氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか
明治初年に庶民まで氏姓を付けたと言われていますが、実際にはそれは江戸時代の名前の付け方というものを大きく変えてしまう出来事でした。
氏名といえば明治時代初めに平民も氏を付けなければならなくなりドタバタがあったということは言われていま…
本が好き! 1級
書評数:2572 件
得票数:36931 票
小説など心理描写は苦手という、年寄りで、科学や歴史、政治経済などの本に特化したような読書傾向です。
熊本県の片田舎でブラブラしています。
コメント大歓迎です。ご感想をお聞かせください。
明治初年に庶民まで氏姓を付けたと言われていますが、実際にはそれは江戸時代の名前の付け方というものを大きく変えてしまう出来事でした。
氏名といえば明治時代初めに平民も氏を付けなければならなくなりドタバタがあったということは言われていま…
ダルタニャン物語も第三部「ブラジュロンヌ子爵」に入ります。第二部「二十年後」のさらに十年後、ダルタニャンはイギリスの王制復活に関わります。
ダルタニャン物語は第6巻より第三部「ブラジュロンヌ子爵」に入ります。 ブラジュロンヌ子爵とは、第二…
国債というものは大きな政治問題となっていますが、意外に知られていないのがその実態でしょう。
日本の政府財政は赤字が大きく、それを国債で賄っているという話は聞きます。 またその国債を取引するこ…
保育園に入れない子どもが多数という状態が大問題となりました。それは解決したのでしょうか。そうではないようです。
「保育園落ちた日本死ね」という投稿が大きな話題を集めたのは2016年でした。 子供を保育園に通わせ…
日本の鉄道の歴史を「国鉄」というところに注目して見ていくとどうなるか。
JRに分割民営化されるまでは「国鉄」でした。 それなら「国鉄史」を書けば日本の鉄道史は書けるのか。…
金などで作った印章とそれにつけた綬とを合わせて印綬と呼ぶのですが、その体制が整えられたのが中国の漢王朝でした。
印綬とは玉や金、その他の金属で作られた印章と、それを下げるための絹などで作られた綬をまとめて呼ぶ言い…
ダルタニャン物語の第二部二十年後の最終巻です。復讐に燃えるミレディーの息子モードントと銃士たちの決戦です。
危ういところをモードントの魔手から逃れた4人ですが、ここからダルタニャンの奇策が続きます。 普…
夏目漱石の作品には鉄道や旅行の話が多数現れます。そしてその描写が正確であることも分かります。それはなぜなのか。
夏目漱石の作品には鉄道に関する記述が非常に多いことは知られています。 「三四郎」でも主人公が上京す…
100年前、平均寿命は短いものでした。それから現在までどんどんと延びていきました。それがなぜか。詳しく解析していきます。
人間の平均寿命というものを計算することを始めたのは、1660年代にイギリスの小間物商のジョン・グラン…
フランスではフロンドの乱、イギリスではチャールズ1世への反乱、その中でダルタニャンたちが活躍します。
「二十年後」のその第2話。 マザラン派のダルタニャンとポルトス、フロンド派のアトスとアラミスはそれ…
資本主義というものはそもそも差別と深い関係があるのでしょうか。
フランスのスイユ出版社はフランス大統領選直前の2022年に差別に関して小冊子を続けて出版しました。 …
ベルギーは日本との関りもいろいろあるのですが、その歴史はほとんど知られていないことでしょう。
フランスやオランダに周囲を囲まれたベルギー、その現在も良くは知りませんが、歴史と言うとほとんど分かり…
古典と言うと通常は近代以前の作品を指します。しかし1960年代以降のものでもそういったものがあるのではないか。
古典とは文学研究では近世以前の作品を指します。 しかし現代から見るとすでに明治期の夏目漱石や森鴎外…
有名な三銃士の活躍から20年、今度はマザランとフロンド派の争いに巻き込まれます。ただし、4人の友人たちが敵味方に別れて。
普通はダルタニャン物語は1,2巻の三銃士の部分が有名なのですが、デュマはその続きも書いていました。 …
普通に使われる言葉の中にも「刀」に由来するものが多数あります。その解説ですが、著者は有名な薩摩藩家老の子孫でした。
日本刀というものは独特の発達を遂げ日本文化の中で大きな存在となっています。 それに伴い、刀に関する…
イスラム教徒が食べられる食事を作るための「ハラル」その対策はどうすればよいのか。
イスラム教徒が宗旨に基づいて食べられるものをハラルと呼びます。 日本にも多くのイスラム教徒が訪れる…
AIといのは本当のところどういう実力を持っているのでしょうか。AI研究者ほどその限界を厳しく指摘するようです。
AI、人工知能の進歩はすばらしく、人間の仕事の大半を奪うとか、AIが自動的に発達していくとか、バラ色…
就活というのは日本社会特有の現象のようです。
毎年約40万人の学生と数万社の企業が膨大な時間とコストをかけて行われる「新規大卒者一括採用システム」…
社会がネットに依存する度合が増すほどセキュリティーの罠も増えていくようです。
少し前はコンピュータウイルスが個人のパソコンに感染しなどということが話題になりましたが、今では政府や…
「ハ」行の発音は古代には「パ」中世には「ファ」だったということは断片的には知っていました。全体としてはどう変化してきたのでしょうか。
日本語の発音はかなり変化してきたということは断片的には聞いたことがあり、「ハ行」の子音は古代には「パ…