新版 日本人になった祖先たち―DNAが解明する多元的構造
遺伝子解析による人類の移動の推測と現在の分布の関係というものはどんどんと新たな知見が得られています。
日本人がどうやって成立してきたか、それを扱った篠田さんの前著は読んで書評も書いていますが、この分野で…
本が好き! 1級
書評数:2572 件
得票数:36931 票
小説など心理描写は苦手という、年寄りで、科学や歴史、政治経済などの本に特化したような読書傾向です。
熊本県の片田舎でブラブラしています。
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遺伝子解析による人類の移動の推測と現在の分布の関係というものはどんどんと新たな知見が得られています。
日本人がどうやって成立してきたか、それを扱った篠田さんの前著は読んで書評も書いていますが、この分野で…
色々な人の「末路」について、専門家と対談して書いています。
「何とかの人の末路」という題で書かれていますが、内容はそれほどその因果関係を検証したというほどのもの…
歴史上の有名な人物や事件など、その時の事は知られていても「その後」どうなったかは知られていない場合が多いようです。
歴史上有名な人物や事件などいろいろとありますが、「その後」どうなったのかということが知られていない場…
新型コロナウイルス感染拡大の際はワクチンというものが注目されました。しかし実態はあまり知られていないようです。
日本ではどうもワクチンというものが人気がないようですが、新型コロナウイルス感染ではそれが大きな存在と…
分水嶺とは降った雨が流れる方向を分けるものです。その存在ははっきりと分かりますが、それがどのようにできたのかは難しい問題のようです。
分水嶺とはその山を境に別々の方向へ降った雨が流れていくというもので、その印象から一般でも使われること…
まだ記憶に新しい新型コロナウイルスパンデミック、その裏側を専門家が書きました。
著者の古瀬さんは新型コロナウイルスパンデミックの際にはクラスター対策班の一員として活躍したのですが、…
1500年もの歴史のあったローマ帝国ですが、それを絵画や彫刻などでビジュアルに描いています。
古代ローマは国を建てた当初は王制、それから共和制へと移行し、カエサルの跡を継いだオクタウィアヌスがア…
コロナ禍の影響か、免疫というものについて関心が高まっているようです。しかしその本当の姿を知る人はほとんどいないのでしょう。
パンデミックの強烈な印象が強く、免疫というものに対する意識も広まっています。 そのためか、テレビC…
AIが人間に代わってしまうということが言われますが、AI専門家の著者から見ればそれは難しいようです。しかし人間の子どもたちが「教科書が読めない」ことの方がはるかに大きな問題のようです。
AIがもう人間を追い越すとか、AIが人間の仕事を奪うとか、そういった話が飛び交っています。 将棋ソ…
京都は日本の歴史の大部分でその中心であり続けました。そんな京都に注目して歴史を構成していけばどうなるか。
京都は長い日本の歴史の中で大半と言えるほどの期間、日本の中心であり続けました。 そういった京都の歴…
アメリカでもかつてのスチュワーデスの労働環境は差別とセクハラの渦の中でした。それに立ち向かった女性たちの物語です。
「スチュワーデス物語」というとあのテレビ番組を思い出してしまいますが、この本はかつてのアメリカのスチ…
児童文学の名作はイギリスのものが多いようです。その理由を探ります。
アリス、ピーターパンからナルニア、ハリー・ポッターまで、英国には児童文学の名作が多いようです。 英…
生物が子孫を残すための「性」、その科学的知見の最前線では何が調べられているのでしょうか。
本書の原題は「Sexual Selection」で、そのまま訳せば「性淘汰」となります。 しかしs…
詐欺事件が蔓延しているかのようですが、「人は簡単には騙されない」ものだという主張です。本当かいな。
頻発する詐欺事件、ネットのフェイクニュース、政治的・宗教的な扇動など、人は簡単に騙されるように感じま…
生物の進化と言えば遺伝子の変化によるものですが、人類の文化の進化はそれを越えるものです。
生物は遺伝子の変化で進化しますが、人類はかつてホモサピエンスとして誕生して以来遺伝子自体はさほど変わ…
方言の違いというと語彙の差ばかりが注目されますが、それ以上に「ものの言いかた」というものの違いが大きいようです。
日本で方言といえば語彙の差、つまりその地特有の言葉の意識が強く、方言学という分野でももっぱらそういっ…
桜の花の下に集って飲食する花見。ようやく再開しましたがこのような花見という風習は世界の中でも珍しいもののようです。
コロナ禍の間は自粛でしたが、ようやく花見が復活しました。 しかしこのような桜の下に多くの人が集まり…
単なる各国家庭料理の紹介の本かと思ったらかなり深い内容を含んでいました。
世界の台所探検家と自称する岡根谷さんが、いろいろな伝手をたどって世界各国に出かけて家庭料理を食べさせ…
「面白くて眠れなくなる」シリーズは自然科学が多いのですが、日本語学もどうやら面白いようです。
「面白くて眠れなくなる」シリーズは自然科学を中心に多くの本が出版されていますが、この本は珍しく文科系…
首都圏に住んでいるとあまり意識しませんが、放送界にはローカル局と言われる放送局が各県に存在しています。たまに独自番組を流すこともあります。そういったローカル放送はどうやってできてきたのか。
東京に住んでいるとあまり実感がないかもしれませんが、地方ではテレビ放送は独自の地方局があり、その放送…