忘れられる過去



  

読書にまつわるエッセイ七四編。お疲れのときにどうぞ! 荒川さんもスランプのときの「お助けメン」の一人だ。 荒川さんの本を読めば、欲望の充電もできるし、猫背になりがちな僕の姿勢をも正してくれる。
読書にまつわるエッセイ七四編。お疲れのときにどうぞ! 荒川さんも、津島佑子さん、須賀敦子さんと並ん…

					本が好き! 1級
					書評数:607 件
					得票数:7950 票
					
#名刺代わりの小説10選 
「ユリシーズ」/「百年の孤独」/「砂の女」/「苦海浄土」/エミール・アジャール「これからの一生」/「失われた時を求めて」/「城」/「ダロウェイ夫人」/「薔薇の名前」/アンドリッチ「ドリナの橋」
#短編を10作品選んで史上最高の短編集を作れ
◯目取真俊:「群蝶の木」
◯島崎藤村:「ある女の生涯」
◯深沢七郎:「楢山節考」
◯黒島伝治:「橇」
◯フロベール:「純な心」
◯ナボコフ:「ロシアに届かなかった手紙」
◯ カテリーナ・モートリチ:「天空の神秘の彼方に」
◯ チェーホフ:「六号室」
◯カフカ:「流刑地にて」
◯ゴーゴリ:「外套」
読書メーター:https://bookmeter.com/users/301241
蔵書は、ブクログで
https://booklog.jp/users/maigret
twitter:https://twitter.com/munounohito1991



  

読書にまつわるエッセイ七四編。お疲れのときにどうぞ! 荒川さんもスランプのときの「お助けメン」の一人だ。 荒川さんの本を読めば、欲望の充電もできるし、猫背になりがちな僕の姿勢をも正してくれる。
読書にまつわるエッセイ七四編。お疲れのときにどうぞ! 荒川さんも、津島佑子さん、須賀敦子さんと並ん…


  

本が読まれなくなり、現代詩ですら「カッコよくなきゃ、ポエムじゃない!」とのキャッチコピーで売り出されるようになったこの時代。 そんな時代であればこそ、天邪鬼の僕は大江を買おう!重厚長大を読もう!
《「これからはサルトルを読もうと思います」。大江作品の装丁を担当した画家の司修氏は『晩年様式集』の完…


  

あまりにも読みやすくて、さらっと読めてしまう。 おそらく、それゆえにだと思うのだが、ほとんど印象を残さない。
山尾悠子にしては、あまりイメージの喚起力を感じない。 あまりにも読みやすくて、さらっと読めてしまう…



  

戌井昭人「とりとめもなく、音楽と映画について書いてきました」が、あんまり楽しそうだったので僕もやってみた。
◯ポール・オースター「映画に打たれてーー『縮みゆく人間』」: 【ある朝、ルイーズが朝食のテーブ…



  

「追悼 アラン・ロブ=グリエ」
「追悼 アラン・ロブ=グリエ」(2008年4月) 表からも裏からもどちらからでも読めるようにな…


  

創造とは、「比喩」、「引用」、「暗示」、「象徴」、「変容」、「諧謔」、「構造」、「筋道」、「脚本」、「場面」、「劇化」、「翻訳」などの様々な編集技法を用いて、世界を編集する作業なのではないだろうか?
たぶん、僕の関心の在処が文学と哲学の一部というあまりに狭い分野に限られてしまっているせいだと思うのだ…



  

『定本 たかが映画じゃないか』を読んでいて感じたモヤモヤ感、不満足感が、たちどころに解消された。
「特集・映像とは何か」 1968.夏 ◯岩崎力「ヌーヴォー・ロマンと映画ーー記憶とクロノロジー…



  

最初はつまらない本かと思ったが、最後まで読み直してみると、こりゃ、だんだん良くなる法華の太鼓だわ!
◯ 和田誠・山田宏一「たかが映画じゃないか」: たしかに、和田誠の博覧強記はすごい! だが、…


  

読めなくなったあなたに。 元祖「猿でも読める本!」
先月も例によって絶不調だったので、こりゃいかんと本書を手に取った。 本を読むのが苦手な人や、僕のよ…




  

買う、買った、買ってしまった! 笑い出したくなるほど、とっ散らかった部屋。 なんだか、笑いが止まらない。 こいつは永久保存版だ!
とうとう買ってしまった。 ファンてふものの悲しさよ。/ 「自転車を押すホームレス」: 本書…



  

なんということだ。正剛先生が亡くなられた。
なんということだ。正剛先生が亡くなられた。 苦渋に満ちた職業生活の夜々、 『松岡正剛の千夜千冊』の…



  

あまり採算の取れそうにない本シリーズを出版してくれた幻戯書房に感謝したい。 大型の本(A5版)なのに活字のポイントがやけに小さい(特に脚注や後注の活字が厳しい。)のが玉に瑕。
あまり採算の取れそうにない本シリーズを出版してくれた幻戯書房に感謝したい。 できることなら、ビュト…


  

特集「ヌーヴォー・ロマンの可能性」を読む。 50年遅れで再びヌーヴォー・ロマンを読む。 いかにも、のろまな僕らしい。 あまりにも遅れてきた感想文だ。
特集「ヌーヴォー・ロマンの可能性」を読む。 僕が学生の頃、東京の本屋の海外文学の棚には、ロブ=グリ…


  

ウルフが自分で編んだ唯一の短編集だということだが、残念ながら僕には散漫な印象しか残さなかった。 というわけで、今回はその散漫な印象を散漫なままに書いてみたい。
この短編集、ウルフが自分で編んだ唯一の短編集だということだが、残念ながら僕には散漫な印象しか残さなか…


  

映画の中の名セリフを話題に絵と文章で綴った本。 スランプの僕にはこの軽さが何よりありがたい。 和田誠がいかにも楽しそうに書いているので、つられて僕も少しやってみた。
映画の中の名セリフを話題に絵と文章で綴った本。 もちろん、読んでも毒にも薬にもならないが、スランプ…


  

ヌーヴォー・ロマンの作家ビュトールが1954年に発表した小説第一作。 何となく鳥瞰図を思わせる物語だ。
ヌーヴォー・ロマンの作家ビュトールが1954年に発表した小説第一作。ビュトールはこの後、56年に『時…




  

凄い!これはまるでオーケストラのスコアだ!ビュトールがやっているのは、五〜七種類の楽器(物語の流れ)がそれぞれのパートを演奏していくことで、一つの妙なるハーモニーを奏でる楽曲の楽譜を書くことなのだ。
凄い!これはまるでオーケストラのスコアだ! 最初、二つのストーリーが同時並行的に進行して行く、サイ…



  

特集「ミシェル・ビュトール〈新しい小説(ヌーヴォー・ロマン)〉の末弟/〈未来の小説(ネクスト・ノベル〉の祖父」と、付録DVD(ピエール・クリブッフ監督「ミシェル・ビュトール モビール」)についてのみ書く
①特集「ミシェル・ビュトール 〈新しい小説(ヌーヴォー・ロマン)〉の末弟/〈未来の小説(ネクスト・ノ…



  

極めて刺激的な本だ。現代の様々な社会問題に対して、多くの興味深い示唆を与えてくれる本だ。
極めて刺激的な本だ。現代の様々な社会問題に対して、多くの興味深い示唆を与えてくれる本だ。 前半のイ…




  

7月25日に「津島佑子の文学──未来へ向けて」のイベントがあるので、その前に何か読んでおこうと思い手に取った。 津島さんが亡くなって、もう8年になる。 津島さんの遺作となったこの本に、やっとたどり着いた。
7月25日に「津島佑子の文学──未来へ向けて」のイベントがあるので、その前に何か読んでおこうと思い手…