頬に哀しみを刻め (ハーパーBOOKS)
息子たちが殺された。守るもの、守るべきものだった、親の情愛と慚愧・深い悔恨に突き動かされて父親たちは命を懸ける。
二人の息子が拳銃で撃たれて死んだ。黒人のアイザック(アイク)の息子アイザイア、同性婚の相手白人のデレ…
本が好き! 1級
書評数:645 件
得票数:17434 票
徹夜してでも読みたいという本に出会えるように、網を広げています。
たくさんのいい本に出合えますよう。
息子たちが殺された。守るもの、守るべきものだった、親の情愛と慚愧・深い悔恨に突き動かされて父親たちは命を懸ける。
二人の息子が拳銃で撃たれて死んだ。黒人のアイザック(アイク)の息子アイザイア、同性婚の相手白人のデレ…
宇宙星人の世界は狂気そのものだ、巣のような家が並び、臓器を使う子孫製造の営みが満ちている。
夏休みに父の故郷、長野の山奥にある秋級(アキシナ)にいく。お盆休みに父の兄弟が家族連れで集まる恒例の…
山道を歩いていたら金色の玉が落ちていた。拾ろおうと追っかけると、コロコロ転がって縁側で寝ていた祖父の鼻に飛び込んだ。目を覚ました祖父は「ああ~~恐ろしかった、踏まれて死ぬところだった」といったという。
私が子供の頃何度も聞いた話。 幼い頃寝る前にお話をせがむと、叔父たちがかわるがわるお話をしてく…
第一作(チームバチスタの栄光)の舞台だった東城大学医学部付属病院に繋がる4つの短編を纏めてある、バチスタシリーズ最新作。
☆双生 桜宮病院から双子の姉妹が田口医師の元に半年研修に来ている。訳ありで田口医師が押し付けられ面…
表題は「原稿用紙10枚を書く力」で2004年10月に刊行されている。 原稿用紙10枚(パソコン設定で4000文字)を目標にして書く力をどう身に着けるか
少し前から好きな本を読む時間が十分出来た。さてと本棚を見て背表紙を読んでもさっぱり記憶のかけらもない…
高山寺に行こうと思って、「夢記」を残した明恵上人についてもう少し知りたいと、白洲正子さんのエッセイを読んでみました。
栂尾や嵯峨あたりを歩くのが好きでも、高山寺は風景を見て通過するだけで開祖の明恵上人のことを深く考えて…
「推し、燃ゆ」のじわじわしみて来る文体に押されて、デビュー作を読んでみた。 10代で書かれたという驚異の新文学。
世代の違いをまざまざと感じながら、それでもなにか身に迫ってくる娘(うーちゃん)と狂っていく母親(かか…
この作品から「推し」が日常語になった?
耳からも目からも入ってくる言葉「推し」を抵抗なく使うようになった。それまで使っていた「ファン」とか「…
あれ、これは久しぶりに出会った加賀シリーズなのか。と題名と同時に帯も読めた。表紙も爽やかだ。
どんどん出てくる東野圭吾本だがしばらく読んでなかった。今年は年始めから加賀さんに出会ってしまった、目…
就活で、花形のIT企業を目指して最終選考に残った6人。夢の実現と生き残りをかけた課題。 最高のディスカッションを見せよう、嘘でも本当でも最強チームを作り上げよう。内定をもらうのだ、そして、、、という話。
年始め、ふらっと出たついでに駅前の本屋に寄った。今年の読み始めは「希望の糸」だと思った、しばらくぶり…
知らないでなんだかとんがった作家で苦手だと思っていたのです。大間違い、固い土の下は生物を守り育てる豊かな土壌が重なっている。そんな作品を生み出し、そんな世界を書く人でした。
初読みのこの「年月日」から「閻連科」作品の大きな世界をもっと知りたいと思いました。 いつの間に…
オキナグサの命の輝きが美しいお話でした。
子供の頃、畑の畦や野原でこの優しい花をよく見かけました。初夏には長いひげをもつ種子ができていました。…
エンタメ直球ド真ん中。ミステリ(少々)アクションも少々。リーガルハイで盛り上がり、安心して楽しめる、面白すぎる元弁護士のデビュー作。
アラバマ大の教授トム(トーマス・マクマートリー68歳)は証拠論についての著書が版を重ね今ではロースク…
図書館で表紙だけを見て借りてきた。これを読めば、読後感想文を書くのに役立ち、その上キャッチフレーズも短くてピリッと気が利いたものが書けるかも。 ワクワクしたのに読んでみると残念ながら役に立たなかった。
私向けではないし、内容も感想文には向いてない。 もう面接を受けることもないしプレゼンなどとは全く縁…
ドイツ発女性作家のミステリサスペンス。テーマは誘拐だが複雑な構成で、事件の形が新しく、幼い子供がいる家族の暮らしがあるところが人気の秘訣かもしれない。立場が違う関係者の語りだけの作品で面白い。
身分証明もない謎の母子がトラックにぶつかって病院に運ばれた。子供は軽傷で、母親は重傷だが生きていた。…
この八編の短編は時間を忘れるほど面白い。
乱歩賞の QJKJQ を少し辛口で感想を書いたが、それはちょっと毛並みが変わった謎解きやホラ-も盛り…
年の初めはふんわりと心が温まる本から読み始めたいと思った。
感動した本の一番上に置いてある高田郁さんの ふるさと銀河線 軌道春秋 の二巻目が出ているので、これを…
道尾さんのデビュー作、上下巻ですが一挙に頑張って書きます!!
意気込みが熱い(本も厚い)。 作家の道尾さんは気分転換に旅に出た。旅先の民宿は阿武隈山系が見渡せる…
ギリシャ神話にまつわる、こんな面白い短編がたった12編だけで終わっている。わずか182ページなのに面白くて長く書いてしまった。
短くて残念だと思ってあとがきを読むと、アテネ・オリンピックに因んで、開催の前年から書き始めて12編ま…
重い心臓病の母を100マイル先の心臓外科の名医のところまでボロボロのライトバンで運ぶ話。
兄弟中でいちばんの出来損ないと思われている失業中の三男安男。離婚もして慰謝料に追われている。 そん…