第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)




膨大な本読みだという又吉さんが、47冊の本との出会いを日常生活に絡めてエッセイ風に紹介している。機会があれば又吉研究をしてみたいと思っていたのでいい手引書になった。
又吉さんの「火花」が気になっていましたが、チャンスがなくまだ読んでいなかったのです。 図書館の2月…
本が好き! 1級
書評数:645 件
得票数:17435 票
徹夜してでも読みたいという本に出会えるように、網を広げています。
たくさんのいい本に出合えますよう。




膨大な本読みだという又吉さんが、47冊の本との出会いを日常生活に絡めてエッセイ風に紹介している。機会があれば又吉研究をしてみたいと思っていたのでいい手引書になった。
又吉さんの「火花」が気になっていましたが、チャンスがなくまだ読んでいなかったのです。 図書館の2月…





表紙の裏に書いてあった上巻のあらすじを読み、つぎに訳者のあとがきを読んでとりあえず1巻上下を読んでみようと思った。続刊を読むため再読して落ちメモ拾いになった。
月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を…




「風の陰陽師」気になっていた続きを読んだ。ますます面白くなってきた。
都の夜に不吉な兆しが現れた。闇の孕み子は道満に操られ人を襲い、黒主の妖術で都の夜は悪の跳梁する闇に包…



会話の部分は一人分で改行しているので白地の部分も多く、眠くなる暇がなく読み終えた。軽く面白かった。前作の「ストロベリーナイト」ほどのグロテスクさは薄味。
警察内部の話で紅一点の姫川刑事がいい。それに絡む年上の部下から監察医、そして背景では、組織の闇の部分…




改めて野菜を見直しました。#彩流社
よほどのことがない限り喜んでよく食べる家族を抱えているので、まず喜ばれる献立、次に体にいい献立を考え…




同窓会で再会した昔の恋人が、子供の頃の記憶がないという。
結婚して子供もいる彼女に、今更出会って話すことには気が進まなかった、しかし亡くなった彼女の父の遺品の…



評判がいいみたいだし、辻村深月さんの解説だし、知らない作家の慟哭ミステリか。 読んでみるかなと予約して待っていた。日本推理作家協会賞受賞作、なのだが。
多くの方が推薦しているので大っぴらには言えないがいってみる、期待外れだった。でもラストの衝撃で☆3を…




くっきりしたかわいらしい表紙が見えたので手にとってみた発掘本。 ――その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる! と裏表紙に書いてあった、その秘密ってどの秘密?前代未聞って?
ハッピーエンドにチョット飢えていたし、女子が男子に読んでほしい恋愛小説No1……なのか 映画化さ…





収録作品は編者も悩みながら趣向の違う作品を選んだのだろう。まさにレジェンドにふさわしい技巧的な作品揃いで、初読み作品もあってもう二転三転する展開に目が回る。それぞれの作品は好みが分かれるかもしれない。
依子の日記(綾辻選) 連城さんの後期作品は、次第に恋愛小説というか不倫小説に移行した感じがする、そ…





久々の海外ミステリ。というかハードボイルドなのかなエンタメ要素があふれている。明晰な頭脳を持った理想的な主人公が、襲ってくる危機を乗り越えながら謎を解く。
デビュー作でミステリ三冠を制したというけれど。ハードボイルドで始まり少しずつソフトなストーリーに流れ…




「君と別れたのは冬」なので、そこからいくと物悲しい別れで、男女の別れか親子友人あたりか、もしかしてラブストーリーかな、と背表紙を見て思った。しかし帯を読んでみると凄い。
ジャンルもミステリでしょうが、人物の絡みや流れはホラーかもしれない。重要な登場人物で精神的に安定して…





初めて読んだときは、これが今読んでいるミステリ小説というものと一線を画すような名作で真の「推理小説」かと鮮烈に感じた作品です。その後名作と次々出会って嬉し泣きですが。
思い出せば初読みは連城三紀彦や赤江獏、ジュネなど 村上芳正 のイラストが表紙を飾り始めたころで、その…





言葉や文字って面白い。故事来歴はもっと面白い。漢字に限って言えば、じっと眺めていて想像します。この漢字はこういう感じかしら。いやいやそんなことよりもっと深いものでした。
まず目次から 1 食べる漢字と飲む漢字 2 体育会系の漢字たち 3 漢字で見る夢のいろい…





映画で見た「赤い風船」を絵本で読んでみました。
ずっと前にTVで見た映画です。ストーリーは忘れていたけれど、部屋の窓からのぞいている赤い風船が。 …



江戸川乱歩賞だったか、審査では満場一致とか?の実は残念な作品だった。
作者が作り上げた「脳男」鈴木一郎。 生まれたときには、言語も行動も自由にならない脳障害をもち、その…





淡路島を通るとき、時々大塚国際美術館に寄ってみます。精巧に作られた陶板画を見ていると、図鑑では得られない力を感じます。いつも最初に行くシスティーナ礼拝堂の迫力と美しさには圧倒されます。
高階先生のこの本は、絵に表わされた物語を読み解く手ほどきをしてくれました。背景の時代的な変化や描法の…





スポーツが好きでその上厳しい練習経験があり試合を重ねたことがあれば、そうでなくても、主人公ガトーが、流行りで言えば神コーチの指導でみるみる才能を開花させる過程にワクワクする。#海外文学vol.4
自他共に許す南米一のスポーツ記者が、一昨日ワールドカップをとったばかりのガトーにインビューを開始する…


子供の行方不明事件が20年後に再び姿を現す。ホラーチックな興味深いテーマで緊張感があるが、主人公の悩みばかりが重すぎた。
上下巻です エドガー賞、アンソニー賞、マカヴィティ賞などの新人賞受賞作 読みにくい、長い…




読み始めたら、気が重いストーリーから始まった。ミステリってなにか起きなくては、そうそうそんなもの、と覚悟して。 趣味が茶道とクラシックバレエの加賀恭一郎さん、ここはどうする?
おなじみ加賀恭一郎シリーズの一冊が古本屋さんに並んでいたので買ってきた。 最近全く読まなくなった東…





読み終えて、話すと驚きの声。 初めてだなんて、、、 そういう声が全くそのとおりだと思えた。 映画もドラマも見て読んだつもりになっていた。
見ると聞くと読んでみるのとはこうも違う。染五郎が凛々しく木村佳乃は美しかった。 しかし原作の味…