アシモフの科学エッセイ〈12〉真空の海に帆をあげて




SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。航空機の機内誌連載をまとめたという本作は、72もの超短篇エッセイが詰まっている。とても贅沢な気分だ。
SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。航空機の機内誌連載をまとめたという本作は、72もの超短篇エッセイが…

本が好き! 1級
書評数:350 件
得票数:4420 票
自然科学、歴史、社会の成り立ちに興味があります。ただただ知りたい。気になる本があれば何度も繰り返して読みます。すぐに分からなくても、広く読書を重ねることで、少しずつ分かることが増えるのが楽しい!
本が好き!に少しずつ慣れてきて、みなさんの書評を読むのが毎日楽しみです。




SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。航空機の機内誌連載をまとめたという本作は、72もの超短篇エッセイが詰まっている。とても贅沢な気分だ。
SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。航空機の機内誌連載をまとめたという本作は、72もの超短篇エッセイが…


かつての独裁者は革命やクーデターで権力を握った。現代の民主制度にあっても選挙によってポピュリズム政権や独裁的な大統領が生まれる。民主主義研究を長年重ねた筆者の標的はトランプ大統領だ。
かつての独裁者は革命やクーデターで権力を握った。現代の民主制度にあっても選挙によってポピュリズム政権…



高度成長の核家族を支えてきた団地は、高齢化が進んでいる。そして、今や移民の受け皿にもなってきている。ノスタルジックな歴史、現代の姿が生々しいルポで描かれている。
高度成長の核家族を支えてきた団地は、高齢化が進んでいる。そして、今や移民の受け皿にもなってきている。…




人に働きかけて行動変容を起こすには何が必要か。製品やサービスにその役割を持たせるためのデザイン手法について詳説している。具体にものづくりする設計者向けだが、広範かつ抽象度が高い。
人に働きかけて行動変容を起こすには何が必要か。製品やサービスにその役割を持たせるためのデザイン手法に…



無礼で失礼な振る舞いは、組織に伝染し、チームパフォーマンスが落ちてくる。研究調査に基づく悪影響の例にゾッとする。
無礼で失礼な振る舞いは、組織に伝染し、チームパフォーマンスが落ちてくる。研究調査に基づく悪影響の例に…




顧客は賢明で十分な「判断力」を持った個人として尊重せよ。という明確な立場に始まり、顧客の信頼を勝ち取るプロセスが分かりやすくまとめられている。
顧客は賢明で十分な「判断力」を持った個人として尊重せよ。という明確な立場に始まり、顧客の信頼を勝ち取…




江戸時代に独特な発展を遂げた和算。西洋との比較を通じて、数学の世界観の違いが見えてくる。
江戸時代に独特な発展を遂げた和算。西洋との比較を通じて、数学の世界観の違いが見えてくる。 大陸…



関孝和ほか実在の和算家たちの暮らしを描く短編小説集。オイラーよりも15年早く円周率を求める展開式を発見した和算家がいたことに驚きます。
関孝和ほか実在の和算家たちの暮らしを描く短編小説集。オイラーよりも15年早く円周率を求める展開式を発…




目が見えない少女と言葉が喋れるカラスの奇妙な交流を描く作中作「暗黒童話」。その童話に絡んで、目の移植手術をした少女、ドナー、童話作家たちの不思議な物語が進みます。
目が見えない少女と言葉が喋れるカラスの奇妙な交流を描く作中作「暗黒童話」。その童話に絡んで、目の移植…



イジメを受けている少女に、未来の私から手紙が届く。自分の未来が明るいことを知るのですが。一人称の物語、話し手が変わるたびに浮かび上がる真実がミステリアスです。
イジメを受けている少女に、未来の私から手紙が届く。自分の未来が明るいことと知るのですが。一人称の物語…




第二次大戦時の独ソがやり合った絶滅戦争。軍、民間人、家屋、家財の全てを殲滅する非情な戦いがあったことを始めて知った。
第二次大戦時の独ソがやり合った絶滅戦争。軍、民間人、家屋、家財の全てを殲滅する非情な戦いがあったこと…



上巻に続く国家の危機を述べたのちに、人類の危機へと話が移る。レジャドにしては珍しく近代の話が多いと思ったら、それは現代の指導者たちの関心を惹くためだと分かった。
上巻に続く国家の危機を述べたのちに、人類の危機へと話が移る。レジャドにしては珍しく近代の話が多いと思…



国難に対した時に、客観的に自国を評価して危機を乗り越えられるか。近代国家の事例説明が多く、これまでのジャレドの著作とはかなり違う印象を受けた。
国難に対した時に、客観的に自国を評価して危機を乗り越えられるか。近代国家の事例説明が多く、これまでの…




私たちは、視覚や言葉から飛び込んでくる情報から何を感じて、どのような判断をするのか。その理解と判断を促すインターフェースとは何か。科学的な考証と、科学を適切に実装する指南が素晴らしい。
私たちは、視覚や言葉から飛び込んでくる情報から何を感じて、どのような判断をするのか。その理解と判断を…



そもそも受注活動としてリソースを割くべき案件なのか。から始まり、顧客課題、彼我の競争優位性・事業性を踏まえて、調達要件に介入し、見積提案、受注を勝ち取るメソッドの解説。
そもそも受注活動としてリソースを割くべき案件なのか。から始まり、顧客課題、彼我の競争優位性・事業性を…




すぐに使える入門書。見やすいとはどういうことか。before/afterを見比べながら解説を読んでいくと自然に頭に入ってくる。自作資料を点検して手直しすると、すぐに身につくと思う。素晴らしい。
すぐに使える入門書。見やすいとはどういうことか。before/afterを見比べながら解説を読んでい…



古代のあの生物が絶滅を逃れていたとしたら、今頃はどのような姿かたちになっていただろうか。想像力たくましく、キテレツな生き物たちの生態を楽しむ空想博物図鑑。
古代のあの生物が絶滅を逃れていたとしたら、今頃はどのような姿かたちになっていただろうか。想像力たくま…


三次元で生きる私たちにとって、高次元空間は何とも理解しがたい。それを数式ではなくてイメージで理解させようという意欲的な科学書だ。特に四次元にこだわる姿勢に好感が持てる。それでも難しいけど。
三次元で生きる私たちにとって、高次元空間は何とも理解しがたい。それを数式ではなくてイメージで理解させ…




Newton得意の図解を通じて、相対性理論、量子力学から超ひも理論までを一気に理解してしまおうという野心的な一冊。巻末インタビュー記事が感激だ。
Newton得意の図解を通じて、相対性理論、量子力学から超ひも理論までを一気に理解してしまおうという…





『三体』シリーズ2作目後半は、400年後に迫る三体危機への20年経過、200年経過が描かれます。この刻み方が絶妙!テクノロジーの発展と、知性の攻防がヒートアップしてクライマックスを迎えます。素晴らしい
『三体』シリーズ2作目後半は、400年後に迫る三体危機への20年経過、200年経過が描かれます。この…