アフターデジタル2 UXと自由【Kindle】




前著に続き、IT先進国である中国事情の分析が面白い。さらには日本のアフターデジタルにも言及している。中国の何に学び、いかに日本のデジタル社会を作るべきか。示唆に富む。
前著に続き、IT先進国である中国事情の分析が面白い。さらには日本のアフターデジタルにも言及している。…

本が好き! 1級
書評数:350 件
得票数:4420 票
自然科学、歴史、社会の成り立ちに興味があります。ただただ知りたい。気になる本があれば何度も繰り返して読みます。すぐに分からなくても、広く読書を重ねることで、少しずつ分かることが増えるのが楽しい!
本が好き!に少しずつ慣れてきて、みなさんの書評を読むのが毎日楽しみです。




前著に続き、IT先進国である中国事情の分析が面白い。さらには日本のアフターデジタルにも言及している。中国の何に学び、いかに日本のデジタル社会を作るべきか。示唆に富む。
前著に続き、IT先進国である中国事情の分析が面白い。さらには日本のアフターデジタルにも言及している。…




デジタル最先端を走る中国を題材に、デジタルファーストの社会構造が明らかにされる。監視国家の手段になっている負の側面が強調されがちだが、生活にとっての利便性をとことん追求する姿勢には学びが多い。
デジタル最先端を走る中国を題材に、デジタルファーストの社会構造が明らかにされる。監視国家の手段になっ…



テクノロジーと資本主義がもたらした現代社会の姿と近未来の行方を、世界の知識人のインタビューから探っていく。人によって見かたが違うのがおもしろい。
テクノロジーと資本主義がもたらした現代社会の姿と近未来の行方を、世界の知識人のインタビューから探って…




古今東西の経済思想を解説しながら、経済活動を通じた人のあり方、人のあり方ふさわしい経済の仕組みを探る。筆者独自視点からの思想評価が鋭くて猛烈に面白い。
古今東西の経済思想を解説しながら、経済活動を通じた人のあり方、人のあり方ふさわしい経済の仕組みを探る…





幼少期をアマゾンの先住民族たちと暮らし、彼らの世界に「数」の概念がないことを知った筆者。やがて研究者となって「数の発明」の謎に迫る。そう、筆者は名著『ピダハン』に登場したあの息子ちゃんだ。
幼少期をアマゾンの先住民族たちと暮らし、彼らの世界に「数」の概念がないことを知った筆者。やがて研究者…




自然界の物質・生命は単純な熱力学に沿った形で構成され、動いている。筆者が提唱するコンストラクタル法則が、前著『流れとかたち』よりもさらに過激に適用範囲を広げている。
自然界の物質・生命は単純な熱力学に沿った形で構成され、動いている。筆者が提唱するコンストラクタル法則…




数年前に読んだときの衝撃が強くて、それ以来、何かを思考するときにたびたび思い出す。我々生命は、熱力学の第二法則に抗うかに見えるが、その実は第二法則に忠実な破壊者だという。
数年前に読んだときの衝撃が強くて、それ以来、何かを思考するときにたびたび思い出す。我々生命は、熱力学…




残虐非道なマッド・サイエンティストたちの黒歴史だと思ったが間違いだった。自らの体で恐ろしい実験を繰り返す、別の意味でマッドな研究者たちの物語。彼らの狂気が偉大な医学的発見につながっている。
残虐非道なマッド・サイエンティストたちの黒歴史だと思ったが間違いだった。自らの体で恐ろしい実験を繰り…



昆虫には極寒や絶食に耐えられるものがいる。体温調節もできないちっぽけな虫が持つ耐性のメカニズムの謎に迫る学者たちの研究論文集。
昆虫には極寒や絶食に耐えられるものがいる。体温調節もできないちっぽけな虫が持つ耐性のメカニズムの謎に…




宇宙、生命、素粒子分野のトップ科学者15人に敢行したインタビュー。超絶忙しい著名人との専門的な議論。しかも互いに対立する研究者もちらほら。こんな企画よく成立したなと感心する。
宇宙、生命、素粒子分野のトップ科学者15人に敢行したインタビュー。超絶忙しい著名人との専門的な議論。…



現代の戦争は陸海空の武力衝突に限らない。宇宙戦、サイバー戦、電子戦、情報操作、心理戦、あらゆる手段で相手を無力化する超限戦が日常的に起きている。日本はあまりにも無防備だ。果たしてどう戦うのか。
現代の戦争は陸海空の武力衝突に限らない。宇宙戦、サイバー戦、電子戦、情報操作、心理戦、あらゆる手段で…




世界の潮流シリーズ2021年版。世界の激しい変化と、変わらない日本。いつもの大前節が抑え目なのがかえって怖い。
世界の潮流シリーズ2021年版。世界の激しい変化と、変わらない日本。いつもの大前節が抑え目なのがかえ…



『神様ゲーム』で見せた風変わりなミステリー作品が、今度は短編集になって戻ってきました。「ゲーム」の基本フォーマットを踏襲しつつ、さらに捻りを加えた事件解明のアプローチが楽しいです。
『神様ゲーム』で見せた風変わりなミステリー作品が、今度は短編集になって戻ってきました。「ゲーム」の基…




小学男子である主人公が猫殺害事件や殺人事件に遭遇します。自称神様という転校生との交流を通じて事件の真相に迫るのですが、最後の真相が何これ!全く理解できずでしたが、面白いです。
小学男子である主人公が猫殺害事件や殺人事件に遭遇します。自称神様という転校生との交流を通じて事件の真…



今やほぼ消滅してしまった土葬。数少ない事例を求めて全国をめぐる筆者の研究記録から、死者を弔う風習の由来が分かってくる。
今やほぼ消滅してしまった土葬。数少ない事例を求めて全国をめぐる筆者の研究記録から、死者を弔う風習の由…


合理的選択を前提に発展してきた経済学が、人の不合理性を前提とする行動経済学によって劣勢に立たされた。筆者は合理的選択とは何かを改めて世に示す。
合理的選択を前提に発展してきた経済学が、人の不合理性を前提とする行動経済学によって劣勢に立たされた。…




計算上の損得に逆らって、私たちはしばしば不合理な判断をしてしまう。ミラノ生まれの行動経済学者が示す感情経済は、浅はかさを思い知ると同時に、どこか人間臭さを感じて親しみを持ってしまう。
計算上の損得に逆らって、私たちはしばしば不合理な判断をしてしまう。ミラノ生まれの行動経済学者が示す感…




富裕層と貧困層の所得格差が大きくなるほど、社会問題が深刻になる。数々の研究から影響の大きさを思い知らされる。日本は格差最小らしい。格差解消の示唆が意外な視点から語られている。
富裕層と貧困層の所得格差が大きくなるほど、社会問題が深刻になる。数々の研究から影響の大きさを思い知ら…



SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。1971年出版なので50年も昔のものだが、21世紀の人類に向けた警鐘があり、タイムカプセルを開いたような感じがする。
SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。1971年出版なので50年も昔のものだが、21世紀の人類に向けた警…



SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。表題の通り、人類発祥の経緯についてのエッセイが収録されている。アシモフは直立歩行に注目しているようだ。こういう視点の解説が面白い。
SFの巨匠アシモフの科学エッセイ。表題の通り、人類発祥の経緯についてのエッセイが収録されている。アシ…