カズン 2





版元の紹介文はなんかおかしい。
そこまで気にしなくてもと思ったりもする一大事。 基本的に、ライバルっぽい立ち位置の人も、ちゃん…
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。





版元の紹介文はなんかおかしい。
そこまで気にしなくてもと思ったりもする一大事。 基本的に、ライバルっぽい立ち位置の人も、ちゃん…





タイトルは、ダブルミーニングでよろしいか。
読みながらの感想。 * 一人称のかたり。 直線的。 リズム感の良さは、ラジオドラマなどの語り…

著名なフランスの学者による、カナダのラジオに向けた英語での質疑応答をまとめたもの。 異国語で語ることで、噛み砕かれた言葉となり、彼自身による、レヴィ=ストロース入門となっている。
神話的な力が、今日(1977年)どのようにみられるか? 質問に答える形で、語られる。 かなり…





無信仰な私は、色々と躓くのですが、この薄い本は、読書について書かれた、とても刺激的なものです。 読むことで世界に参加しよう。
文芸批評と神学、作者は牧師でもある。 既訳作品のタイトルに、独自と思われるタイトルを当てるのは…





落語的妄想力。怪談あり、人情噺あり。
ネタバレにはなってないと思う。 『石の目』 妖怪もの。 ちょっと『砂の女』っぽくもあります…





ハイスペック・ファンタジー
奇妙な話も含まれますが、基本ファンタジーで、WEBサイトと、同人誌と、書き下ろしという、インディ…





『マーガレット』ブランドの、集英社BLアンソロ雑誌もどき。
割と有名作家の1ページ漫画や、広告を挟んでの短編。 いくつかの作品は連載を目論んでるっぽい…





様々な領域を踏破しての一大パノラマ、この高い視点に意味があるのだろうが、読解するためにはここから細部に降りていく必要があるように思う。
世界はいかにあるのか? かなり煩雑な問いかけの本で、ちょっと文章が読みづらい。 原文によるの…





アートアニメ的コミック。
「黒テント」の演劇のために描かれた、鉛筆がきの脚本に、ペン入れしたものを、漫画として手直ししたもので…





志の低い野心作・実験漫画。
3誌わたりあるいて、6年連載してたらしい。 4コマ以外にショートコミックがあるのは、ネタ切れによる…





16は、酷い扱いを受ける。
数名キャラわけされてきたけど16人もいる事はまだ生かしきれてない第二巻。 何かしらの経験、アクシデ…





多分SF的掘り下げは意図してないと思うが。
クローン実験体たちの日常を描く、SF4コマ。 ネタに走ってるし、ネタなんだけど、シミュレーション的…





とり・みきは、ルポ漫画を始めたわけではないと思うが、連載を持ち、単行本化する、メジャーな仕事としては第一人者である。
本書は事件を取り上げたポンチ絵と、くだんの謎を追跡したルポ漫画などがのってる。 おおよそ30年…





犬木加奈子と同じく名前が怖い作者の、一巻完結作品。
犬木加奈子と同じく名前が怖い作者の、一巻完結作品。 続けられなくはないけど、雑誌も潰れたので、脇役…





しかし何でアマテラスなのか。ほぼほぼ仏教視点の話。
タイトルは誤解を招く、副題の方が正確だと思われる。 本書は中世の人々が暮らしていた、神仏混淆の世界…





『ポジ』に比べたら、ポルノ的暴走はほぼないので、BLやポルノ苦手な人にも恋愛ものとして読めると思う。
『ポジ』と対をなす短編集ですが、特に関係はなし。 連作が二つと読み切りが二つ。 最初の連作は、も…





文系の怪異に見られる、女の姿。
怪異学というよりも、文芸評論、批評の類で、文化人類学、民俗学、歴史、言語学、心理学などと言った、幅広…

これまでに比べて、人間味が増してきた、神と人間の境目、神側の物語。
一旦終了、この後、神武以降の物語も描く予定とあるが、今のところ描いてないのかな。 後書きとおまけ漫…





大国主についてほとんど知りませんでしたが、わりとだらしないやつである。
『天の巻』巻頭の、和綴は採用されず。 大国主命のものがたりが、全編を通して描かれる。 古語で…





八岐大蛇退治あたりまでで、この巻終わり。
震災の年の五月より始まった連載で、打ち合わせは混乱の最中であったと思われるが、まんが古事記として…