・本書は、30年以上、
新聞記者として多くの人に話を聞き、
小売り、卸、外食、食品メーカー、
流通政策などを長く取材してきた
経験を持つ元新聞記者で、
現在は大学教員の著者が、
新聞記者として培ってきた
「聞く力」の技術を
具体的な方法論として伝えた1冊。
・聞く力は、コツをつかめば、
誰でも高められる。
・「聞く」には
①相手が話したいことを受け止める
②自分が聞きたいことを聞く
の2パターンがある。
・人の話を聞くことは、
日常のあらゆる場面で
当たり前のように行われているが、
耳を傾けることと、
相手の本音を聞き出すことは
まったくの別物だ。
・話し手が伝えたいことを
そのまま受け止めるのが「聞く」ならば、
相手がまだ言葉にしていない気持ちや
考えを引き出すのが「聞き出す」こと。
・特にビジネスの場面では、
相手が本当に求めているのは
何かを聞き出す力が不可欠なのだ。
・「聞き出す」ときに大事なのは
「すぐに自分の考えを口にしないこと」である。
・相手が話している途中で
「しかし、それってこうじゃないですか?」と
口を挟んでしまうと、
相手は「話を最後まで
聞いてもらえなかった」と
感じてしまいかねない。
・まずは、相手の言葉を
受け止めることが大切なのだ。
※その他の聞き出す人のルールとは、
「聞き出す」の良い例と悪い例が
紹介されているが、
詳細は本書をお読みください。
・実際に聞くときは、
「型」を覚えるのがおすすめであると
本書で伝えている。
・著者は、聞きたいことを
聞くための型を「ほぐす」
「引き出す」「絞る」「広げる」
「整える」と整理している。
・聞きたいことを聞く技術とは、
短時間で信頼してもらい、
話しやすい雰囲気を作り、
話を引き出していくことである。
・そして聞きたいこと、
大切だと思うポイントを深堀りし、
聞きたいことが聞けたら、
あるいは逸れてしまったら、軌道修正し、
次の聞きたいことに移っていく。
・最後は話の内容、細かな点を確認し、
また会って話をしてもよいと思ってもらう、
という流れだ。
※「聞き上手になるために
重要なこととは」
聞くときの型(ほぐす・引き出す・
絞る・広げる・整える)の詳細については、
本書をお読みください。
・本書は、「聞き出す人の6つのルール」
「聞き上手になるための基本スキル」
「聞き損ねないためにできること」
「質問力は鍛えれば誰でも上げられる」
「多様な展開に備える」
「聞く力の基本を身につける習慣」
という章で構成されており、
著者が新聞記者として培ってきた
聞く力の技術を、
具体的な方法論として
伝えた内容となっている。
単なる理論だけでなく、
実践的なテクニックや、
すぐに使えるフレームを
盛り込んでますので、
すぐに活用できます。
「ほしい情報」を漏らさず
聞くコツを知りたい方は
お手にとってご確認ください。
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