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allblue300 さん

本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票

本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。

書評 13ページ目(1820件中 241~260件目)

われらの子ども:米国における機会格差の拡大

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われらの子ども:米国における機会格差の拡大

タイトルがいいですね。そしてこのタイトルに深い意味が込められています。アメリカにおいて全国規模で増大する、特に若者の間での階級に基づく機会格差がいかに拡大したかを詳らかにする一冊。対岸の火事にあらず。

話は著者の故郷、オハイオ州ポートクリントンから始まります。アメリカンドリームをまずまず体現していたこ…

投票(8コメント(0)2018-02-14

若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義

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若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義

昨年末の日本経済新聞で「「町の本屋さん」こだわりの3冊」という特集がありました。これから新社会人になる若者へお薦め本を紹介したもの。表参道にある山陽堂書店が紹介していた二冊が気になりました、の第二弾。

日本経済新聞の夕刊に連載されたエッセイを書籍化したものです。 衝撃的な、ということとは少し性…

投票(16コメント(0)2018-02-13

孤独と不安のレッスン

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孤独と不安のレッスン

昨年末の日本経済新聞で「「町の本屋さん」こだわりの3冊」という特集がありました。これから新社会人になる若者へお薦め本を紹介したもの。表参道にある山陽堂書店が紹介していた二冊が気になりました、の第一弾。

山陽堂書店、一度出向いたことがありますけれども、残念なことに定休日でした。なので店内を回遊したことは…

投票(12コメント(0)2018-02-12

奇跡の歌:戦争と望郷とペギー葉山

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奇跡の歌:戦争と望郷とペギー葉山

戦争と望郷とペギー葉山。副題の通り、最後はこの三つのキーワードがぎゅーっと収束していきます。いやぁ、読ませる。さすが門田隆将!久し振りに門田隆将のノンフィクションを堪能しました。

前半は豹の話ばかりで「あれっ?」と思いながら読み進めましたがさすがです。やはりノンフィクションを書か…

投票(11コメント(2)2018-02-08

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

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SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

知人が読んでいたので読んでみることにしたのですが、順番がまわってくるのに随分と時間が掛かりました。お陰で本書の前に『スタンフォード式最高の睡眠』を読むことになりましたが、スタンフォード式の勝ちですね。

読みやすさに差があります。本書が読みにくいということではないのですが、比べてみるとわかります。スタン…

投票(7コメント(0)2018-02-07

ここは、おしまいの地

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ここは、おしまいの地

『夫のちんぽが入らない』のこだまさんによる短編集。この人の書くものは面白い。ある意味『夫のちんぽが入らない』よりもインパクトがありました。プルーフ版なのでここには未掲載の短編がある。あぁ、読みたい。

刊行されているものには、ゴールデンボンバーの歌広場淳さんがこんなコメントを寄せていますが・・・ …

投票(16コメント(0)2018-02-06

心的外傷と回復 〈増補版〉

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心的外傷と回復 〈増補版〉

心的外傷いわゆるトラウマ問題に関するバイブルとされている本。トラウマの症状や治療について十分な知識と冷静な観察をもって書かれたもの。決して平易とは言えない内容にも拘らず、一般にも広く読まれている一冊。

本書は、米国では心的外傷を云々する者がまず読むように勧められる本であり、それは専門家だけでなく、知…

投票(11コメント(0)2018-02-04

原発と闘う―岩佐原発被曝裁判の記録

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原発と闘う―岩佐原発被曝裁判の記録

原子力発電の根源を揺さぶる被曝事故を、全力を挙げて踏み潰そうとする側と、数十万人と言われていた原発被曝労働者の声なき声を背負って、原発社会を問い直すために「岩佐裁判」を支えた人々の対決の記録。

敗戦から百年たった日本を舞台に、海外派兵と原発問題という現在の問題の核心を浮かび上がらせたディストピ…

投票(10コメント(0)2018-02-03

ルーズベルトの死の秘密: 日本が戦った男の死に方

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ルーズベルトの死の秘密: 日本が戦った男の死に方

神経科学の権威とニューヨーク・ポストの副主幹が、FDR(フランクリン・デラノ・ルーズベルト)の死の真因に迫る。病を自覚していたFDRはこの事実を隠蔽するために、いかにしてメディア工作を行っていたのか。

くそ野郎なFDRを描写した本も三冊目。さすがにげっぷが出そうです。今回はFDRの病に焦点を当てている…

投票(10コメント(0)2018-02-02

文庫 ルーズベルトの開戦責任

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文庫 ルーズベルトの開戦責任

ハミルトン・フィッシュ。フランクリン・デラノ・ルーズベルト(FDR)が最も恐れ、最も憎んでいた共和党の重鎮。真珠湾攻撃から三十五年が過ぎ、ルーズベルトの死から三十一年経った一九七六年に上梓されたもの。

ハーバード・フーバー『裏切られた自由』と同類の書です。FDRのくそ野郎っぷりを余すことなく詳らかにし…

投票(11コメント(0)2018-02-01

アクシデント・レポート

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アクシデント・レポート

一九九五年七月二十六日、大阪発東京行き大洋航空420便と東京発沖縄行き大洋航空461便が衝突、両便乗客乗員合わせて六七八人のうち六七二人が死亡。このアクシデントで人生を引っ掻き回された人々のレポート。

六五〇ページ弱、二段組みの大物。先日の大雪で雪かき(日当たりが悪いので後日には氷をかく羽目になった・…

投票(9コメント(0)2018-01-31

暴政:20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン

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暴政:20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン

トランプが大統領選に勝利してから約一週間後の2016年11月16日、ティモシー・スナイダーがFacebookに載せた箇条書きのメッセージを纏めたもの。世界に台頭する暴君に正しく抗うための20のガイド。

トランプが勝利してから、アメリカでは古典的なディストピア小説が次々とベストセラーになる現象が見られた…

投票(9コメント(0)2018-01-30

40代でシフトする働き方の極意

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40代でシフトする働き方の極意

べったべた、こってこてのタイトルですね。普段なら手に取らない本ですが、佐藤優なら別。私、佐藤優信者なので。五十代の峠が見えてきた四十代として読んでおこうと思いました。大切なのは、行動に落とし込むこと。

個人に運、不運があるように、世代にも運、不運がある バブル崩壊後に成人となり、就職氷河期を経験…

投票(10コメント(0)2018-01-29

米中戦争前夜――新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ

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米中戦争前夜――新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ

覇権国と新興国との間に潜む深刻なジレンマを「トゥキディデスの罠」と名付け、両国が(特に覇権国が)どのように処すべきかを説いた一冊。タイトルを見て明らかな通り、覇権国はアメリカ、新興国は中国のことです。

アテネの台頭と、それがスパルタに与えた恐怖が、戦争を不可避にした 紀元前五世紀、当時の覇権国ス…

投票(8コメント(0)2018-01-26
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