冷戦当時であったのでアメリカと旧ソ連。そして東西に分かれていたドイツが内容の中心となっておりますが現代でも十分使えます。
恥を忍んで告白しますが、本書を読もうと思ったきっかけは、地政学に興味を持ちはじめていた時に読んでいた…



本書は『ゴーマニズム宣言』などで知られる漫画家の小林よしのり先生の描く『AKB48論』です。表のテーマは大島優子(現在は卒業)と渡辺麻友に捧げられ、裏テーマは指原莉乃との暗闘劇かなと。
小林よしのり先生のブログによると、 「わしがまたヲタになってると勘違いされそうだが、 一般ファンと…





本書の中に登場する店は全て、店主自ら狩猟し、捕らえた獲物を仕留め、解体、調理して極上のジビエ料理として提供します。出てくる料理もシカ、イノシシ、鳥、時にはタヌキなど普通の店ではまずお目にかかれません。
カメラマンである著者の田中康弘氏が猟師であり料理人である彼ら店主とともに山へと分け入り、そこで捕らえ…





「現代の魔法使い」の異名を取り、月刊『文藝春秋』(2016年2月号)では「日本を元気にする逸材125人」に選ばれた落合陽一氏の語る若者たちへのメッセージです。彼が見つめている「未来」がよく分りました。
本書は筑波大学助教として学生を指導する一方でメディアアーティストとして国内外で活躍する落合陽一氏によ…




本書は2016年2月6日に膵臓がんで89歳で他界された政治評論家である清宮龍氏の政治評論集です。僕が清宮氏のことを知ったのは雑誌や新聞の連載からでしたが、もっと早ければと悔やまれてなりません。
本書を読みながら先日、高須クリニック院長である高須克弥先生とツイッター上で以下のようなやり取りをした…



僕は学生時代にバスケットは授業でしかやったことがなく、足手まといだったことしかなかったので卒業してからは関わることは二度とないだろうなと思っていたのですが、仕事の一環で資料として読みました。
あらかじめおことわりしておかなくてはならないのですが、僕は個人的にはバスケットボール(以下バスケ)に…





阿仁マタギとの長い付き合いをベースに、狩猟と自然をテーマに写真を撮り、文章を綴る筆者による「日本人と食肉文化」について書かれた本です。熊、猪、鹿、狸、ハクビシン、穴熊、鴨、トド…。バラエティ豊かです。
僕は筆者である田中康弘氏の『マタギ 矛盾なき労働と食文化』(エイ出版社)を読んで以来、ずっと追い続け…





本書はあの『カラスの教科書』(講談社文庫)の応用編として上梓された第2弾です。前回よりもさらに深く。さらにマニアックにカラスの生態を追求し、筆者に曰く「ドえらく濃い原稿になった」とのことです。
本書はカラスの生態をマニアックに追及した『カラスの教科書』 (講談社文庫)の第2弾。『カラスの教科書…




「パワーブロガー養成講座」で有名な田渕隆茂氏による大好評の「儲かるアメブロ ~ネットで稼ぐ方程式~」の全面改訂版です。アメーバブログにSNSをプラスしてそれら徹底活用しての集客ノウハウを伝授します。
本書は「パワーブロガー養成講座」で有名な田渕隆茂氏による大好評の著作「儲かるアメブロ ~ネットで稼ぐ…





本書は極真空手の創始者、大山倍達総裁が自身の修行時代の話や世界中を回って極真空手を普及していたときのエピソード。さらには現地美女との艶聞まで…。大山総裁にあこがれた10代の頃を思い出します。
本書は極真空手の創始者、大山倍達総裁が自身の修行時代の話や、世界中を旅しての指導・普及していたときに…




本書は1979年に池田書店より刊行された単行本を文庫化したものです。僕が大山総裁を知るきっかけになったのは祖父が本書を所蔵していたからであり、総裁に自らを仮託している部分があったのかもしれません。
本書は1979年に池田書店より刊行された同書の単行本を文庫化したものです。僕が本書及び局新会館、さら…





セバスチャン・サルガド。僕は彼のことを西原理恵子・鴨志田穣夫妻を経由して知りました。実際に彼の写真集を手にとって読み、物理的にも内容的にも「超ド級」な本書に久しぶりに打ちのめされてしまいました。
写真家のセバスチャン・サルガド―。彼の活躍するフィールドはドキュメンタリー写真・報道写真の分野だそう…