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武藤吐夢
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烏賊川市シリーズ。短編集。最初のぶとう園で発生した死体遺棄事件のオチが秀逸だった。次の犬の話しもオチが良く出来ていた。全体的にコミカルな感じもいい。

※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

謎解きはディナーのあとで シリーズが代表作の東川さん。
平均点の高いミステリーを発表されている印象があります。ただし、そこそこです。圧倒的にすごいということではないし軽いノリなので少し疲れた時に読むのに最適な作家さんです。

本作は烏賊川市シリーズの最新作。
このシリーズ未読なので、とりあえず最新作を読んでみました。書評家の杉江松恋さんのおすすめ作品です。

短編集ですが・・・・、冒頭から面白かった。
ミステリーなのでぼやかしますが、ぶどう園に勤務する青年が死体遺棄の容疑で逮捕されます。
捨てたのは川でした。

>>殺人犯は烏賊川の河川敷を『死体専用のゴミ捨て場』と見なしているらしく、過去にもたびたび都合良く利用してきたという歴史がある

烏賊川市 いかがわし の 烏賊川って・・・。

この青年の雇い主はひょんなことから探偵を雇い従業員の無実を実証しようとするのだが・・・。

社長はこの日、結婚式に出ていて町にいなかった。帰宅したのは翌日だ。
防犯カメラに真実はあった。
死体はふどう盗人だったが猪に殺害されていた。その猪と社長が前日に格闘し彼に社長は血まみれのナイフを見せている。だが、青年は盗人を社長が殺害したと誤解して死体を捨てたのかと思いきや・・・、真実は・・・、そして、社長が100万の金で探偵に依頼した内容がエグい。これだけでも読む価値あり。
李下に冠を正せ

深夜プラス犬 という作品のラストのオチも意味深だ。
ある資産家の居候の男が殺害された。
家主の叔父は旅行中。家主の女友達は夜間に彼を訪ねたところ電気はついていて犬だけいた。その時刻が9時。それで離れにいる甥を訪ねるとそこに甥の死体があった。そして、朝には犬の死体も見つかった。家主の女友達は気絶していた。夜間にスーツケースを海岸にうめる資産家。その中には犬のオブジェが・・・。資産家はなぜ、こんなことをしたのか。犯人は誰なのか。軽妙なタッチの会話の中から探偵とその助手が真犯人と、資産家の意図を知るところが絶妙だつた。

共同トイレで消えたゴスロリの女が消えて、その直後に殺害されるという謎も楽しかった。烏賊のゆるキャラの子の推理が絶妙。


2026 4 17
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武藤吐夢
武藤吐夢 さん本が好き!1級(書評数:1473 件)

よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。

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