この夏の星を見る
レビュアー:武藤吐夢




 
  

コロナがあったから失われ、でも、コロナがあったから出会えたこともある。自作の望遠鏡で天体観測の大会をオンラインでする学生たちの熱い夏を描いた傑作。読後感最高でした。
ソーシャルディスタンス、三密、マスク・・・。 コロナで息苦しいあの時代、子供たちは何もかも制限され…
レビュアー:武藤吐夢




 
  

コロナがあったから失われ、でも、コロナがあったから出会えたこともある。自作の望遠鏡で天体観測の大会をオンラインでする学生たちの熱い夏を描いた傑作。読後感最高でした。
ソーシャルディスタンス、三密、マスク・・・。 コロナで息苦しいあの時代、子供たちは何もかも制限され…
レビュアー:夏の雨




 
  

朝ドラのヒロインの名前の由来もわかります
朝ドラ関連の本は強い、というのは今や出版界の常識なのかもしれない。 2025年後期のNHK朝の連…
レビュアー:星落秋風五丈原



 
  

モデルの街はどこ?って調べちゃいけません
怪異が自分めがけてやってくる。えっ、自分、何も悪いことしたことがないのに、なぜ?その理由は他の所。…
レビュアー:爽風上々



 
  

人種や民族の違いを理由に差別するレイシズム。それは根深く人々の心理の奥に存在します。
レイシズムは人種主義とも訳せますが、人種や民族と言ったものをことさら強調し差別を行うことを言います。…
レビュアー:ef


 
  

クラシカルな洋の東西の『怪談』
編者の三津田信三は、本書巻末に収録されている『霧屍疸(きりしたん)村の悪魔』というエッセイ+怪異譚…
レビュアー:hacker



 
  

「ネコの手を借りる」とは、よく言いますが、「ネコの足を借りる」お話です。
本書の作者紹介には、次のように書かれています。 「作者はネコだけを診察するキャットドクターです…
レビュアー:ウロボロス

ここではっきり言おう。誘われたのは原爆を作る計画だった。計画の名は「あさぼらけ」といった。
この作品は、東日本大震災福島第一原発事故後の2014年に出版された。 本作のアトミック・ボックスの…
レビュアー:小石ゆうべ



 
  

「本が読める」ってなんだろう?
待ってました! 私が”本が好き!”に投稿を始める切っ掛けとなった、 『本を読んだことがない32歳…
レビュアー:波津雪希



 
  

怪異は幻覚として患者をケアする臨床心理士の話
朝の5時から宮益坂メンタルクリニックで 働いている泉宮一華の寝込みを襲う、奈良県 の蓮華寺の跡…
レビュアー:千世


 
  

アガサ・クリスティーの超有名な傑作ミステリー。高級寝台列車の中で起きた完全な密室殺人事件。完璧なアリバイ。名探偵ポワロが活躍するありきたりなストーリー。でもわかるはずのない犯人。最高の娯楽小説です。
アガサ・クリスティーの最高傑作と言われるミステリー小説。 殺人事件が起きる。そこにたまたま…
レビュアー:はるま




 
  

2025年本屋大賞受賞作品 プロットがしっかりしていて 個人個人の設定が実によく絡みあっているね 読みごたえたっぷりです
図書館の予約本 約3ヶ月 そして実質2日で読了するにはもったいないな 初読作家 2025年の本屋大賞…
レビュアー:休蔵



 
  

本書は行動経済学という分野で、人の行動の背景にある心理について説く。そして、それを経済活動を事例に分かりやすく解説する。本書のおかげで、少しだけ経済学に興味を持つことができた気がする。
日々の生活を送るなかで、少し時間が経ってから「なんであんなことしたんだろう?」とか、「なんであんな…
レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?




 
  

松下幸之助さんも喜んでいる? 高市早苗政権発足を! 男を手玉にとって何が悪い?
紆余曲折がありましたが、雨降って地固まる…高市早苗首相が誕生しそうですね。自民・維新の連立協議も…
レビュアー:DB

人生十色なら未練も十色の話
未練が残ってしまってあの世へつながる黄泉坂を登れない魂を救済していくお話の、シリーズ第三作目です。 …
レビュアー:hacker


 
  

1960年代から70年代にかけて、SF・ファンタジーの分野で活躍したケイト・ウィルヘルムは、80年代からミステリーも手掛けるようになり、80年代後半からはそちらに注力していたようです。
ケイト・ウィルヘルム(1928-2018)は、SF・ファンタジー作家というイメージが、たぶん一般には…
レビュアー:拾得



 
  

世論調査(の数字)と政治家との対決
「数字がどこまで信用できるのか」とサブタイトルが付されている本書も、「統計や社会調査での数字がいか…
レビュアー:miol mor

マリア・マグダレナと僧璨とチーフ・シアトル
Wilson と Prentis によるコンビのエッセネ派三部作の最終巻。同コンビによる今のところ最…
レビュアー:k.m.joe



 
  

懸命に暮らす人々の情感を表現するのに長けた宮本輝さんの自伝的なエッセイ集である
特に、懸命に暮らす人々の情感を表現するのに長けた宮本輝さんだが、本書は小説ではなく、自伝的なエッセイ…
レビュアー:はな
 
  


 
  

幸田秋水とはどのような人物なのか?
「幸徳秋水」といえば、倫理の教科書や、夏目漱石の小説にも名前がでてくるくらい、有名な人で、知らない人…
レビュアー:toshi
 
  

 
  

鬱状態で仕事を辞めた宮田は幼馴染の浜野から、期間工は人と接することの少ない気楽な職で「人間だとは思われない、ほとんど透明だ」と言われ同じ工場で働くことになる。
派遣の期間工として働く宮田と、同じ工場で働く彼の高校時代からの知り合いの浜野の物語。 腰巻きに書か…