ジェイムズ
レビュアー:星落秋風五丈原




ジムの側から見た『ハックルベリー・フィンの冒険』
『トム・ソーヤーの冒険』の結末で、ハックルベリー・フィンと親友トムは、盗賊の金貨を発見した。しかし…
レビュアー:星落秋風五丈原




ジムの側から見た『ハックルベリー・フィンの冒険』
『トム・ソーヤーの冒険』の結末で、ハックルベリー・フィンと親友トムは、盗賊の金貨を発見した。しかし…
レビュアー:ぷるーと



その哭き声は、本当に祟りの声なのか。
岡山県の鄙びた姫野村の大地主巌尾家は、終戦後の土地改革で持っていた地所の大半を失った。当主の巌尾利兵…
レビュアー:ホセ

俺たちゃそもそも、恥をかくために生きてンだってことにさ。 そいつが、人に与えられた一番の仕事だってのを思い出したんだ。
675 木内昇 「惣十郎浮世始末」 木内昇が「人の心」に踏み込んできている、と改めて気づいた。…
レビュアー:ef



博覧強記の博学者列伝
世の中には幅広いジャンルに渡り大変な才能を示し、また業績を残した『知の巨人』が存在します。 レ…
レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?





「スマホ」の前には「トランジスターラジオ」と「トランジスターグラマー」が輝いていた時代がありました? 「トランジスターラジオの歴史」もいいですが、「トランジスターグラマー」の歴史も知りたいものです?
高橋雄造氏の『ラジオの歴史 工作の〈文化〉と電子工業のあゆみ』(法政大学出版局)を読みました。2…
レビュアー:ベック

この夢も希望ない話は、いつでもどこでも誰にでも起こりうる話であり、加害被害どちらにも傾く恐れがあり、どちらになってもそこに幸せはない。
絵本ながら、ここには夢も希望もない。ここで描かれる一連の出来事の先に幸せがないことなど幼稚園児でも…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚




クイズ番組でチャンピオンになるためには、幅広い知識を持つことも大切だが、それ以上に出題者の意図を掴み、問題を類推する能力が必要だ。
最近はテレビを殆ど見ないから、どうなっているかわからないが、40年前くらい、テレビではクイズ番組が…
レビュアー:波津雪希




興信所にきた奇妙な調査依頼の話
曽根崎栄治の接見生きた弁護士の佐伯は 何を言っても反応のないことに苛立ってい た。 新栄社と…
レビュアー:爽風上々




若い人の言葉の使い方がおかしいと感じることがあるのでしょうか。私はあまりありませんが。(そもそも近くに若い人がいない)
若い人たちの話す言葉が変わってきたと感じる人も多いでしょう。 確かに徐々に変化しているようです。 …
レビュアー:ef





こういうの、ここで出しても良いんですかねぇ?(と、思いながら出してみる)
皆さん、来年のカレンダーは用意されましたか? うちはカンペキです! というのも、ここ数年、この【…
レビュアー:たけぞう



社会人のちょっと嫌なことを書くのが抜群に上手。
著者の作品は何冊か読んでいます。社会人の日常生活を扱う作品が多い印象があります。本作は全十一話の掌篇…
レビュアー:日月





昭和初期、さびれたカフェーで働く女性たちの物語。字が読めないタイ子や嘘つきな美登里、小説家志望のセイなど、一風変わった女給たちが働いています。
この作品、『襷掛けの二人』に続き、直木賞候補作にノミネートされました。 どこにでもいる女性た…
レビュアー:天翔龍・新山(Tenshouryu・Shinzan)

正に「智の対話」です。
本書は「中国文学雑談 吉川幸次郎対談集」(朝日選書 1977年刊行)を新たに注釈をつけて改題し、文庫…
レビュアー:Toru Kobayashi





人が何かにアディクトするのには、それなりの事情があるのだけど、その先は大抵、破滅につながっている。そんな破滅へのプロセスを見ながら、いたたまれない気持ちになる。読むのが辛い。でも読み進めてしまう。
新型コロナウイルス感染症、いわゆるCOVID-19が流行し始めた頃って、人との距離を取りましょう、な…
レビュアー:有沢翔治

興信所の伊達が信州の日ノ本村で失踪した。村長の車で長野駅まで送り届けたというが、底なし沼付近で彼のライターが見つかる。日ノ本村では七年に一度の祭りが始まろうとしていた。この祭りと伊達との関係は?
レビュアー:赤井苫人



アメリカミステリ界のニュースターのデビュー作
♣️コスビーが毎年翻訳されて嬉しい。来年は"King of Ashes"の翻訳が決まっている。 …
レビュアー:菅原万亀



愛を知る人たち──愛を注がれた記憶が刻まれた人たちが、再び愛と出会う物語
人の幸福と不幸の境目はどこにあるのだろう、といつも思う。 その答えはもちろん──人それぞれ、という…
レビュアー:夏の雨





あなたの心のヒロインは誰?
映画「百円の恋」や「嘘八百」の監督、武正晴さんの57本の洋画を紹介する映画コラム。 『映画があっ…
レビュアー:はな



「ゆくり学」とは、どういうものなのか
小児神経科医である著者が、ゆくり学について提唱している本です。 そもそも、「ゆくり学」とはどういう…
レビュアー:拾得




「大科学部」創部の理想に向かって
アニメ化もされた『瑠璃の宝石』の作者のデビュー作だそうです。「大科学」という響きに惹かれて、つい手…