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燃えつきた棒

燃えつきた棒 さん

本が好き! 1級
書評数:607 件
得票数:7950 票

#名刺代わりの小説10選
「ユリシーズ」/「百年の孤独」/「砂の女」/「苦海浄土」/エミール・アジャール「これからの一生」/「失われた時を求めて」/「城」/「ダロウェイ夫人」/「薔薇の名前」/アンドリッチ「ドリナの橋」

#短編を10作品選んで史上最高の短編集を作れ

◯目取真俊:「群蝶の木」
◯島崎藤村:「ある女の生涯」
◯深沢七郎:「楢山節考」
◯黒島伝治:「橇」
◯フロベール:「純な心」
◯ナボコフ:「ロシアに届かなかった手紙」
◯ カテリーナ・モートリチ:「天空の神秘の彼方に」
◯ チェーホフ:「六号室」
◯カフカ:「流刑地にて」
◯ゴーゴリ:「外套」

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蔵書は、ブクログで
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twitter:https://twitter.com/munounohito1991

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レペルトワールII [1964] (II [1964]) (ミシェル・ビュトール評論集)

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レペルトワールII [1964] (II [1964]) (ミシェル・ビュトール評論集)

本書は、僕を『レ・ミゼラブル』をはじめとするユゴー作品や、『ガルガンチュワ』などのラブレー作品の方へと背中を押してくれた。 その意味で、本書が一冊の優れた「モビール」であることには疑いがない。

立教大学で開催された 「20世紀フランス文学の検証—ミレイユ・カル=グリュベールの文学批評を中心にヌ…

投票(13コメント(0)2024-11-30

常紋トンネル―北辺に斃れたタコ労働者の碑

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常紋トンネル―北辺に斃れたタコ労働者の碑

NHKの「こころの時代〜殉難者の祈り〜」を観て手に取った。番組は北海道開拓の過酷な労働現場で亡くなった「殉難者」たちのことを描いたものだ。「殉難者」の内、本書では「タコ」について掘り下げている。

NHKで放送された「こころの時代〜宗教・人生〜殉難者の祈り」を観て、本書を手に取った。 番組は北海…

投票(14コメント(0)2024-10-24

定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー

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定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー

トリュフォーによるヒッチコックへの五十時間にわたるインタビューをもとに作られた本。 ヒッチコックはどちらかといえば、「職人」と呼ぶべき監督だと思うが、さてトリュフォーのご意見はいかに?

フランソワ・トリュフォーによるヒッチコックへの五十時間にわたるインタビューをもとに作られた本。 ヒ…

投票(12コメント(6)2024-10-14

ウラジーミルPの老年時代 (世界浪曼派)

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ウラジーミルPの老年時代 (世界浪曼派)

悪名高きウラジーミルPも、認知症が進み後継者に地位を譲り、田舎の別邸で暮らしている。その日常はいかに? ※特定の体質の方の消化を妨げる怖れがありますので、お食事の前後一時間には服用を避けてください。

二〇一四年のロシアによるクリミア併合後の二〇一六年に刊行された、二〇年後のロシアを舞台にした近未来小…

投票(16コメント(4)2024-10-12

安部公房全集 4 1953.10-1955.2

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安部公房全集 4 1953.10-1955.2

【私が育った奉天というところは、あの殺風景な満州の中でもとくに殺風景な町である。(略)ほこりっぽく乾いた、樹木の少い町。(略)黄色くにごった河。(略)町の南にひろがった小さな砂漠。】(「奉天」)

◯「飢餓同盟」: 僕と同年(1954年)生まれの作品。 安部公房のくせに、何回読んでもあまり印象…

投票(12コメント(0)2024-10-07

これからの一生 (1977年) (ハヤカワ・リテラチャー〈7〉)

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これからの一生 (1977年) (ハヤカワ・リテラチャー〈7〉)

凄いな、これ!たしかに「象印賞」だ!もとい、「ゴンクール賞」だ。 モモのシニカルな視線で語られるパリの貧民街の人々は、あまりにもおかしく悲しい。 こんなに笑える純文学って、他にあっただろうか?

凄いな、これ! たしかに「象印賞」だ!もとい、「ゴンクール賞」だ。 こんなに笑える純文学って、他…

投票(14コメント(2)2024-09-25

大江健三郎全小説 第1巻 (大江健三郎 全小説)【Kindle】

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大江健三郎全小説 第1巻 (大江健三郎 全小説)【Kindle】

「芽むしり仔撃ち」: 学生の頃に読んでお気に入りの作品だったが、今読んでも断然良い! 濃密な描写が感化院の少年たちが疎開する山村の風景や匂いをものの見事に立ち上がらせている。

東京大学ヒューマニティーズセンター主催のイベント「大江健三郎のアルバイト小説を読む」(2024.8.…

投票(10コメント(0)2024-09-25
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