しらゆきの果て




時代とともに活躍してきた絵師たちを描いた短編5作品。
宮城や諸寺の御用を務める絵師、詫磨家の三男に生まれた為久は鎌倉勝長寿院の御堂に描いた仏画の修繕をし…

本が好き! 1級
書評数:952 件
得票数:19277 票
多くの人のレビューを拝見して、読書の幅が広がっていくのが楽しみです。感動した本、おもしろかった本をレビューを通して伝えることができればと思っています。




時代とともに活躍してきた絵師たちを描いた短編5作品。
宮城や諸寺の御用を務める絵師、詫磨家の三男に生まれた為久は鎌倉勝長寿院の御堂に描いた仏画の修繕をし…




世界のおかしと日本のおかしの勢ぞろい!
最初はケーキから、種類がたくさんあれどまずは、フランス生まれのモンブラン。ショートケーキは日本生ま…




南海トラフ地震に加え東京直下型地震の発生。日本列島の太平洋側は壊滅状態にさらに、8月には大型台風が首都圏を襲う・・・どうなる日本。
東海地震、東南海地震が発生しその3日後に津波に襲われた。被害の大きかった愛知県に視察に向かった環境…





銀座の老舗文房具店四宝堂に訪れたお客は、文房具を購入するだけでなく悩める心を癒しつつ店を後にする。シリーズ第5弾は、最後に硯の父が登場する。
銀座にある老舗文房具店四宝堂を舞台に、訪れる客は今日も店主の優しさに心癒される。最初に訪れたのはか…





関東学生連合チームの記録や順位が記録に残らなかったとしても、総合順位3位以上を目指せ!
関東学生連合チームがどんなに良い記録を出しても、区間新記録を出しても、総合順位が10位以内になった…





箱根駅伝本戦出場を逃した明誠学院主将青葉隼人は、関東学生連合チームに選出された。連合チームの目標は本選3位以上。オープン参加でのチームでは記録も残らない。
新年を飾る箱根駅伝、強豪校だけでなくどの大学にも感動するシーンが見られるのも素晴らしい。その感動を…




旅先で買った名物を人に送る文化は、日本独特のもの。鉄道が土地の歴史、産物と結びつき名物を生み出していった。
Rokoさんのレビューを拝見して、楽しそうな内容に惹かれて手に取った。旅行に行けばお土産を買い求め…




大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」をより面白く観るためあらすじ、江戸の暮らしがわかるムック。
大河ドラマ「べらぼう・・・」が毎週楽しみだ。吉宗の孫家治の時代に田沼意次の活躍があり、蔦重と関わる…





北野大茶会、刀狩り、太閤検地、大瓜畑遊び、醍醐の花見など秀吉が仕掛けた大業の裏方として働いた五奉行と呼ばれた男たちの話。
土木担当増田長盛、司法担当浅野長政、財政担当長束正家、宗教、朝廷担当前田玄以、行政担当石田三成。奉…




大学進学を機におばあちゃんの親友、志桜里さんの家に住むことになった坂中真智。坂の多い街小日向で、志桜里さんをはじめ風変りな人たちとの交流が始まる。
坂中真智と「坂の中のまち」ああ、そうだったのかと思いつつレビューを綴り、素敵な作品だったけれど、真…




徳川政権を長持ちさせるための仕掛け、いつ誰がどのようになぜ、家康の平和の仕掛けを変えたのか。政権消滅後の徳川の影響、近現代日本に与えた影響の分析結果。
何やら難し気なキャッチコピーになってしまった!これでは読みたいと思う人がいるだろうか?若干案じつつ…




お嬢と呼ばれる朝沼議員が自宅で死んだ。自殺か他殺か?高月議員を始め議員秘書、政治記者と女性たちが真実を突きとめる。
性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律の改正案が、総務会を通らなかったことで高月議員は大…




まるいパン、しかくいパン、ながいパンにまきまきパンたくさんの種類のパンがどこの国で生まれたのかがわかります。
美味しそうなパンの絵が思わず手に取って食べたくなるように描かれています。まるいパンの代表は、あんぱ…




「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように・・・」不動産屋の相場が言うロンダリングの極意。これが失意のりさ子を救い、自己を取り戻していく。
原田ひ香氏「失踪.Com 東京ロンダリング」にも登場したりさ子32歳の女性。夫から突然離婚を切り出…





台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡は太平洋戦争時、輸送船の墓場,魔の海峡と呼ばれていた。やなせたかしの弟千尋はそこで命を落とし、中嶋秀次は12日間漂流の後、奇跡的に助かった。
バシー海峡がどこにあるかも知らず、ましてやそこで何が起こったのかも全く知らなかった。戦時中、多くの…




皇族、華族の縁談に関する5つの短編作品集。高貴な人々の縁談は親や周囲が調える故、苦悩あり。
大正天皇の后はたびたび学習院女学部を訪れ観察し、昭和天皇の后を良子(香淳皇后)に決めたという。天皇…




母の再婚相手の横暴さに我慢できず、妹律とともに独立した理佐。新しい土地ではそば屋で働く傍ら、鳥の世話をする仕事が待っていた。
新聞小説だったこの作品は、主人公たちが実家を出てから40年の月日の流れが綴られている。母が結婚相手…




事故物件の部屋をロンダリングする不動産に纏わる8編の話。
不動産会社から部屋がにおうという連絡を受けた大家の加島康江。舅のアパートを相続したのだから、本来な…



補聴器のセールスマンをしていた父に纏わる5つのお話
「骨壺のカルテット」補聴器のセールスマンをしていた父が亡くなった。納骨を明日に控えた日、最期のお別…




「汝、星のごとく」の続編。前作でなぜ?と思っていた疑問、不思議に感じていたことが納得できる。
青埜櫂の死後、暁海は北原先生と穏やかな生活を送っていた。しかし、北原先生の娘結はいったい誰との子ど…