町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史 (平凡社新書 1079)【Kindle】
レビュアー:くにたちきち
町の本屋がなくなっている。「本が好き」「本屋好き」的な視点から取材をした本や、個性的な書店を取り上げた雑誌の特集に対し、「普通の書店」の現状と消失した背景などを掘り下げて書いたのが、この本のようです。
この本で取り上げているのは、新品の書籍・雑誌を扱っている「新刊書店」ですが、その中でも「町の本屋」で…
レビュアー:くにたちきち
町の本屋がなくなっている。「本が好き」「本屋好き」的な視点から取材をした本や、個性的な書店を取り上げた雑誌の特集に対し、「普通の書店」の現状と消失した背景などを掘り下げて書いたのが、この本のようです。
この本で取り上げているのは、新品の書籍・雑誌を扱っている「新刊書店」ですが、その中でも「町の本屋」で…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚
youtuberが悪徳詐欺師と対決する。斬新で面白い発想。しかし後半は息切れ、つまらない作品になってしまった。
この作品は3つの特色のある人間関係、あるいは人間が登場する。 一人は青年の佐藤純。引きごも…
レビュアー:爽風上々
日本語の論文では「です・ます体」で文章を書いてはいけないそうです。それはなぜなのかを哲学的に考えていきます。
著者の平尾さんは哲学者ですが、某学会で講演をしたところ好評でその内容を論文にしてその学会誌に寄稿する…
レビュアー:武藤吐夢
願いが叶う木なのかと思ったら、これは想いを伝える木なのだ。はじめて会った叔母に助けられ、その命令で神社のクスノキの番人をさせられる話しなのだが、その願い。人それぞれにドラマがあり心をゆさぶられた。
問題を起こし、このままだと刑務所かと思っていたところで叔母に助けられた。その人の命令で不思議な力があ…
レビュアー:ef
北氷洋を行く捕鯨船内で起きる殺人事件と航海に仕組まれた欺瞞
物語の舞台となるのは北氷洋で操業する捕鯨船です。全体を通じて主人公的な立場に立つのは今回の航海から…
レビュアー:休蔵
本書のタイトル通り、習慣には力がある。そして、習慣をより効果的なものにするためには、己の意識改善が重要となる。悪い習慣からあっさりと完全に脱却することは無理でも、改善していくことは可能のようだ。
習慣は“良い”、“悪い”に大きく二分できる。 そういう意味では友人関係に似ているかもしれない。…
レビュアー:拾得
いかにして数字がつくられ、いかに使われるのか、というプロセスをきちんと把握することの大切さ
「統計」や「データ」の「ウソ」とか「罠」とかという本が少なくない。無色透明なはずの数値が、いかにい…
レビュアー:ソネアキラ
にしてもだ、ヤン・シュヴァンクマイエルの装画がすごすぎる
『怪談』 ラフカディオ・ハーン著 平井呈一訳 ヤン・シュヴァンクマイエル画を読む。 …
レビュアー:日月
一旦連載終了で物語も一段落。最後はほっこりと暖かく、幸せな読了感でした。
『しあわせは食べて寝て待て6』あらすじ 団地の大家・鈴さんから将来的に団地の部屋を譲られること…
レビュアー:Roko
細道はこうしてできたのね
散歩をしていて、とつぜん路地があったり、階段があったりすることがあります。そういう道があるという事は…
レビュアー:DB
社会や時間と人の関係の本
タロットにまつわる意味や絵画を紹介していくシリーズ五作目のテーマは「正義」と「隠者」です。 これま…
レビュアー:rodolfo1
ついに戦争は終わり、第一部で活躍した4人の登場人物の子供達が戦後の日本を再出発させるべく、それぞれの本分を尽くして奮闘を始める。
奥田英朗著 「普天を我が手に 第二部」を読みました。 アメリカで15歳の竹田志郎は駐在武官の父…
レビュアー:ぷるーと
命がけで周という国の基礎を作った人物の生涯。
周公旦という名を知ってはいた。中国の古代の政治家だよね、ぐらいに。でも、何をした人物かときかれると、…
レビュアー:有沢翔治
精神疾患の女性患者Aが見た夢を分析することで、近代的な意識のあり方を探ろうとしています。 丁寧な分析……ですが、どうもユングを援用しているため僕の肌には合いませんでした。
レビュアー:ichi_kazsun
「現代の哲人」「マネジメントの父」と呼ばれた ピーター・ドラッカーの問いを活用し、人生後半の戦略について考える1冊。
・本書は、ドラッカーの教えをわかりやすく伝えながら、 組織も個人も成果を上げることができるように …
レビュアー:夏の雨
死と生を描いた短編集
吉村昭さんが生まれたのは昭和2年(1927年)。 平成18年(2006年)79歳で亡くなったが、…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚
代々守り抜いた家を継ぐ。他の若者たちは、その横を自由にスイスイ通りぬけてゆく。
九州の限界集落と思われる田舎町に住む人たち、家族が織りなす、恋愛や結婚そして家族の変わって行く姿を…
レビュアー:爽風上々
いまだにその信者が多いようなアベノミクス、しかしその実像はどういったものか。
大規模な金融緩和でスタートしたアベノミクスですが、その効果は限られており即物的ともいえるような円安と…
レビュアー:独醒書屋
昭和初期に女性としては珍しく理系学部に学び、女性科学者の先駆けとして日本の科学会を牽引した猿橋勝子さんの伝記的小説です。
科学と人間ドラマの融合が伊与原さんの真骨頂ですが、これは珍しく歴史小説です。とはいえ猿橋勝子さんと…
レビュアー:武藤吐夢
もともとの原点はホラー色が強い作品だが、それを見事に清朝というのか王権批判にしている。最後の章がそれだ。最後のほうの桃源郷に皇帝が行く、そこで体験する過酷なまでの仕打ち。ここが大切なところに感じた。
『聊斎志異』のリメイク(二次創作)。 『聊斎志異』の印象は、日本で例えると百物語に近いものだった。…