つきのぼうや



おつきさまの本当の「ともだち」はどこに居る? 「つきのぼうや」のともだち探しの大冒険
9月も終わりに近づき、やっと暑かった夏も終わり、 空と月の美しい季節がやってきました。 この絵本…
本が好き! 1級
書評数:242 件
得票数:3990 票
読むことも書くことも孤独な作業ですが、言葉はいつも語られ受け取られるためにあるものだと思っています。誰かに喜んでもらえる言葉を語ることができれば嬉しいです。できることならば…。
近・現代日本文学を中心に、外国文学、児童文学、医療・健康関係の本、必要に応じて読んだ実用書などについて書いていきたいと思っています。
不定期でアロマテラピーインストラクター、セラピストの仕事をしています。



おつきさまの本当の「ともだち」はどこに居る? 「つきのぼうや」のともだち探しの大冒険
9月も終わりに近づき、やっと暑かった夏も終わり、 空と月の美しい季節がやってきました。 この絵本…




朱雀院が振った賽のもつ影響の大きさに心底身震いしてしまう(怖∞)
准太上天皇家と太政大臣家のそれぞれの子どもが結ばれ、 両家にとって、この世の春の時代がおとずれた感…




幾つもの目出度い縁を祝う美しくも妖しい紅葉の宴は、本当の終わりの始まりの儀式なのか…;;
春宮の元服の儀、そして明石の姫君の入内が決り準備がすすむなど、 目出度い出来事が続く中で、煩悶し続…




薫物に書に音楽に…慶事の折の雅な時間を愉しむ貴族たち。その中で、次世代の主人公たちの運命も動き始めた。
玉鬘騒動が一応の決着を迎え、久々に?ホッと一息、 平安貴族の優雅な雰囲気を味わえる出来事と、 そ…




目に見えない世界のもう一つの生命の力について、思いを広げてくれる作品です。
夏も半ばを過ぎましたが、立秋を迎えてもまだまだ暑い日が続きます。 毎日のように熱中症警戒アラートが…




玉鬘騒動、ついに決着。時代の風は新しい世代に吹き始めているのか。
どうなることやら…と思いながら、めくった次の帖は、衝撃の一文で始まった。 なんと、髭黒と玉鬘、すで…



別の力を持った色男(?)が先頭に出張ってきました。ますますカオスな玉鬘の運命。。。
玉鬘と内大臣、対面が叶ったものの晴れて親子の情愛を築き… という風にはならないところがこの時代、こ…





内大臣、玉鬘の件では源氏にヘコまされるが、家に帰れば~あったか家族が待っている^^
この帖ではいよいよ内大臣が、玉鬘が自分の娘だということを 源氏から聞かされる。 暮れも押し…




源氏と夕霧の女性をめぐる雅な中にも緊張感に満ちた様子VS内大臣の凡庸な呑気さ… 両者の対比がエグイです。
秋を迎え、秋好中宮の御庭は「爽やかに面白く、心も遠く あこがれるよう」な風情で、季節の移り変わりは…




冒険するのもほどがある! 小さなチムの大冒険
子どものみなさん、夏休みになりましたね! 毎年言ってるような気もするのですが、夏休みは あらゆる…



篝火のごとく人知れず燃え上がるそれぞれの想い…嵐の前の静けさながら、秋の風情が美しい。
前帖でその兆しのあった、玉鬘の源氏への傾倒は、 この帖の冒頭ではっきりと記される。 玉鬘の…



はたして誰が本当に、女性たちを幸せにしてくれる男なのだろうか。
さて、前帖で娘の行方を気にし始めた内大臣だが、 それを察してかどうか、源氏もいよいよ、もし玉鬘のこ…



後は、孤独に耐えるのみだ。でもどうやって──?
この作家の作品で最初に読んだ『コンビニ人間』(2016年芥川賞受賞作品)が 面白かったので、続けて…



まだまだ続く。波乱の予感はあるものの光源氏の相変わらずの恋愛無双ぶり。
前帖の「胡蝶」では、夕顔の忘れ形見「玉鬘」をめぐる攻防?で、 源氏の怖ろしいまでの女性への執着と、…




「愛」という名の下に行われる人間の行為をどう受け止めるのか(拒否するのか)。
これまで数々の恋愛事件を起こしてきても、まだギリ、 「色男の若気の至り」で済ませられてきた源氏の行…




子どもが楽しみながら自然や社会について知り、さらにまだ見ぬ世界への好奇心を掻き立ててくれる、そんな絵本です。
以前このサイトでもご紹介した 『ゆきのひ』 の作者、 加古里子さんの作品です。 この『かわ』…



新年を迎え心新たに…と思いきや? ますます己の恋愛道を究め進む光源氏
さて、年も新たになり、恋多き美青年・光源氏も36歳になった。 現代の36歳なんてまだまだ青年という…




自分の中の負の感情とどう向き合って生きていくのか──そのプロセスを丁寧に描いた魂の記録。
購読している地方紙に著者の連載が掲載されていて、 その文章を読んで惹かれたので、まとまった作品が読…



また一人、女性の第二世代の登場~嵐の予感が外れることを切に願う。。。
さてこの帖、こんどは女性の第二世代の一人が主人公。 この物語の最初の方の帖(第6帖「末摘花」)のエ…



いよいよ第二世代へ。引き継がれる「宿世」と恋愛体質DNA…
前帖では、藤壺が亡くなり、冷泉帝は自分の実父が光源氏だと 知るところとなるなど、物語は大きく動き、…