私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(21)





青春絵巻。 今回久しぶりにギャグパートが長め。
キャラの関係性をしっかり把握してる必要がある。 漫画の描き方に、特徴があって、それが作者らしさでも…
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。





青春絵巻。 今回久しぶりにギャグパートが長め。
キャラの関係性をしっかり把握してる必要がある。 漫画の描き方に、特徴があって、それが作者らしさでも…





もこっちが主役じゃない。
あまり印象がない脇キャラが主軸でお話が進んで、ちょっと戸惑う。 青春漫画になってるけど、漫画として…





すっかり青春漫画。 今回下ネタも多めですが、かつてのような破壊力は無く。 なんか惰性で読んでいる面もなきにしもあらず。





月報は、妹さんその2。
妹や妻に依存して、基本的なことができない龍彦。 『犬狼都市』 何度も読んでいるので、先回りしなが…





折口信夫による語り。
講義をまとめたもので、書き綴られたものではないが、その分読みやすい。 けど、話の道筋は、ちょっとわ…





完結。 時の流れに押し流されるように終わる。 あとがきで、自伝的要素があることが明かされる。編集部もよくやった。





ボケてしまった母親と、息子の共同生活。 轍の中。 もはや、主人公は抗わない。





母の記憶が語られる。 タイトルの轍が、ここに来て回収される。 割と大胆な構成だけど、連載開始時点で、構想建ててたのかな。





あとがきなのかなんなのか、漫画を描いている人の独白がおまけとして記載されている。 なにこれ告白なの。
主人公は、呪縛されたままで、母親と再会を果たすが、妄想を通して描かれるために、客観的に何が起きたか分…





年代が飛ぶ。 人生は少年から、中年へと移り変わる。 父親の死から、帰郷して、思わぬ人と再会する。 引いたカメラがないから、分かりづらいが、それなりに社会に適応している。





急展開。 あれだけ圧をかけてきた、母親が、曖昧な存在になっていく。 主人公の内面を描く漫画として、実験的な描き方がされている。 やっぱロトスコープでアニメにしてほしい。





事態は大きく転換する。 現実と幻想の境目がなく、主人公は鑑別所に送られる。 外からどう見えるかが、描かれないから、読み手がこちらで想像しなきゃならない。





母親と離れ、模索を始める主人公。
過去を検証して母親と対峙をこころみるが。 これまであまりえがかれなかった、主人公の内面に踏み込んで…





事態が進展する。 それとともに、作画がエモーショナルなことに。絵で語るスタイル。





映像化は検討されたと思うけど、実写でやるのは厳しい、『悪の華』のようにロトスコープならって思うけど、撮影の現場考えると、未成年にあんま良くない。





母と息子の再契約。共犯関係の始まり。
この漫画は、主人公が壊れていくのをずっと追っかけて行くのだろうか。





状況を描くことに力を入れているから、物語の進行はゆっくりしている。
時に一瞬が、数ページに引き延ばされている、だから、完結まで物語について何か語ることはあまりないかもし…





ところで、これはサスペンスになるのだろうか、ミステリになるんだろうか。 何かしらその辺のジャンルの作品。
これ、実績上げてるから企画が通ったのだろうし、実力を積み重ねて来て、作品化できたんだと思う。





ナレーションなどなく、克明な描写で物語るスタイルは、映画を意識しているのだろうか。白黒の悪夢的映画を連想させるライティング。





ガロ系のような、異様な描写、メジャーな雑誌でかなり攻めている。