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allblue300 さん

本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票

本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。

書評 12ページ目(1820件中 221~240件目)

百円の男 ダイソー矢野博丈

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百円の男 ダイソー矢野博丈

一〇〇円ショップ、百円均一、日本初のユニークな小売り。その生みの親であるザ・ダイソーを率いる矢野博丈の評伝です。面白かったですね。こういうのを読むと「百均ならダイソーに行かないと」と思ってしまいます。

えーい、面倒くさい。全部一〇〇円でいいや こんか適当な(失礼)判断から道が拓けというのだから不…

投票(11コメント(0)2018-03-06

行動経済学の逆襲

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行動経済学の逆襲

行動経済学のパイオニアの一人であるリチャード・セイラーが自身の半生を振り返りながら、異端の学問が権威たちから「棒打ち刑」を受けながらもたくましく逆襲して現在の地位を得るに至った過程を明らかにした一冊。

面白かったです。いずれゆっくり読み返したいと思いました。リチャード・セイラーは、かの有名な「小便器に…

投票(10コメント(0)2018-03-04

代々木上原めおと坂

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代々木上原めおと坂

根上淳&ペギー葉山夫妻による往復書簡、というよりも往復ビンタのめおとエッセイ。根上淳、ペギー葉山、根上淳、ペギー葉山とエッセイのラリーが交わされます。仲が良い夫婦であることが見てとれるエッセイでした。

一九八七年初版となかなかの年代もの。きっかけは門田隆将の『奇跡の歌』です。戦争と望郷とペギー葉山とい…

投票(10コメント(0)2018-03-02

女を観る歌舞伎

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女を観る歌舞伎

読書会で紹介された一冊。歌舞伎の場面のあれやこれやはアレヤコレヤの集大成である。そんな紹介だったと解釈しています。それを知って観るのと観ないのとでは大きな違いがある。これはもう、読むしかないでしょう。

書き手は酒井順子センセイ。男よりも女の方がどうしても好きな私とのっけから暴走気味です。性愛の部分では…

投票(12コメント(0)2018-03-01

プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

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プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

二十一世紀にはサプライチェーンが企業価値の中核をなさなくなった。ネットワークが企業と個人を結び付けて価値交換することを可能にする時代。プラットフォーム・ビジネスのエッセンスが凝縮された一冊。

サプライチェーンを「直接的なビジネス」と表現しているのが面白いと思いました。サプライチェーンの価値の…

投票(6コメント(0)2018-02-27

決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析 第2版 2 (日経BPクラシックス)

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決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析 第2版 2 (日経BPクラシックス)

合理的アクター、組織行動、政府内政治。三つの分析モデルを駆使して、謎に包まれていた米ソ首脳の事件勃発からキューバ危機の回避まで、その政治的な意思決定論を研究した傑作の第二巻。やっぱり疲れました。

本文に対する感想は第一巻と変わらずです。楽しみにしていたのが東京大学と青山学院大学の名誉教授である渡…

投票(8コメント(0)2018-02-25

決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析 第2版 1 (日経BPクラシックス)

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決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析 第2版 1 (日経BPクラシックス)

合理的アクター、組織行動、政府内政治。三つの分析モデルを駆使して、謎に包まれていた米ソ首脳の事件勃発からキューバ危機の回避まで、その政治的な意思決定論を研究した傑作の第一巻。なかなか疲れました。

名前を聞いたことがある程度でした。一九七一年に刊行された(自分はまだ生まれていません)グレアム・アリ…

投票(8コメント(0)2018-02-24

ネバーホーム

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ネバーホーム

男のふりをして南北戦争に参加した女性、実在した人物に焦点を当てて、歴史に迫り、戦争に迫り、帰るべき家(ホーム)とは何かという問題にも触れた物語。抑揚のない、淡々とした筆致が逆に印象に残りました。

現実に、男のふりをして南北戦争に参加した女性は千人にものぼると言われ、様々な記録が残っているようです…

投票(13コメント(0)2018-02-23

ナイルパーチの女子会

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ナイルパーチの女子会

モンスターはどこにでも巣食う。あなたの胸の内にも、もちろん、私の胸の内にも・・・ホラーです。でも、きっと現実にあるんだろうなぁと思います。実際、身近にいるあの人のことが脳裏を過ぎりました。おっかねぇ。

こちらも佐藤優がらみ。四連続で佐藤優がらみの本になりました。こちらは『40代でシフトする働き方の極意…

投票(12コメント(0)2018-02-22

無限論の教室

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無限論の教室

佐藤優『学生を戦地に送るには』で気になった本を読む、の第三弾です。どのような文脈で紹介されていたのかは忘れてしまいましたが、興味を持たせる文脈だったのは間違いありません。それゆえに、、、戸惑いました。

ある大学で最も不人気だった講義。生徒はぼくと女子学生のタカムラさん。講師は四十代半ばたいったところの…

投票(11コメント(2)2018-02-21

「昭和天皇実録」の謎を解く

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「昭和天皇実録」の謎を解く

佐藤優『学生を戦地に送るには』で気になった本を読む、の第二弾です。佐藤優に言われずとも読まねばならない一冊なのですが、気になった時にエントリーしておかないと積ん読山に埋もれてしまうので、手にしました。

本来であれば『昭和天皇実録』そのものを読まねばならないのですが、そこは佐藤優もなかなか難しいでしょう…

投票(13コメント(1)2018-02-20

ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ―ある知的交流

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ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ―ある知的交流

佐藤優『学生を戦地に送るには』で気になった本を読む、の第一弾です。ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ。名前を知っているのはマックス・ヴェーバーくらいでした。ドイツの巨匠たちが交わした知的交流の物語です。

新書で二百ページに満たない本ですが、決して軽くはありません。二十世紀初頭のドイツに生み出された三人の…

投票(7コメント(0)2018-02-19

リベラルアーツの学び方 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

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リベラルアーツの学び方 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

タコツボ型社会でガラパゴス化しないために幅広いジャンルから学びを得る。自然科学、社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション、文学、映画、音楽、漫画、美術と、具体的な作品がてんこ盛り。ヤバい一冊です。

よく聞く言葉ですが、リベラルアーツってそもそも何でしょうか。瀬木比呂志はこのように定義しています。パ…

投票(19コメント(0)2018-02-18

「南京事件」を調査せよ

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「南京事件」を調査せよ

戦後七十年の企画として、日本テレビが二〇一五年十月四日に放送した「南京事件ー兵士たちの遺言」の取材をした著者が、テレビ放送した南京事件の枠組みとは大きく異なるものとして世に放った一冊。

なぜ、この事件は強く否定され続け、闇へ封じ込まれようとするのか。真相を求める人々が多いにもかかわら…

投票(13コメント(5)2018-02-17
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