おどろおどろしい呪いの話かと思うと、ハードなSF風味のミステリーに転がっていった。そこにカルト宗教とマッド・サイエンティストと殺し屋牛尾が絡んで、疾走するストーリー展開になる。いやーすごいなこれ。

書店に行くたびに、『このミステリーがすごい！』大賞の文庫グランプリ受賞作、として、平積みの『一次元の…

　ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口先生が発見した「制御性T細胞」が出てくる医学コミック。

　今年(2025年)のノーベル賞受賞式が行われました。日本人では生理学・医学賞に坂口志文さん、化学賞…

アブサンに魅了された男を巡る、大人の童話あるいはソナチネ

俺は毒を一口たっぷり飲み干した。⎯⎯俺のもとにまで届いた忠告には感謝感激！⎯⎯はらわたが焼ける。毒…

良くも悪くも軽い短編小説集。会話も軽いし、思い入れも軽い、軽くセックスして軽く引っ付きます。こんなのでいいのかと腹を立てる年でもないのですが、内容が軽すぎて楽しめない。　

主に女性が主人公の「恋愛」がテーマの短編物語9編です。登場する男女が織りなす10代の初々しい恋愛、2…

４０歳で派遣社員として暮らしている主人公の女性が、一度別れた年下の恋人とよりを戻し、妊娠し、流産して別れる物語。

作者の櫻木みわさんは１９７８年に福岡の筑豊生まれだとか。２０１８年に作家デビューというからかなりの遅…

あなた自身の価値を高め、ビジネスがうまくいく高額商品の作り方・売り方を知りたい方は、ご一読ください。

・本書は、「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」をミッションとし、 時間単価11…

あの頃きみは若かった

「昭和」は1926年12月25日から1989年1月7日までの64年間なので、 　ほぼ20年で3つの…

　基本的に何が起こるわけでもなくただ会話だけで進むだけの小説です。「二百十日」って本当に阿蘇の旅の会話だけを抜き出しただけの小説なんですよね。

犬を連れてのアメリカ一周の旅に、同行している気分になる。

スタインベックは、１９６０年、５８歳のときアメリカ一周の旅に出た。時は、大統領選の直前で、共和党のニ…

人も羨むカップルに何があったのか？　ちょっとイヤミスです

　休暇中に山間の別荘を訪れた大学生、ニーナとサイモン。だが帰ってきたのはサイモンだけ。別れ話になり先…

イラストがとても可愛らしく、清純な少女たちの描写にわくわくしていると…

乙女の本棚シリーズ第45弾。 文豪・森鴎外×イラストレーター・今井キラのコラボレーション。 …

「すごい人」の人生について

日本や世界の「すごい人」の下積み時代に焦点をあて、 その人がどのようにして「すごい人」になれたのか、…

「コメが高くて買えないのなら、パンを食べれば良いじゃない!?」　

Amazonにおけるこの本の紹介が以下 コメ高騰は2026年秋まで終息しないと予測できるのはなぜなの…

400mの高さで綱渡りをしようなんて、想像しただけでもクラクラしちゃいます

フランス人のフィリップは大道芸人です。ジャグリングをしたり一輪車に乗ったり、公園の木に綱を渡して綱渡…

良い珈琲店、良いパン屋、良い本屋・・そんな日々の楽しみ、それが「人生」

前作『珈琲店を開く』より時系列的には前の話。戦闘で怪我をした新米傭兵ヴィヴが海岸の要塞都市マークで…

１億２千万人の著作権

『著作権の考え方』岡本薫を読む。 インターネットなどＩＴの普及にともない著作権も、どんどん身近…

ある脚本家のもとに、ファンが訪れる。しかも自分は人間そっくりの火星人だと名乗り、火星の土地を買いませんかと持ちかけたり、新しい戯曲の提案をする。

この本を読み終えたとき、あなたは「お金のある人生」に 踏み出す勇気と具体的な方法を手に入れることができます。

・本書は、お金を生み出すパラレルキャリア(複業)の専門家として、 これまでに2万人以上、27カ国の…

エトルタからパリへ、ニューポールは飛ぶ

　エトルタの富豪と警察に届いた、金のメダルは頂戴するというルパンからの予告状。 　やはり金のメダル…

小さい時は大の友達。しかし、育つ環境が大きく違うと、いつか友達関係は崩れ、憎しみ合う関係になる。

　「警視庁生き物班」シリーズ4作目。本のタイトルになっている作品を含め3作品が収録されている。私立の…