硝子戸の中





私は今でも半信半疑の眼でじっと自分の心を眺めている。
「硝子戸の中」とは漱石センセイの書斎を指すようであります。本作は日常その硝子戸の中に棲息しつつ そ…

本が好き! 1級
書評数:422 件
得票数:8747 票
読書とスター・ウォーズをこよなく愛するもと本嫌いの本読みが知識もないのに好き放題にくっちゃべります。バルバルス(barbarus)とは野蛮人の意。
周りを見渡すばかりで足踏みばかりの毎日だから、シュミの世界でぐらいは先も見ずに飛びたいの・・・。というわけで個人ブログもやり始めました。
Gar〈ガー〉名義でSW専門ブログもあり。なんだかこっちの方が盛況・・・。ちなみにその名の由来h…(ry





私は今でも半信半疑の眼でじっと自分の心を眺めている。
「硝子戸の中」とは漱石センセイの書斎を指すようであります。本作は日常その硝子戸の中に棲息しつつ そ…





灰色の街と秋の真下。
―数行のあいだ悪癖にお付き合い(頂くかお読み飛ばし)くださいm(__)m― 【2020年某月某…




『政略論』そして『人間論』
ーその前に前振り御免m(__)mー 特別講演【いま活きる!『ローマ史論』】 講師・・・ニコロ…





「はじまり」を考えた人々 ~蛮人テツガクを生かじる
私はテツガクのテの字も知らぬ野人だけれど、そもそもテツガクってなんだろう? そして本シリーズで謳わ…





「わたしたち」の「健やかな宗教」と「わたしたちではないもの」の「病める宗教」。
4世紀のローマ皇帝ユリアヌスといえば歴史上「背教者」と称され、キリスト教の台頭著しい古代末期ローマ…





こんな夢を見た。 ―身に詰まされし夢十夜。
自分はいきなり拳骨を固めて自分の頭をいやと云うほど擲(なぐ)った。そうして奥歯をぎりぎりと噛んだ…





時間は澱みなく、だが悠揚と流れていた・・・。 新『イリアス』、そして新『アエネアス』
☆「本作は『ナポレオン狂』などで有名なショートショートの雄、阿刀田高氏による現代訳『イリアス』及び『…





吾輩は文鳥である。名前はまだ無い。(漱石マラソン徒歩編)※ネタ文陳謝m(__)m
【某月某日】 気がつくとある物書きの宅(うち)に飼われることになった。我が主人はなんだか偉そうな…





―ああ子規は死んでしまった。糸瓜のごとく干枯びて死んでしまった。― (漱石マラソン徒歩編)
静かな、静かな物語。 本作『京に着ける夕』は明治四十年、教職を辞して朝日新聞社員となること…





ツァラトストラかく生まれり。
いやぁ良かった。すっげぇ良かった。 ★「なんだなんだ」 ☆「久方ぶりに出て来たと思ったらな…





藤原には関わるな あれは鬼じゃ 修羅の家じゃ
兄は凡人であった 優しい兄だった 【染殿の后、鬼に乱心せらるるの事】 ☆「…





巨大な「クライム」の予感。
【怨霊出づる書の事】 ☆「さて、38歳の崩れ始めた色男業平様と18歳の少年三白眼道真君のコンビ…


【悲報】筆者、著者とノリが合わない。
【冗長なるプレリュード】 ―”いやそういうのいらんねん”という方は読み飛ばし推奨m(__)m―…





年増男と三白眼小僧、京の都に出会うの事。
時は平安。 都には数多の魑魅魍魎が跋扈した。 その数、幾百幾千幾万を数え、 多くの禍事の因…





すべて余計な事だ。人間の宗教だ (漱石マラソン場外乱闘篇)
はい、またお逢いしましたbarbarusでございます。今回は前にお話できなかった『道草』なんですね…





とにかく宗教は罪悪ですよ、よござんすか。そうして神聖なものですよ。
はい、みなさまこんにちはbarbarusでございます。今日お話しするのは『こころ』と『道草』なんで…



高等遊民は死なず、ただ消え去るのみ。
随分前に買ったまま”カーボン冷凍”していたものを、同好の士ゆうちゃん氏のレビューを読んで掘り返した…





塩野ワールド落穂拾い。 ―ヴェネツィア外交報告書より
これは一九七九年二月から約三年間、雑誌「波」に連載された三十篇をまとめたもので、(・・・)好奇心の…





思い出した事など。(漱石マラソン場外乱闘篇)
本レビューはちくま文庫『夏目漱石全集〈7〉』に収録されたものを読了してのものなのですが、同時収録作…





漱石センセイ漫遊記。(漱石マラソン場外乱闘篇)
本レビューはちくま文庫『夏目漱石全集〈7〉』に収録されたものを読了してのものなのですが、同時収録作…