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書評一覧

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

レビュアー:塩味ビッテン

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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

実兄を殺されたマジシャンである素人探偵が、警察を出し抜いて真犯人に迫るという前近代的なエンタメ推理小説。証拠教条主義に頼らない乱歩時代の探偵小説を思わせて、味はあるのですが…冗長なのが残念。

 とある田舎町で定年退官した中学校講師が絞殺される。みんなから慕われて定年後も何かと教え子たちの相談…

投票(2コメント(0)2025-10-18

演劇について: ダランベールへの手紙

レビュアー:有沢翔治

  

演劇について: ダランベールへの手紙

ルソーは、ダランベールの「ジュネーヴ」の項目における演劇容認論に対し、「ダランベールへの手紙」で反論しました。劇場は奢侈や放蕩を招き、市民の徳性を損なうと主張しました。

 ルソーが「ダランベールへの手紙」という形で、演劇についての想いを語っています。きっかけは、ディドロ…

投票(1コメント(0)2025-10-18

町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史 (平凡社新書 1079)【Kindle】

レビュアー:くにたちきち

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町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史 (平凡社新書 1079)【Kindle】

町の本屋がなくなっている。「本が好き」「本屋好き」的な視点から取材をした本や、個性的な書店を取り上げた雑誌の特集に対し、「普通の書店」の現状と消失した背景などを掘り下げて書いたのが、この本のようです。

この本で取り上げているのは、新品の書籍・雑誌を扱っている「新刊書店」ですが、その中でも「町の本屋」で…

投票(12コメント(0)2025-10-18

クスノキの番人

レビュアー:武藤吐夢

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クスノキの番人

願いが叶う木なのかと思ったら、これは想いを伝える木なのだ。はじめて会った叔母に助けられ、その命令で神社のクスノキの番人をさせられる話しなのだが、その願い。人それぞれにドラマがあり心をゆさぶられた。

問題を起こし、このままだと刑務所かと思っていたところで叔母に助けられた。その人の命令で不思議な力があ…

投票(13コメント(0)2025-10-18

習慣の力〔新版〕 (

レビュアー:休蔵

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習慣の力〔新版〕 (

本書のタイトル通り、習慣には力がある。そして、習慣をより効果的なものにするためには、己の意識改善が重要となる。悪い習慣からあっさりと完全に脱却することは無理でも、改善していくことは可能のようだ。

 習慣は“良い”、“悪い”に大きく二分できる。  そういう意味では友人関係に似ているかもしれない。…

投票(20コメント(0)2025-10-17
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