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フェルメールの全作品が見れる
テレ東の番組「美の巨人たち」のフェルメール「デルフトの眺望」を見た時、いたく感激した。鮮やかな水面と奥行きのある景色に引き込まれた。これでフェルメールという画家が気になり本書を読んでみた。
フェルメールは画面の左から光が入ってくる中で女性が一人たたずんでるという構図を多く描いている。宗教画ではないが日常の中に神秘的なものを見出しているのが特徴的な画家。
風景画は2枚しかない。「デルフトの眺望」はフランスの作家プルーストが「世界で最も美しい絵」と形容する程。しかし、印刷の絵を見ていても良さが伝わらない。テレビで見た方が何倍も良かった。実物は凄いだろうから一度は見てみたい。
フェルメールの事以外では、絵画の画風がこの時代になぜ変わったかが説明されている。
16世紀頃までは教会が主なクライアントだったので宗教画が多かった。
宗教改革が起こりプロテスタントがカトリックの教えを批判し、クライアントも教会から裕福な商人となると、肖像画や日常的な絵が好まれるようになる。
フェルメールはちょうど過渡期にいて初期は宗教画を描いていたのだが、以降は日常を描いた絵が主となる。そんな背景が分かったのも面白い。
今まで一人の画家に集中して知識を得る事はなかったが、一人を深く知る事でそれに関係する画家や時代などを知るきっかけとなったのでなかなか有意義な読書となりました。
フェルメールは画面の左から光が入ってくる中で女性が一人たたずんでるという構図を多く描いている。宗教画ではないが日常の中に神秘的なものを見出しているのが特徴的な画家。
風景画は2枚しかない。「デルフトの眺望」はフランスの作家プルーストが「世界で最も美しい絵」と形容する程。しかし、印刷の絵を見ていても良さが伝わらない。テレビで見た方が何倍も良かった。実物は凄いだろうから一度は見てみたい。
フェルメールの事以外では、絵画の画風がこの時代になぜ変わったかが説明されている。
16世紀頃までは教会が主なクライアントだったので宗教画が多かった。
宗教改革が起こりプロテスタントがカトリックの教えを批判し、クライアントも教会から裕福な商人となると、肖像画や日常的な絵が好まれるようになる。
フェルメールはちょうど過渡期にいて初期は宗教画を描いていたのだが、以降は日常を描いた絵が主となる。そんな背景が分かったのも面白い。
今まで一人の画家に集中して知識を得る事はなかったが、一人を深く知る事でそれに関係する画家や時代などを知るきっかけとなったのでなかなか有意義な読書となりました。
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マラソン、映画そして読書好きのITエンジニアです。
どのジャンルの本でも読みますが歴史物が特に好き。
司馬遼太郎、伊坂幸太郎、高野和明がお気に入り。
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- 出版社:集英社
- ページ数:250
- ISBN:9784087203585
- 発売日:2006年09月15日
- 価格:1050円
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