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海外文学への愛に溢れた名作ガイドブック。-名著との出会い・再会-

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!3級
  • ギンガムチェックと塩漬けライム: 翻訳家が読み解く海外文学の名作
  • by
  • 出版社:NHK出版
ギンガムチェックと塩漬けライム: 翻訳家が読み解く海外文学の名作
NHKテキスト「ラジオ英会話」の連載を読み、
定期購読を始める前の連載内容についても読みたい。と考えていたところ、
名著への招待(2021年4月号-2025年3月号)を加筆修正してまとめたこちらの本に出逢う。

著者の鴻巣友季子先生。流石の解釈力。
圧倒的な読書量と調査に裏付けされた、海外文学への愛。

現在、英語の勉強をしているため、
時々入る英文解釈の説明部分を楽しみながら、
やはり海外文学は、背景知識が重要だと、あらためて実感する。

先生の英文解釈を読んでいると、
いつかは自分で原書で読めるようになりたいところだが、
今は先人たちの、試行錯誤した翻訳書を頼りに、読書を楽しみたい。


ジャンルとしては、ゴシック・ロマンスが好きなので選びがちだが、
本著を読んで、まず一番に読もうと思ったのは、
『新訳・老人と海』 今村楯夫訳 左右社
今まで読んできた『老人と海』ではマノリンはすべて少年だった。
著者の気になった箇所も踏まえたうえで、
マノリンを成人男性と判断して訳した作品を読みたくなった。



最近、作品を読まずに、ブックガイドばかり読んでしまうので、
読みたい本(再読したい本)が、また増えてしまった。



タイムパフォーマンスが重視され、動画の倍速視聴に、朗読音声の速聴。
私もすることはあるので、ダメだとは思わないし言わないが、
著者からの「スローリーディング」への誘いに乗ってみたいと思う。


2026/4/20読了
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  • 掲載日:2026/04/21
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