銀河鉄道999 (3) (小学館叢書)
● ざんげの国 ● なまけものの鏡 ● サケザン大陸 ● 二重惑星のラーラ ● 賽の河原の開拓者 ● 次元航海惑星 ● 白骨の歌 ● 霧の葬送惑星 ● トレーダー分岐点 ● 雪の都の鬼子母神
● ざんげの国 見栄っ張りの極地。著者らしい皮肉である。 ● なまけものの鏡 前回が見栄な…
本が好き! 1級
書評数:949 件
得票数:2339 票
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● ざんげの国 ● なまけものの鏡 ● サケザン大陸 ● 二重惑星のラーラ ● 賽の河原の開拓者 ● 次元航海惑星 ● 白骨の歌 ● 霧の葬送惑星 ● トレーダー分岐点 ● 雪の都の鬼子母神
● ざんげの国 見栄っ張りの極地。著者らしい皮肉である。 ● なまけものの鏡 前回が見栄な…
藤沢周平の青江又八郎シリーズでは、個人的には本書が一番好きである。何より忠臣蔵と噛ませるあたりが秀逸
ドラマ「腕におぼえあり」を見て、本書を購入したことを昨日のように思い出す。許婚との対決と忠臣蔵外伝…
● 化石の戦士 ● 好奇心という名の星 ● プロフェッショナル魂 ● 原始惑星の女王 ● ヤミヤミの姉妹 ● 重力の底の墓場 ● 装甲惑星 ● 泥のメーテル ● 蛍の街 ● 海賊船クイーン・エメラルダス
● 化石の戦士 「化石の戦士」はTV版が悲恋物語としてのストーリをうまく膨らませたので、どうして…
「休暇は終りぬ」。ヤン一党が向かう先は果たして…
ヤン一党の逃走劇といった次巻以降への前座が主で、ストーリー展開という意味では幕間であることは間違い…
「さらば、遠き日」。ここにすべてが集約されている第二巻
言い古された気もするが、銀河英雄伝説の最大の良さ、長所は、単純な敵役がほとんどいないこと、あるいは…
機動戦士ガンダムの宇宙世紀シリーズの中で、元祖たるファーストからZガンダム、ガンダムZZまでの名台詞を集め、その意味合いを解説する。
機動戦士ガンダムの宇宙世紀シリーズの中で、元祖たるファーストからZガンダム、ガンダムZZまでの名台…
戦前、東大帝大経済学部では植民政策学講座を担当していた著者の手による本書は、戦前台湾の帝国主義的経済発展(搾取)の模様と微温ながら批判を開陳する。マルクス主義的概念道具を用いつつも、実証性の重視は特筆
2001年刊行(なお「帝国主義下の台湾」初版は1929年刊)。 著者矢内原は元東京大学教授、編者・…
明治維新後、ハワイ、北米やチリ・ブラジルへの国策移民は貧困層の棄民政策である一方、海外雄飛を夢見た人々もいた。本書はかかる移民船の具体的模様を開陳。ただ棄民政策の社会的背景には触れられず
1998年刊行。 著者は日本海事史学会理事(元東京都教育委員会所属)。 明治維新後、日…
国土や血統面での同一性を保持できないのに、2000年間以上も民族と規定してきたユダヤ人の来歴を叙述。バビロン捕囚による国土喪失が、宗教的同一性の重視と奇蹟待望・選民意識を生んだ様を長期的視点で解読
1963年刊。 著者は筑波大学教授(フランス文学・文芸評論)。 国土、そして血統面で民…
アベノミクス(超低金利ないしマイナス金利政策+地方経済無策政策)における地方銀行の断末魔の模様を具体的銀行に即して開陳。しかし内実が乏しい本書は、経済系週刊誌以下の体たらく
2019年刊。 著者は日経新聞「地銀波乱」取材班。 タイトルどおり、アベノミクス(超低…
地域を限定し、土地所有原理と人民支配の在り様(当時は正当化された人民所有権の存在と内実)が変容したとの画期の時代の方向性を示し、ここに権門支配の変質と武士団形成の基底を見て取る書。内容は極めて重厚
1985年(底本1980年、初版1946年)刊。 伊賀国(名張その他)は、古代来、東大寺…
著者の専門とはかなり外れるが、防衛論を基軸とし、戦中戦後史・国家体制(超近代国家に焦点)に関する論考(エビデンスという観点ではエッセイ並み)を集積。国家の擬人化をうたう福田恆存への舌鋒鋭い批判が印象的
1995年(本書書下し分を除き、底本1981年)刊。 著者はロンドン大学名誉教授・元大阪大学教授。…
韓国大統領府無期限出入り禁止処分を喰らった記者が、戦後最悪の日韓関係と、前提となる韓国戦後史、関係が最悪化した日韓内の要因を解説。李承晩政権への韓国市民の悪感情とこれに無頓着な日本の対比が印象的
2019年刊。 著者は朝日新聞編集委員(朝鮮半島・米朝・日米関係担当。前ソウル支局長)。 …
新書とはいえ、もう少し中身のあるものでないと○○泥棒と言われかねない。AIの意味理解の不全と理由探究の欠如が、シンギュラリティの実現を程遠いものにしている、くらいか
2018年刊行。 本書において注意すべきは、意味理解の不全と理由探究の欠如が、人工知能を…
温暖湿潤気候に属し、かつ起伏の激しい地形故に、豊かな日本の山林は過剰伐採で幾度も尽山の危険に晒されてきた。本書は、燃料、建築材、食材や日用品材への利用の他、治水作用を有する山林の利用法と意義を解読
1982年刊。 著者は東京大学農学部教授(林政学)。 温暖湿潤気候に属し、かつ起伏の激…
失われた10年(当時)を踏まえ、「ジャパン・アズ・ナンバー1」からの日本経済の変容を、社会的心性、教育、会社組織や労働者などの変容から解読。気付きを生む叙述も少なくないが、思い込みの激しさも露呈
2004年(英語版2000年)刊。 著者はロンドン大学・大阪大学の名誉教授。 90年代の失…
「ガイアツ」等を英語圏に広めた知日派研究者による、日本政府のニクソンショック・金兌換停止への対応模様を解読。延べ2年の滞日歴、日本経済研究所勤務歴が生きるのは大蔵省の政策決定分析であろう
1993年(英文版1991年)刊。 著者はサウスカロライナ大学国際政治学部助教授。 延べ2…
ニクソンショックと石油ショックの二大溶岩流に呑み込まれた日本を平成バブル前史とし、グローバリゼーションと昭和的ローカリゼーションの相克を叙述。人物に的を当てた平成バブル史本で書としては買いの部類に
2016年刊。 著者は元日本経済新聞社編集委員。 平成バブルとその崩壊。このバブル発生…
戦後、紀伊山地において林業(木炭製造から植林が中心。伐採は採算性ある部分は既伐)に従事した著者の自伝的記録。著者の調査・聞き及んだ戦前の諸事情にも言及。
1980年刊行。 著者は林業労働に従事する兼業文筆家。 戦後、紀伊山地において林業(と…
日露戦争以降、第二次世界大戦終結・陸海軍崩壊に至るまでの、海陸両軍の国防方針を解説し、外交の一要素に過ぎない国防が外交・政治を混乱に陥れ、また、国力(≒経済力)を考慮しない軍備増強の悪影響を検証
2002年刊。 著者は防衛庁防衛研究所戦史部主任研究官。 日露戦争以降、第二次世界大戦…