クラシックおんがくのおやすみえほん (おとがなるしかけえほん)





フクロウのオーケストラで楽しむおやすみクラシック。
夕暮れが近づくと、動物の赤ちゃんたちのために音楽を演奏し始めるフクロウのオーケストラ。 美しい…

本が好き! 1級
書評数:604 件
得票数:10215 票
ジャンル問わず、読みたい本を
雑多に読んでいます。
共通の、また新しい世界を
一緒に楽しめたら幸せです。
よろしくお願いします。





フクロウのオーケストラで楽しむおやすみクラシック。
夕暮れが近づくと、動物の赤ちゃんたちのために音楽を演奏し始めるフクロウのオーケストラ。 美しい…





わちゃわちゃしてる面倒臭い感じは最早ファンタジーでときめく♡
滝野ブックスのレンジョウさんやヒトリ書房さんも登場して懐かしい祭!だんだん登場人物も揃ってきたけど、…





タイムマシーンのように少女の日へと連れ帰ってくれる、夢のような妖精の国
イビーとグレース、ふたりの女の子がふとした瞬間に見つけた小さな扉を追いかけていると、それは妖精の国に…





銅像となり、肖像となった菊池寛が其処此処からしゃべりだす!名だたる文豪たちの破天荒文壇事件簿。
とある出版社の菊池寛の銅像が編集者の女性と会話する形式で語られていく、名だたる文豪たちの文壇事件簿。…




妖の優しさが人と人を結ぶ晴れやかな短篇たち。
しゃばけの世界を彩る大好きな人物を掘り下げていく短篇たち。 菓子作りが好きなのに上手に作れない…




様々な媒体のアトム話を集めたバラエティブックのような別巻
アトム誕生から小学二年生版アトム、ゲストにブラックジャックを迎えたお話など、様々な媒体に掲載されたア…





SANTCの先駆けのような女友達の関係性が読んでいて小気味よく、個として生きる覚悟のバランスが素晴らしく、切なくも心愉しい。
戦前は上流社交界の人だった裕福で自由な3人の大人の女たち。ただ気儘に享楽の日々を過ごしている訳ではな…





鉄腕アトムのアニメ最終回の後日譚。力強い温かさが宿り、手塚治虫が作品に込めた想いが強烈に響いた。
鉄腕アトムのアニメ最終回の後日譚となる本作。 懐かしのアニメ特集で名場面シーンを少し見た程度の…





死者の霊を蘇らせる霊薬”反魂香”。百里を渡る芳香が呼び込む災厄の正体は…。
俗世間における様々な欲望に囚われる心〈娑婆気〉。 名誉、お金、地位、欲望に果てはなく、辿り着く…





大きな翼に大きな嘴。のんびり大らかな姿がたまらなくかわいい!
嘴の大きなドードー的風貌で大好きなハシビロコウ。 感情の読み取りにくい、ボ~っと、ジ~っとなイ…




幼少期に国枝史郎「完本蔦葛曽棧」を読む栞子。最早脳内栞子さんは芦田愛菜ちゃん。
初読の時とても印象的だった「時計じかけのオレンジ」に絡めた小菅姉妹のお話。 久しぶりに読んでみ…





キャロルの一端を垣間見れる記事の数々に惹き込まれる
キャロルの研究者ストッフルがまとめた、アリスの作者ドジソンの生涯。個人としてはおそらく世界一を誇る資…




物語への愛おしさ溢れる名著礼賛
どんな流れで大輔くんはビブリアで働き始めることになったのか…、読了からかなりの年月が経ってしまって、…





アリス総まとめの楽しい時間
不思議の国と鏡の国、キャロル自身を振り返ってまとめられた本書。大好きな宮沢賢治話もぽろぽろと読めたり…





子ぐまのようなサルのような不思議でかわいいチェブラーシカ。巨匠カチャーノフの天才的な愛おしさが詰まった名作。
「おなかがへったから、オレンジを食べてたんだ。そしたらね、気がついたらロシアだったんだ。」 ア…





内向的で生きずらい人生の根底に限りない優しさを抱えた、透き通るような小山清の祈り
太宰に師事していただけに、思考や文体に太宰と似た色を随所に滲ませながらも、濁りに染まぬ光を放つ清水の…





凄まじい怨みと呪いが怨毒となり、凝り固まって鬼となる。
因縁を持つ建物を曳家で浄化し後世に残すことを生業とする〈隠温羅流〉導師は、因縁を祓う度その身に因縁を…





何かを見出そうとする好奇心と研究魂の揺るぎない信念に胸を打たれる
知の怪人にして学問の遊び人、南方熊楠の生涯を水木しげるさんが漫画化した最高の一冊。 粘菌、博物…





知覚する自己以上の自らの本質。徹底的なる観察者から生まれる唯一無二の抒情性。
物事に自身の想いを投影した世界を描くことをせず、冷徹な程に徹底的なる観察者として在りのままを受け止め…





現代コントのような展開から閑雅の境地に至らしめる。古典を下敷きに太宰の才能を大きく羽ばたかせた作品群。
古典を下敷きに換骨奪胎し、民話的な話へと空想を広げ、太宰の才能を大きく羽ばたかせた作品群揃いの「お伽…